氏 名

シンジルト

職 名 教授
所 属 総合人間学科   社会人間学コース
連絡先 TEL 096-342-2470 | FAX  
Email 
サイト等 http://let.kuma-u.jp/ihs/soc/anthropology2016/shinjilt/

専門分野・研究分野

社会人類学、内陸アジア研究

研究内容

1]チベット高原における民族集団間関係(民族理論、文化変化、集団意識、社会的リアリティー)
2]中国西部における環境政策と国民統合(生物多様性、文化的均質性、社会ダーウィニズム)
3]仏教系牧畜地域における自然認識の動態(不殺生、個人経験、動物観、幸運)
4]内陸アジアにおける屠畜規範の変動(社会規範、死生観、動物福祉、法)
5]内陸アジアにおける近代化(社会主義、ナショナリズム、社会範疇、オーラル・ヒストリー)

主要な業績等


【単著】
1]2003 『民族の語りの文法 ―中国青海省モンゴル族の日常・紛争・教育』風響社、全356頁

【共編著】
2] 2005 『中国の環境政策「生態移民」―緑の大地、内モンゴルの砂漠化を防げるか?』小長谷有紀、シンジルト、中尾正義編、昭和堂(シンジルト「中国の西部辺境と『生態移民』」1-32;シンジルト「『生態移民』における住民の自然認識 ―甘粛省粛南ヨゴル族自治県A村の事例から」246-269)
3]2005 『中国環境政策報告 ―生態移民』新吉楽図 主編、内蒙古大学出版社(新吉楽図「中国西部環境与"生態移民"」1-22;新吉楽図「"生態移民"中居民的自然認識 ―甘粛省粛南裕固族自治県A村事例」168-183)
4] 2010  Ecological Migration: Environmental Policy in China. MASAYOSHI NAKAWO, YUKI KONAGAYA & SHINJILT(eds.)Peter Lang.(SHINJILT 'Remoteregions of western China and "ecological migration"'11-39;SHINJILT'Villagers' perception of nature in relation to "ecological migration":A casestudies of "A" village, Sunan YogorAuto nomous County, Gansu Province'223-240)
5] 2013 『アジアの人類学』(シリーズ来たるべき人類学4)片岡樹、シンジルト、山田仁史編、春風社(片岡樹、シンジルト、山田仁史「アジアを疑いつつアジアを理解するために」i-x; シンジルト「牧畜にみるアジア ―生業・思考・国家」73-106)
6] 2016 『動物殺しの民族誌』シンジルト、奥野 克巳編、昭和堂(シンジルト「肉と命をつなぐために」1-12;「優しさと美味しさ ―オイラト社会における屠畜の民族誌」327-360)
7] 2017 『新版 文化人類学のレッスン―フィールドからの出発』梅屋 潔、シンジルト編、学陽書房(シンジルト「民族と国家 ―集団意識はどのように生まれるのか」161-184)

【分担執筆】
8] 2005 『文化人類学のレッスン ―フィールドからの出発』奥野克巳、花渕馨也共編、学陽書房(シンジルト「民族と国家 ―集団意識はどのように生まれるのか」25-49)
9] 2007 『中国辺境地域の50年 ―黒河流域の人びとから見た現代史』中尾正義、フフバートル、小長谷有紀編、東方書店(シンジルト「黒河中流域住民の自然認識の動態」105-126)
10]  2007  The Mongolia-Tibet Interface: Opening New Research Terrains inInnerAsia.HildegardDiembergerandUradynE.Bulag(eds.)Leiden:Brill.(SHINJILT 'Pasture fights, mediation and ethnic narrations:aspects of the ethnic relationship between the Mongols and Tibetans in Qinghai and Gansu' 337-361)
11] 2010 『中国における社会主義的近代化 ―宗教・消費・エスニシティ』小長谷有紀、川口幸大、長沼さやか編、勉誠出版(シンジルト「オラーンムチル現象にみる内モンゴル・インパクト」185-217)
12] 2011 『人と動物、駆け引きの民族誌』奥野克巳編、はる書房(シンジルト「幸運を呼び寄せる ―セテルにみる人畜関係の論理」31-165)
13] 2012 『共在の論理と倫理 ―家族・民・まなざしの人類学』風間計博、中野麻衣子、山口裕子、吉田匡興編、はる書房(シンジルト「伸縮する遠近 ―モンゴル=キルギス人の現在」247-270)
14] 2015『越境者たちのユーラシア(シリーズ・ユーラシア地域大国論、第5巻)』山根聡、長縄宣博編、ミネルヴァ書房(シンジルト「口承史に映る国の輪郭 ―新疆ウールド地域における人・地・病」144-165)
15] 2015『内モンゴルを知るための60章 (エリア・スタディーズ)』ボルジギン ブレンサイン編、明石書店 (シンジルト「赤い小枝 ―内モンゴルが果たす役割」20-25;「青海モンゴル族 ―チベット化・モンゴル化・漢化」29-34)

