鹿嶋洋

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教員紹介
鹿嶋洋

氏　名	鹿嶋洋 KASHIMA Hiroshi
職　名	教授
所　属	総合人間学科　地域科学コース
連絡先	TEL　　\|　FAX　 Email　ｋａｓｈｉｍａ＊ｋｕｍａｍｏｔｏ－ｕ．ａｃ．ｊｐ（半角にしてください）（*を@に変更して送信してください）
サイト等	https://researchmap.jp/kashimah/

専門分野・研究分野

人文地理学（とくに経済地理学・産業地理学），産業地域論

研究内容

　産業活動（特に製造業）がどのような場所に立地するか，いかなる地域的関係を構築するか，地域にどのような影響を及ぼすか，などに関心を持っています。

　学部・大学院時代には、工業地理学的な実態調査に基づいた実証的研究に取り組み、博士論文では製造業大企業をめぐる企業間連関を地域的に分析することを通して日本の工業地域構造の解明を試みました（なぜこのような研究をすることになったのかは、『地域調査ことはじめ』（共著，ナカニシヤ出版）に書いていますので、興味がある方はご覧ください）。その後三重大学在職時には、地域経済論担当だったこともあり、地域産業振興政策や地域計画に関する政策論的研究も手がけるようになりました。2009年に熊本大学に移ってからは、再び工業地理学的な研究を中心にしています。

　現在は熊本地震による製造業企業の被害状況と復旧・復興の取り組み，企業のイノベーション活動の地域的展開などについて研究を進めています。

主要な業績等

【著書】	鹿嶋　洋 2016．『産業地域の形成・再編と大企業－日本電気機械工業の立地変動と産業集積－』原書房．鹿嶋　洋 2017．ポストバブル期における日本電気機械工業の地域的変動．伊東維年編『グローカル時代の地域研究—理論・現状分析・政策—』298-313．日本経済評論社．鹿嶋　洋 2015．熊本県工業の地域的性格．山中進・鈴木康夫編『熊本の地域研究』137-155．成文堂．鹿嶋　洋 2010．工業のグローバル化と大企業の立地．経済地理学会編『経済地理学の成果と課題(第Ⅶ集)』73-81．日本経済評論社．鹿嶋　洋 2007．グローバル化と日本の工業地域．矢ヶ崎典隆・加賀美雅弘・古田悦造編著『地誌学概論（地理学基礎シリーズ３）』42-47．朝倉書店．鹿嶋　洋 2007．工業の地域調査――大手メーカーの取引関係を知る――．梶田真・仁平尊明・加藤政洋編『地域調査ことはじめ－あるく・みる・かく－』34-45．ナヤニシヤ出版．鹿嶋　洋 2003．わが国地方圏の機械工業地域に関する地理学的研究の動向．高橋伸夫編『21世紀の人文地理学展望』207-225．古今書院．鹿嶋　洋 2003．中部地域のＩＣ産業の展開．伊東維年編『日本のＩＣ産業―シリコン列島の変容―』101-121．ミネルヴァ書房．鹿嶋　洋 2002．工業の国際化と工業地域の変化――三重県四日市市を中心に――．小林浩二編『21世紀の地域問題――都市化・国際化・高齢化と地域社会の変化――』91-124．二宮書店．（その他省略）
【論文】	鹿嶋　洋 2015．大分県における半導体産業集積地域の形成過程と企業間連関の空間構造．地理空間 8(2): 239-266．鹿嶋　洋 2014．分工場経済地域における主力工場の閉鎖と労働者の流動―鹿児島県出水市の事例―．熊本大学文学部論叢105：1-23． Matsuhashi, K., Mizuno, M., Kashima, H. and Oda, H. 2013. A review of geographical studies on manufacturing industries in Japan. Geographical Review of Japan Series B 86(1): 82-91. 鹿嶋　洋 2013．新興工業都市における工業労働力の流入と居住特性――三重県亀山市の事例――．福島大学商学論集81(4)：131-147．河上　哲・山田恵里・鹿嶋　洋 2011．三重県における地域成長構造の計量分析―シフトシェア回帰アプローチ―．経済地理学年報 57: 126-149．鹿嶋　洋 2010．三重県亀山市における液晶企業の誘致と都市の変容．熊本地理21: 11-23．鹿嶋　洋 2006．水産都市・三重県尾鷲市における就業構造の特性――水産業雇用の地域的機能を中心に――．法経論叢（三重大学社会科学学会） 24(1): 13-40．鹿嶋　洋 2004．四日市地域における石油化学コンビナートの再編と地域産業政策．経済地理学年報 50: 310-324．鹿嶋　洋 2003．わが国地方圏の機械工業地域に関する地理学的研究の動向．法経論叢（三重大学社会科学学会） 20(2): 1-26．鹿嶋　洋 2002．中部地域におけるＩＣ産業の立地展開――ＩＣメーカーとＩＣ関連企業に注目して――．熊本学園大学経済論集 8(1･2): 105-122．宋　軼寅・鹿嶋　洋 2002．三重県企業の海外立地パターンと立地選定．法経論叢（三重大学社会科学学会） 19(2): 103-130． Kashima, H. 1999. The spatial structure of interfirm linkages in the Japanese electronics industry: the production system of a large manufacturing firm and its regional implications. （日本の電気機械工業における企業間連関の空間構造――大規模製造業企業の生産体制とその地域的含意――）Doctoral Dissertation, Doctral Program in Geoscience, University of Tsukuba. 鹿嶋　洋 1998．大分県国東半島地域における工業立地の進展と労働力構造．法経論叢（三重大学社会科学学会） 15(2): 19-41．須山　聡・鹿嶋　洋・川瀬正樹・河野敏弘・平井　誠・高橋伸夫 1996．結城紬産地の地域的性格．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 18: 1-22．鹿嶋　洋 1995．京浜地域外縁部における大手電機メーカーの連関構造――Ｔ社青梅工場の外注利用を事例として――．地理学評論 68A: 423-446．鹿嶋　洋 1995．諏訪地方におけるプリント配線板製造業の発展．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 17: 121-132．高橋伸夫・橋本雄一・鹿嶋　洋 1994．茨城県における地方財政の空間構造．地理学評論 67A: 289-310．鹿嶋　洋 1993．新発田市における既製服縫製業の展開．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 15: 123-132．（その他省略）

