文学部 歴史学科
歴史資料学コース


2つの教育研究領域(履修モデル)から
過去の歴史を読み解く能力を身につける

日本史学

日本史のほぼ全時代、全分野の研究ができますが、各教員の研究領域に合わせ、特に近世史とその前後に重点を置きます。2年次からの専門教育では本学に架蔵されている永青文庫細川家文書や阿蘇家文書などを駆使し、史料の読解力を育成。3年次の歴史資料学野外実習では古文書の調査から保存・活用方法の策定までを実地で行います。学生が歴史の「読み手」から「書き手」に成長できるような環境を整えています。
履修モデル『日本史学』イメージ画像
履修モデル『日本史学』イメージ画像
  • 歴史資料学野外実習
  • 課題研究
履修モデルカリキュラム例

4年間の学び

調査実習を中心とした実践的な積み上げ型指導で、日本史のプロフェッショナルに必要な知識と技術を身につけて社会に応用する

1年次

これまで習ってきた歴史をさらに深く
学んでいきます

  • 歴史学科 基礎科目スタート
  • コースを選択
  • 履修モデルを決定

2年次

基礎知識の習得。古文書の解読法、
取り扱い法を学びます

3年次

調べ、発表し、討論する力を養う
研究テーマをみつけます

4年次

卒業論文を作成します

考古学

考古学は具体的な「モノ」によって人間の歴史を考える学問です。その方法の基礎は、何と言っても発掘調査にあります。当履修モデルではきちんとした発掘調査のできる考古学のプロフェッショナルの育成を教育目標に掲げています。毎年、熊本県内や九州各地で実習発掘を行い、長い時間をかけて調査・研究を行うことで考古学の基礎理論を学び、古代人の生活復元の方法を習得していきます。
履修モデル『考古学』イメージ画像
履修モデル『考古学』イメージ画像
  • 歴史資料学野外実習
  • 歴史資料学野外実習
履修モデルカリキュラム例

4年間の学び

発掘調査実習を中心とした実践的な積み上げ型指導で、考古学のプロフェッショナルに必要な知識と技術を身につける

1年次

考古学研究と現代社会の関わりについて学び、考えます

  • 歴史学科 基礎科目スタート
  • コースを選択
  • 履修モデルを決定

2年次

考古学基礎知識を習得
発掘調査とは何かを学びます

3年次

自ら調べ、発掘し、報告書を作成
研究テーマをみつけます

4年次

卒業論文を作成します

調査分析より読み解き、考察。そして、本質を正しく理解する。

特集

歴史資料学コース
日本史学を専攻した在学生の声をご紹介します。

標準語と方言の歴史。
なぜ人々は標準語を学んだのか、私が知りたい歴史が見えてくる。

歴史学科
歴史資料学コース 4年

海老原 美優さん

海老原 美優さん画像

標準語は、軍隊や工場など全国各地の人たちが数多く集まる場所での意思疎通を円滑化するために、明治以降、徐々に形成されていきました。
対して方言は奈良時代でも確認されており、
江戸時代には、方言の境と大藩の境が一致するほどに定着していました。
しかし、標準語が登場した明治以降の方言は、その使用が抑制されるようになり、
東北地方や沖縄県では撲滅運動にまで発展しました。
『鹿児島語と普通語』は、鹿児島の方言を標準語と対比させた辞典です。
鹿児島県民が標準語を学ぶ手助けをするために作成されました。
1904(明治37)年に初版が発行されると、1933(昭和8)年に至るまで増補と改訂が繰り返され、標準語を学ぶ人々に利用されました。
近代社会を生きた人々が、標準語を身に付けようという高い関心をもっていたことが分かります。
なぜ人々は『鹿児島語と普通語』を必要とし、標準語を学んだのか。
私が知りたい歴史はここから見えてくると考えています。