氏 名

屋敷 信晴

YASHIKI Nobuharu
職 名 准教授
所 属 文学科   東アジア言語文学コース
連絡先 TEL  | FAX 
Email yasiki*kumamoto-u.ac.jp(*を@に変更して送信してください)
サイト等 http://researchmap.jp/read0054296
屋敷 信晴

専門分野・研究分野

中国古典文学(研究は六朝・唐代小説を中心にしていますが、授業では漢詩も含めた古典文学全般を扱います。)

漢文教育

 

研究内容

北宋初めに編纂された類書『太平広記』を主な材料に、唐代小説を中心とした文言小説とそれらが書かれた当時の思想・文化との関わりを研究しています。仙人や神様、妖怪が登場する神怪類の作品を扱うことが多いです。
 

主要な業績等

  • ○「六朝・唐代竜類小説と仏教 ―「倶名国」と「柳毅伝」をめぐって―」
  •     『富永一登先生退休記念論集 中国古典テクストとの対話』研文出版 2015年
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  • ○「『夷堅志』と『太平広記』の距離 ―狐妖婚姻譚の変遷を手がかりに」
  •     『アジア遊学』第181号「南宋の隠れたベストセラー 『夷堅志』の世界」 勉誠出版 2015年
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  • ○「唐代龍類小説に於ける龍王像の変容 ―「龍の信義」と創作性をめぐって―」
  •     『中国中世文学研究』第63・64合併号 2014年
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  • ○「「白雲」と「孤雲」 ―「眼耳双忘身亦失、空中独唱白雲吟」句をめぐって―」
  •     『漱石と世界文学』 思文閣出版 2009年
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  • ○「『太平広記』訳注 ―巻四百十八「龍」部一(上)―」(『太平広記』読書会・主編)
  •     『国語国文学研究』第43号 2008年
       ※2016年10月現在、「巻四百二十一「龍」部四(下)」までの計8本を発表済みです。
        「熊本大学学術リポジトリ」にて閲覧可能です。
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  • ○「唐代伝奇と日本文化 「枕中記」の受容をめぐって」
  •     『アジア遊学』第105号 勉誠出版 2007年
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  • ○「『太平広記』明野竹斎鈔本について ―巻三「漢武帝」を中心に―」
  •     『中国中世文学研究』第49号 2006年
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  • ○「古小説研究とデータベース ―「電子類書」編纂に向けて―」
  •     『中國古典文學研究』第2号 2004年
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  • ○「唐代狐妖譚と道教」
  •     『中国中世文学研究』第42号 2002年
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  • ○「唐代小説と『真誥』」
  •     『日本中国学会報』第53号 2001年
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  • など

社会的貢献・活動等

  • 2005年から、一般の方も含めた有志によって月に2回程度『太平広記』読書会を開催しています。成果は『国語国文学研究』(熊本大学文学部国語国文学会)に連載中です。
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  • またできるだけ毎学期、一般社会人向けの授業開放を行うように心がけています。
     

主要な所属学会

  • ○日本中国学会
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  • ○中国中世文学会
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  • ○東方学会(九州地区委員)
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  • ○九州中国学会
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  • ○日本道教学会
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  • ○中唐文学会

    など
  • 大学院社会文化科学研究科
  • 熊本大学文学部附属永青文庫研究センター
  • 熊本大学文学部附属漱石・八雲教育研究センター
  • 熊本大学文学部附属国際マンガ学教育研究センター

国立大学法人熊本大学 文学部

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