【著書】

鹿嶋　洋 2016．『産業地域の形成・再編と大企業－日本電気機械工業の立地変動と産業集積－』原書房．
鹿嶋　洋 2017．ポストバブル期における日本電気機械工業の地域的変動．伊東維年編『グローカル時代の地域研究—理論・現状分析・政策—』298-313．日本経済評論社．
鹿嶋　洋 2015．熊本県工業の地域的性格．山中進・鈴木康夫編『熊本の地域研究』137-155．成文堂．
鹿嶋　洋 2010．工業のグローバル化と大企業の立地．経済地理学会編『経済地理学の成果と課題(第Ⅶ集)』73-81．日本経済評論社．
鹿嶋　洋 2007．グローバル化と日本の工業地域．矢ヶ崎典隆・加賀美雅弘・古田悦造編著『地誌学概論（地理学基礎シリーズ３）』42-47．朝倉書店．
鹿嶋　洋 2007．工業の地域調査――大手メーカーの取引関係を知る――．梶田真・仁平尊明・加藤政洋編『地域調査ことはじめ－あるく・みる・かく－』34-45．ナヤニシヤ出版．
鹿嶋　洋 2003．わが国地方圏の機械工業地域に関する地理学的研究の動向．高橋伸夫編『21世紀の人文地理学展望』207-225．古今書院．
鹿嶋　洋 2003．中部地域のＩＣ産業の展開．伊東維年編『日本のＩＣ産業―シリコン列島の変容―』101-121．ミネルヴァ書房．
鹿嶋　洋 2002．工業の国際化と工業地域の変化――三重県四日市市を中心に――．小林浩二編『21世紀の地域問題――都市化・国際化・高齢化と地域社会の変化――』91-124．二宮書店．
（その他省略）

