多彩な方法で、
人間・社会・地域を学ぶ
人間のあり方や社会の仕組み、地域の現在について、総合的かつ多角的に学ぶ学科です。『総合』の言葉通り、多彩な研究方法と柔軟な教育体制が用意されているため、
ここで学ぶ学生は、あるときは概念や理論によって、あるときは実験や現象分析によって、またあるときは実地調査や実習によって、人間や社会、地域についての自分の興味と関心を思う存分追求してゆくことができます。
学科内には大きく「人間科学」「社会人間学」「地域科学」の3つのコースが用意されています。
学生はいずれかのコースを選ぶことになりますが、柔軟な教育体制となっているためコースを超えた学びの機会もあります。
多くの選択肢のなかから自分が本当に求めるものを選ぶことができるのが、本学科の魅力といえるでしょう。
求める人物像
- 人間や人間関係への関心と探求心を持ち、人間に関わる問題に実際に取り組んでいきたいと考えている人
- 現代社会のかかえる諸問題や日本及び世界各地の社会や文化に関心を持ち、それらを自分で分析する力をつけたいと考えている人
- 地域社会や地域文化に関心を持ち、それらがかかえる問題に実際に取り組んでいきたいと考えている人
どんなことを学ぶの?
総合人間学科で選べる、3つのコース
取得できる資格・免許
- 学芸員資格
- 中学校教諭の一種免許状(社会)
- 高等学校教諭の一種免許状(公民・地理歴史)
- 公認心理師資格
- 社会調査士資格
資格取得者の声
- 学芸員資格 取得
-
総合人間学科
地域科学コース(民俗学) 2020年卒業原田 信敬さん
博物館に興味があり学芸員の資格を取得しました。現在は、熊本県内の博物館と連携して得た資料や情報を、県民に提供する博物館ネットワークセンターに勤務しています。学芸員養成課程で学んだ博物館や文化財に関する知識は、学芸員以外の業務でもとても役立っています。
学芸員とは、博物館や美術館、資料館、動植物園などに勤務して、資料の収集や保管、展示、調査研究などに携わる専門職で、この職に就くために必要とされる国家資格です。公認心理師とは、心理職の国家資格です。心理学に関する知識及び技術をもって心理的支援や心の健康に関わる業務に従事します。受験資格を得るには、学部での単位修得のほかに、大学院進学または実務経験が必要になります。社会調査士とは、社会調査の基本的な知識と技術を修得していると、一般社団法人社会調査協会が認定した「調査の専門家」のことです。