2つの教育研究領域(履修モデル)から
文学や文化の多様性と普遍性を追究
比較文学


- 卒業生により制作された『漱石かるた』
- 漱石全集
4年間の学び
多様な文学と文化を知り、それらの共通構造や関わり合いを洗い出し、異文化理解に役立てる
1年次
文学・文化は言語や国境を超え、普遍性があることを学びます
- 文学科 基礎科目スタート
- コースを選択
2年次
2年次から3年次の間、日本語や外国語の文章を的確かつ問題意識をもって読む能力に加え、比較文学、比較文化の基本的な考え方を身につけます
3年次
3年次から4年次の間、世界の多様な文学や文化に触れ、比較の視点から自ら課題を発見し、調べ、発表できるようになります
- 卒業論文指導開始
4年次
4年次では卒業論文のテーマに合わせて、論の進め方や資料調査などについて中間発表会やゼミで教員から指導を受けます
国際文化学


- カルヴァンとベーズ(ジュネーブ)
- 奇跡のメダイユ教会(パリ)
4年間の学び
国際的な視野から
世界の文化、文化接触、文化の変容を学ぶ
1年次
文学・文化は言語や国境を超え、普遍性があることを学びます
- 文学科 基礎科目スタート
- コースを選択
2年次
世界の文化についての知見をもとに、外国語運用能力と異文化理解に実践的に取り組む力を養います
3年次
異文化理解を深めつつ、文化接触、文化の変容についてのテーマを見つけます
- 指導教員の決定
- 卒業論文指導開始
4年次
教員から指導を受けつつ、各自の選んだテーマに従い、卒業論文を作成します
人類にとって
文学とは、文化とはどんなものか学ぶ
特集
多言語文化学コース
国際文化学を専攻した在学生の声をご紹介します。
文学や言語、文化を研究し、
自分の好きなことを突き詰めることが、
異文化理解や社会課題の解決に繋がる。
「文学科」と聞くと、文章を読んだり書いたりが中心で、
就職には役に立たないなどのイメージを持っている方も多いかもしれません。
私は、2021年度新設の多言語文化学コース国際文化学履修モデルで、
ファッションやメイクといった、装いに関する文化を追求していますが、
入学前のそのようなイメージは一変しました。
装いといっても、映画の登場人物の装いを研究対象にするのか、
ファッション誌を研究対象にするのかで全く方向性が変わってきます。
研究方法も、外国語論文を読んでみたり、自分でアンケートを取ってみたりと、
挑戦的な取り組みを行っています。好きな分野を研究対象に選んでいるからこそ、
楽しく主体的に学びを深めていくことができます。
また、単なる調べ学習ではなく、今までの研究にない新しい発見を、
自分自身で見つけていくことに大きな充実感を覚えています。
文学科の研究対象である文学や言語、文化を研究することによって、
異文化理解に努めたり、社会的課題に向き合ったりする機会も増えました。
将来、何になりたいかだけではなく、
どんな人間でありたいかを文学科で一緒に考えてみませんか。