【論文】

鹿嶋　洋 2015．大分県における半導体産業集積地域の形成過程と企業間連関の空間構造．地理空間 8(2): 239-266．
鹿嶋　洋 2014．分工場経済地域における主力工場の閉鎖と労働者の流動―鹿児島県出水市の事例―．熊本大学文学部論叢105：1-23．
Matsuhashi, K., Mizuno, M., Kashima, H. and Oda, H. 2013. A review of geographical studies on manufacturing industries in Japan. Geographical Review of Japan Series B 86(1): 82-91.
鹿嶋　洋 2013．新興工業都市における工業労働力の流入と居住特性――三重県亀山市の事例――．福島大学商学論集81(4)：131-147．
河上　哲・山田恵里・鹿嶋　洋 2011．三重県における地域成長構造の計量分析―シフトシェア回帰アプローチ―．経済地理学年報 57: 126-149．
鹿嶋　洋 2010．三重県亀山市における液晶企業の誘致と都市の変容．熊本地理21: 11-23．
鹿嶋　洋 2006．水産都市・三重県尾鷲市における就業構造の特性――水産業雇用の地域的機能を中心に――．法経論叢（三重大学社会科学学会） 24(1): 13-40．
鹿嶋　洋 2004．四日市地域における石油化学コンビナートの再編と地域産業政策．経済地理学年報 50: 310-324．
鹿嶋　洋 2003．わが国地方圏の機械工業地域に関する地理学的研究の動向．法経論叢（三重大学社会科学学会） 20(2): 1-26．
鹿嶋　洋 2002．中部地域におけるＩＣ産業の立地展開――ＩＣメーカーとＩＣ関連企業に注目して――．熊本学園大学経済論集 8(1･2): 105-122．
宋　軼寅・鹿嶋　洋 2002．三重県企業の海外立地パターンと立地選定．法経論叢（三重大学社会科学学会） 19(2): 103-130．
Kashima, H. 1999. The spatial structure of interfirm linkages in the Japanese electronics industry: the production system of a large manufacturing firm and its regional implications. （日本の電気機械工業における企業間連関の空間構造――大規模製造業企業の生産体制とその地域的含意――）Doctoral Dissertation, Doctral Program in Geoscience, University of Tsukuba.
鹿嶋　洋 1998．大分県国東半島地域における工業立地の進展と労働力構造．法経論叢（三重大学社会科学学会） 15(2): 19-41．
須山　聡・鹿嶋　洋・川瀬正樹・河野敏弘・平井　誠・高橋伸夫 1996．結城紬産地の地域的性格．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 18: 1-22．
鹿嶋　洋 1995．京浜地域外縁部における大手電機メーカーの連関構造――Ｔ社青梅工場の外注利用を事例として――．地理学評論 68A: 423-446．
鹿嶋　洋 1995．諏訪地方におけるプリント配線板製造業の発展．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 17: 121-132．
高橋伸夫・橋本雄一・鹿嶋　洋 1994．茨城県における地方財政の空間構造．地理学評論 67A: 289-310．
鹿嶋　洋 1993．新発田市における既製服縫製業の展開．地域調査報告（筑波大学地球科学系） 15: 123-132．
（その他省略）

略歴

1968年大分県生まれ．筑波大学第一学群自然学類卒業，同大学院博士課程地球科学研究科地理学・水文学専攻単位取得退学．三重大学人文学部講師・助教授・教授を経て，2009年熊本大学文学部教授．博士（理学）．専門地域調査士．

社会的貢献・活動等

現職：熊本県国土利用計画審議会　委員

主要な所属学会

日本地理学会（代議員：2018年度～，地理学評論編集専門委員会委員：2018年度～，E-journal GEO編集専門委員会委員：2014～17年度），経済地理学会（評議員：2008～09，14年度～，中部支部代表幹事：2008～09年度，編集委員会委員：2002～07年度，中部支部幹事：2002～07年度，西南支部幹事2010年度～），人文地理学会，東京地学協会，地理空間学会，熊本地理学会，中部都市学会（監査2003～2004年度）