卒業生たちの声

学部独自のキャリア支援を通じて
ステップアップした学生たちの声をご紹介します。


卒業生の声
就職先は多様な業界・業種に

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株式会社日本旅行 九州法人営業部

文学部で学ぶ「言葉」を扱う力は、
どんな分野の仕事にも役に立つ

大学で学んだフランスをはじめ、海外での仕事に少しでも関わりたいと、旅行会社に就職しました。法人営業では、添乗でフランスへ同行したりと、フランス語を使う機会もありました。現在イベントや自治体事業など、旅行に留まらず多岐にわたる分野に挑戦していますが、どのような仕事においても共通して感じるのが、相手の言葉を理解し伝える力の大切さです。大学で「言葉」やその背景を読み取る力を身につけたことは、今の仕事でも活かされています。文学部で学ぶ「言葉」を扱う力は、皆さんがやりたいと思うどんな分野の仕事でも助けになると思います。

『卒業生の声』画像

文学科
欧米言語文学コース(仏語仏文学) 2017年卒業

船越 美帆さん

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東芝エネルギーシステムズ株式会社
原子力営業第二部 東京電力軽水炉グループ

文学部は就職に不利じゃない。
全てのベースになり得るスキルを習得可能

原子力発電所の設備の設計・製作・工事などの営業をしています。金額はとても大きくダイナミックな仕事ですが、実は非常に緻密で正確な作業が必要です。客観的事実をもとに金額の根拠を丁寧に説明し、お客様に納得いただくためです。そこで、歴史学の基本である「正当性・妥当性のある史料/資料をもとに、論を組み立てていく」スキルが役立ってきます。歴史から原子力へとフィールドは一変しましたが、ここは共通していると実感します。文学部は就職に不利ではありません。全てのベースになり得るスキルを習得可能な場所だと思います。

『卒業生の声』画像

歴史学科
歴史資料学コース(日本史学)2018年卒業

木村 伸也さん


大学院生の声
大学で学んだ専門分野に魅了されて

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英語教育専門職コース2年

日本語にはない英語表現「現在完了形」を、
より明確に理解できるような新たな指導法を研究

私は大学生時代に言語学を学んでいく中で言語教育に興味をもち、大学院では、英語学習者がより明確に現在完了形を理解できるような指導法を考案するための研究をしています。現在完了形は日本語にはない表現であり、なおかつ日本語訳が過去形と同じになるため使い分けが非常に困難であり、習得が難しいと考えられています。教育現場という限られた空間で、文法知識の理解だけでなく、実践の場でも使うことができる現在完了形の習得のため、現在完了形の本質的な理解を促す新たな指導方法を、日々考究しています。英語教育には未だ問題点が多く残っています。だからこそ、まだ見つかっていないことを自分で発見する喜びがあります。

『大学院生の声』画像

社会文化科学教育部
博士前期課程文化学専攻

畑中 詩織さん


留学生の声
広い視野や複眼的な価値観を

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ボルドーモンテーニュ大学(フランス)

日本語ボランティアの活動を通して
たくさんの学生と繋がることができた

コロナ禍での大学生活にやるせなさを感じ、フランスへの留学を決意しました。現地の授業では語学だけでなく文学や歴史も学ぶことができ、フランス全体に対する学識も深まりました。また日本語ボランティアの活動を通して日本好きの学生と繋がることができ、漫画や音楽の話で盛り上がりました。国籍を超えて多くの人と触れ合ったことで、私の誕生日には40人近くが集まって祝ってくれました。今は日本の文学や文化を広めたいという気持ちから出版業界への就職を目指しています。

『留学生の声』画像

文学科
欧米言語文学コース4年

梅崎 さくらさん

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杭州師範大学(中国)

自分の視野が一層広がった

熊本大学への留学は、自分の視野が広がり、とても有意義な体験となっています。親元を離れて一人暮らしを経験したことで、日常生活でも多くの学びがあります。日々の授業では様々な記事や興味深い文学作品などを読んだり、日本人の友達と交流したりすることで、日本語能力がより向上していることを実感します。また、国際交流会館に住んでいる各国の留学生との交流を通じて、それぞれの社会文化の違いを知り、世界の見方も多様化し、自分の視野も一層広がりました。

『留学生の声』画像

学部特別聴講生
馬 柯テイ(バ カテイ)さん