文学部 歴史学科
世界システム史学コース


3つの教育研究領域(履修モデル)から
グローバルな視点で歴史を学ぶ

アジア史学

中国を中心とする東アジアを主な対象としています。日本社会ができ上がるうえで、中国文化は大変大きな役割を果たしました。同時に、地理的には近くても、日本と中国は人類史学的に見て、対照的な社会を発展させました。国際化の21世紀にますます注目が集まる東アジアの歴史を追究することで、人間社会の発展の仕組み全体に光を当てていきます。
履修モデル『アジア史学』イメージ画像
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  • アジア史学授業風景
  • 世界システム史購読
履修モデルカリキュラム例

4年間の学び

中国を中心とするアジアの歴史を学ぶことを通じて、現代日本の政治・社会を比較史的観点から考察する力を身につける

1年次

現代日本で養われた自分たちの価値観を相対化する視座を身につけます

  • 歴史学科 基礎科目スタート
  • コースを選択
  • 履修モデルを決定

2年次

先達がいかなる史料からどのような議論を展開してきたのか、調べ、考え、批判する力を養います

3年次

基本的力量をさらに充実させ、
各自の研究テーマをみつけます

4年次

蓄えてきた力量を最大限に活かし、
みつけた研究テーマで卒業論文を作成します

西洋史学

現代社会において先進モデルとされることが多い欧米社会の内実や歴史について学びます。西欧を絶対ではなくあくまで一つの地域として考え、その歴史を裏も表も含めて理解しようと努めています。ヨーロッパ史ならびにアメリカ史を研究教育の軸とし、学生はこれらを手掛かりに卒業論文のテーマを探すことになります。
履修モデル『西洋史学』イメージ画像
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  • 西洋史学授業風景
  • 海外研修旅行
履修モデルカリキュラム例

4年間の学び

欧米言語の研究書購読に基礎をおく指導を通じて欧米の歴史や文化についての理解を深め、国際的視野から世界や日本を見つめ直す

1年次

高校までの暗記型の世界史から、考える世界史への転換を図ります

  • 歴史学科 基礎科目スタート
  • コースを選択
  • 履修モデルを決定

2年次

ヨーロッパ・アメリカ史の基礎知識を修得します

3年次

調べ、発表し、討論する力を養い、
各自の研究テーマに取り組みます

4年次

演習や西洋史研究の最先端を学ぶ講義を履修しながら、卒業論文を作成します

文化史学

第一に、高校までに習ったことのない「もう一つの歴史」、思想史を学びます。とりわけ「近代」を生きた人物の思想が研究対象です。第二に、日本とヨーロッパを中心として、「文明」「進歩」「自由」など近代を支えてきた思想を手掛かりに近代の意味を考え、相対化していきます。第三に、マイノリティ問題やジェンダー、デモクラシー論など現代的課題も積極的に取り上げます。
履修モデル『文化史学』イメージ画像
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  • 課題研究
  • 文化史研究室・課題研究報告書
履修モデルカリキュラム例

4年間の学び

近代世界形成期におけるヨーロッパと日本の社会思想史に対する理解を深め、柔軟な思考態度と国際的視野を身につける

1年次

高校までの暗記型の文化史学習から、考える文化史研究への転換を図ります

  • 歴史学科 基礎科目スタート
  • コースを選択
  • 履修モデルを決定

2年次

ヨーロッパと日本の近代思想について読み、話し、書くための基本的力量を養います

3年次

基本的力量をさらに充実させ、
各自の研究テーマをみつけます

4年次

蓄えてきた力量を最大限に活かし、
みつけた研究テーマで卒業論文を作成します

柔軟な思考態度と国際的な視野をもって、自らの考えを発信!