REORGANIZATION 改組について
このページの内容は、現時点で計画中のものであり、今後変更になることがあります。
令和8年(2026年)4月から、
文学部が1学科「人文科学科(仮称)」に変わります!
改組の目的
グローバル化が急速に進み、新たな価値の創造への期待が高まる現代にあって、人類社会の持続的発展を実現するため、国立大学の教育と研究はこれまでにない重要な役割を担っています。その際、特に人文社会科学の教育・研究の高度化と人材の育成は、人類の未来のあり方を考究するうえで欠くことのできない国立大学の主要な機能となっています。
このたび、熊本大学文学部は、人文・社会科学諸分野を横断する包括的・総合的な教育・研究を展開し、人文・社会科学の学問を通して、他者と共有、共感しあい、社会や心の豊かさを探求することを目的とし、現行の4学科から1学科への改組を行います。
改組の内容
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1学科・9コース制
現行の4学科(総合人間学科、歴史学科、文学科、コミュニケーション情報学科)を1学科に統合・再編します。これにより、1学部・1学科・9コース制になります。
- これまでコミュニケーション情報学科に含まれていた2つのコースのうちの1つ「コミュニケーション情報学コース」は、令和8年4月設置予定の「共創学環(仮称)」に統合されます。
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入学定員の変更
1学科への改組により、これまで4学科それぞれにあった入学定員が一本化され、入学後に進級先を選ぶことができるようになります。これにより、学生が持つ多様な関心に沿った柔軟な専門分野の選択が可能となります。
- 入試区分(一般選抜(前期日程・後期日程)、学校推薦型選抜Ⅰ、私費外国人留学生選抜)ごとの募集人員や選抜内容(教科・科目、配点等)については、「入学者選抜方法に係る予告について」で公表されています。ご確認ください。
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幅広く学びながら専門分野を選択
入学後の学生の専門分野(コース)への配属は、2年次進級時に行います。学生は1年次の幅広い学修を踏まえたうえで、文学部を構成する全てのコースから配属先を選択することになります。これにより、分野横断的な学びと専門分野の深い学びの両立を実現します。
- 1年次の後学期にコース希望調査を行います。コース分けは学生の希望を尊重して行いますが、特定のコースに希望者が集中した場合は、調整を行う可能性があります。
学科 コース 教育研究領域 人文科学科(仮称) 人間科学コース 哲学 心理学 社会人間学コース 倫理学 社会学 文化人類学 地域科学コース 地域社会学 民俗学 地理学 超域歴史学コース アジア史学 西洋史学 文化史学 歴史資料学コース 日本史学 考古学 東アジア言語文化学コース 日本語日本文学 中国語中国文学 欧米言語文化学コース 英語英米文学 独語独文学 仏語仏文学 多言語文化学コース 比較文学 国際文化学 現代文化資源学コース 現代文化資源学 - 各コースのより詳しい専門領域(21の教育研究領域)については、現行の「学科紹介」もご覧ください。
- 1年次の後学期にコース希望調査を行います。コース分けは学生の希望を尊重して行いますが、特定のコースに希望者が集中した場合は、調整を行う可能性があります。