ことばを通して『人間』を研究
本学科は3コース、7教育研究領域からなりますが、全体的に見れば、『人間』というものを、ことばを通して研究する学科といえます。
世界の主要な国々の文学を芸術作品として研究する『文学研究』と、言語としての面から探る『言語研究』があります。
文学作品を研究すれば、それを書いた作家の個人的特色の他、生まれ育った国の国民性や時代も知ることができます。
また、国の境界を超えて、2つあるいはそれ以上の国の文学を比較研究することもできます。 『比較文学』を専門として学ぶことができる日本の大学は、あまり多くありません。 『国際文化学』は、言語・文化圏を越えて文化を学びます。
文学の表現は、私たちに様々なことばの発見と読み方を投げかけます。ことばによって、無限に未知の世界に挑み、知的な楽しみを味わってもらいたいと思います。
求める人物像
- 日本を含むいろいろな国の言語、文学、文化に強い関心を持ち、それらを学ぶことを通して人類の文化や現代社会に対する理解を深めたいと考えている人
- 英語をはじめとする外国語の運用能力と異文化を正しく理解する能力を身につけ、国際的な舞台で活動したいと考えている人
- 言語や文学、文化に対する幅広い知識と的確な分析・表現能力を活かし、教育・研究に従事したい人
どんなことを学ぶの?
文学科で選べる、3つのコース
取得できる資格・免許
- 中学校教諭の一種免許状(国語・英語)
- 高等学校教諭の一種免許状(国語・英語)
資格取得者の声
- 中学校・高等学校教諭一種免許状(国語) 取得
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文学科
東アジア言語文学コース(日本語日本文学) 2017年卒國部 真貴子さん
国語科で扱われている内容をより専門的に学びたいと思い、日本語日本文学を専攻。文学科では、言葉や表現が時代を超えて通じる魅力的な文化になっていることを改めて学びました。国語科教員として、生徒の言葉の力を伸ばし、自己実現の手助けをしたいと考えています。