【論文】
1] 1998 「中国青海省河南モンゴル族自治県におけるモンゴル語教育運動」『一橋論叢』119(2):104-122、一橋大学一橋学会
2] 1999 「文化変容と民族的アイデンティティの変遷 ―中国・青海省河南モンゴル族自治県の事例より」 『地域研究論集』2(2):97-121、国立民族学博物館地域研究企画交流センター
3] 2004 「周辺からみる内モンゴル」『中国21』19:123-150、愛知大学現代中国学会
4] 2004  'The Ethnic Reality in "Homemade Narration",' in Inner Asia Vol.6 No.1: 23-39, UNIVERSITY OF CAMBRIDGE, UK
5] 2004 「モンゴル人と1950年代のチベット『反乱』」『現文研』80:40-54、専修大学現代文化研究会
6] 2011 「牧畜民にとってのよいこと ―セテル実践にみる新疆イリ=モンゴル地域の自然認識の動態― 」『中国21』34:135-162、愛知大学現代中国学会
7] 2012 「家畜の個体性再考 ―河南蒙旗におけるツェタル実践― 」『文化人類学』76(4): 439-462、日本文化人類学会
8] 2016「共生の実際:中国西部における民族間の擬制親族関係」『文化人類学』81(3):466-484、日本文化人類学会


【総説・書評・報告書等】
1] 2004 研究エッセイ、「チベット高原学会の会場外にみるチベット社会の素顔」『アジア研究情報Gateway論集~アジア学の最前線』東京大 学・東洋文化研究所(10月1日掲載)
2]  2004  調査報告書、「黒河上流域の人と自然  ―青海省チレン県・甘粛省粛南県での調査報告『オアシス地域研究会報』4(1):111-130、総合地球環境学研究所・オアシスプロジェクト研究会
3] 2006 翻訳、ウラディン・E・ボラク「『国境にまたがる民』のモダニティとナショナリズム」『東西南北』176-186、和光大学総合文化研究所
4]  2007 研究会コメント、「王建新発表『トルファンの自然、水と農業生産  ―適応の条件とパターンについての発展人類学的考察』に対するコメント」『オアシス地域研究会報』6(1):33-34、総合地球環境学研究所・イリプロジェクト研究会
5] 2007 調査報告書、「イリ地域調査報告」『オアシス地域研究会報』6(1):73-80、総合地球環境学研究所・イリプロジェクト研究会
6] 2008 書評、「王柯著『20世紀中国の国家建設と「民族」』」『中国研究月報』62(3):43-48、中国研究所
7] 2010 調査報告書、『壱岐の民族誌:慣習・歴史・観光』熊本大学文学部総合人間学科社会人間学コース壱岐調査チーム
8] 2013 成果報告書、「与えられた幸せ ―中国西部の有機牧畜業」『持続可能社会の基盤となる共生性の探求』(平成22年度三菱財団人文科学助成研究報告書)14-31、熊本大学大学院社会文化科学研究科
9] 2015 調査報告書、『狩猟の民族誌:熊本南部における生業・社会・文化』熊本大学文学部総合人間学科社会人間学コース狩猟調査チーム
10] 2016 調査報告書、『狩猟の民族誌:南九州における生業・社会・文化』熊本大学文学部シンジルト研究室


 

競争的資金等の研究課題

1] 1998年~1999年  財団法人トヨタ財団・平成10年度研究助成金(助成番号:98-A-190)、「中国における少数民族の民族的アイデンティティの動態 ―「チベット化」問題に直面する中国・青海省・河南モンゴル族自治県の事例を中心に」(研究代表者)
2] 1999年~2001年 文部省・平成11年度~12年度科学研究費補助金(課題番号:07550)、「少数民族としてのモンゴル族の民族意識の動態 ―中国青海省河南蒙古族自治県を中心に」(研究代表者)
3] 2002年~2003年 公益信託澁澤民族学振興基金・大学院生等に対する研究活動助成、「チベット地域におけるマイノリティとしてのモンゴル族の民族意識の動態 ―中国・青海省・河南蒙古族自治県における日常実践、言語復活、土地紛争」(研究代表者)
4] 2002年 財団法人トヨタ財団・2002年度研究成果発表(助成番号:D02-S-004)、「中国における少数民族の民族的アイデンティティの動態 ―「チベット化」問題に直面する中国・青海省・河南モンゴル族自治県の事例を中心に」(研究代表者)
5] 2005年 科学研究費補助金・外国人特別研究員奨励費(課題番号:05F05018)、「中国西部におけるモンゴル族の民族関係 ―テュルク系諸民族との関係を中心に」(研究代表者)
6] 2007年~2010年 科学研究費補助金・基盤研究C(課題番号:19520703)、「新疆モンゴル地域における自然認識の動態に関する文化人類学的研究」(研究代表者)
7] 2008年~2011年 科学研究費補助金・基盤研究B(課題番号:20401048)、「人間と動物の関係をめぐる比較民族誌研究 ―コスモロジーと感覚からの接近」(研究分担者)
8] 2008年~2012年 新学術領域研究(領域番号:1001)、「ユーラシア地域大国の比較研究」(連携研究者)
9] 2010年~2012年 財団法人三菱財団・第39回(平成22年度)人文科学助成金、「持続可能社会構築の基盤となる共生性の探究」(協同研究者)
10] 2012年~2016年 科学研究費補助金・基盤研究A(課題番号:24251019)、「動物殺しの比較民族誌研究」(研究分担者)
11] 2017年~2021年 科学研究費補助金・基盤研究B(海外)(課題番号:17H04538)、「牧畜社会におけるエスニシティとエコロジーの相関」(研究代表者)
12] 2017年~2021年 科学研究費補助金・基盤研究A(一般)(課題番号:17H00949)、「種の人類学的転回:マルチスピーシーズ研究の可能性」(研究分担者)

 

主要な所属学会

日本文化人類学会(2014年度~、評議員)
九州人類学研究会(2013年度~、運営委員)
生態人類学会