文学部西洋史研究室

Kumamoto University

三瓶弘喜 | 熊本大学 文学部 (kumamoto-u.ac.jp)
中川順子 | 熊本大学 文学部 (kumamoto-u.ac.jp)
Welcome to "Western history laboratory". Kumamoto university
料理、洋服、お菓子、音楽・・・
身近なものへの問いかけから グローバルな世界の歴史が見えてくる。

歴史学科
世界システム学コース三田村翔悟(18年度卒)

マゼラン一行が世界就航を成し遂げてから、はや500年。
研究室旅行で私は、スペインへと向かった。この旅行で最も美味しかったもの。それはパエリアだ!
コメとスパイスと魚介類の絶妙なマッチが、今でも忘れられない旨さを作り上げていた。
驚いたことに、スペインやイギリス、アメリカなど、日本以外の多くの国でも、コメ料理が楽しまれているようだ。
例えば、アメリカにおけるコメの歴史は、植民地時代まで遡り、アフリカ人奴隷がコメを栽培していた。
彼らが生産するコメの多くは、始めにイギリスへ届けられたことが分かっている。
さて。であれば、当時のイギリスの食卓には、コメ料理が並んでいたのだろうか?
そもそも、コメはどこからアメリカにやって来たのだろうか?
その生産方法と労働環境は?
私たちと馴染み深いコメを紐解くと、そこには無数の歴史が広がっている。
洋服やお菓子、音楽。何でもかまわない。
それらがきっと、あなたを歴史の世界へと、連れ出してくれるはずだ。

こんなこと考えたことありませんか? ・なぜイギリスが最も早く産業革命を起こせたのだろうか…?
・"カリブの海賊"はなぜカリブ海なのだろうか…?
・なぜイギリスの紅茶は甘いのだろうか…?
・イギリスのご飯は美味しくないというが、なぜなのだろうか?
私たちと一緒に解き明かしませんか?

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2020年度バーチャル・オープン・キャンパス用に自主作成した研究室紹介ビデオです!

新着情報

『西洋史研究室年報』第25号(最新号)を刊行しました!1年間の私たち(学部生、院生)の研究成果がまとめられています。各号の目次をクリックすると修士論文や卒業論文の題目を閲覧できます。ご希望の方には配布いたしますので、以下にメールでお問い合わせください。
sampei*gpo.kumamoto-u.ac.jp *を@ に変更して送信してください。

西洋史研究室の1年
ここでは西洋史研究室のイベントを紹介します。(  )内は参加した学生のコメントです。

≪2024年度≫

2月13日・14日 追い出しコンパ

2月13日・14日 卒業論文口頭試問

12月16日 グローバル・キッチン クリスマスヴァージョン 開催(西洋史研究室)

12月1日 第26回九州西洋史学会若手部会
 *当研究室の齋藤大喜さん、辰本圭哉さん、中次祐介さんが他大学の学部生や大学院生に対して卒業論文研究の構想を報告しました。

11月27日・28日 卒業論文中間(構想)発表会

10月28日 オクトバーフェスト
 *世界各地のビールを参加者が準備した料理と一緒に西洋史研究室で楽しみました!

9月2日-9日 西洋史研究室海外研修旅行
 *三瓶先生と学生6名がイタリアを訪問しました!前半はローマ、後半はチームにわかれて、ベネチア、アマルフィイ、ポンペイを訪問しました。
(ずっと憧れてはいたもののなかなか実行する勇気がなかった海外旅行ですが、この機会に研究室のメンバーと一緒に経験できて嬉しく思いました。)
(写真越しでしか見たことのなかったものが目の前にあるこことに感動しました!些細な文化の違いを比較することで日本の文化について改めて考える良い
 機会にもなりました。)

8月31日 西洋史研究室同窓会
 *1999年以前の卒業生にご案内し、「桑原先生と水谷同窓会長を囲む会」を開催し、50名を超える卒業生が集まりました。

8月24日-25日 夏合宿
 *天草の大矢野でBBQや水遊びを楽しみました!

8月6日 オープンキャンパス
 *100名を超える高校生が西洋史研究室を訪問し、学生たちと交流しました!

7月上旬 ポーランドのワルシャワ大学に留学していた山本郁人さんが帰国しました。
(学生は留学に挑戦する最後のチャンスだと思います!1%でも留学したい気持ちがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください!!)

5月20日 グローバル・キッチン開催(西洋史研究室)
 *2年生、3年生合同の授業(三瓶先生担当)内容に関連した地域のメニューをチームにわかれて西洋史研究室で料理し、食事を楽しむイベントです。
 今年のメニュー(一部)は、ガレット、カルボナーラ、ジャークチキン、クラムチャウダーでした。どこの地域?
(普段の生活では作らないような料理を授業で作って食べられるのがすごくいいです。この授業が一番好きです。)

4月19日 西洋史研究室新入生歓迎会
 *新2年生7名と新大学院生1名の歓迎会を開きました!

4月8日 西洋史研究室ガイダンス・新入生歓迎ランチ会
                                                
第25号(2023年度) 目次
はじめに
 中川 順子 1

2023年度博士論文報告

18世紀ニューイングランド漁業が構築した環大西洋交易圏の歴史的意義
 藤井 太郎 2

2023年度修士論文報告

美容文化で働くこと―20世紀前半アメリカにおけるビジネスウーマン─
 最所 七海 6

1391年反ユダヤ暴動をめぐるアラゴン王権とバレンシア都市当局の政治的利害
 三浦 聖斗 10

2023年度卒業論文報告

ミシュランが作った「フランス」―ベルエポック期を中心として―
 磯邉 春佳 14

19世紀パリにおける犬の飼育とブルジョワ文化
 甲斐 健将 16

クロアチア独立国におけるジェノサイドの視覚化とプロパガンダ化
 貝島 琉之介 18

近世ヴェネツィアにおける祝祭文化と都市
 黒田 遼太郎 20

イギリス革命期のイングランドにおける文化戦争
 志村 夏澄 22

近世イギリスにおける女性たちの絆
 西尾 佳奈 24

19・20世紀転換期のグローバル・フロンティア―英米の膨張主義とボーア人移民―
 信川 勇輝 26

19世紀イングランドにおける事実婚
 宮田 真希 28

カイオワ・インディアンの宗教儀礼とキリスト教宣教師による文明化
 森田 真光 30

20世紀アメリカ広告にみる「戦争と女らしさ」
 脇野 鈴花 32

中世後期イングランドにおけるエール・ビール醸造業と女性醸造人
 渡邉 まどか 34

2023年度課題研究報告

ナチ・プロパガンダにおけるラジオ
 岩隈 葉声 36

世界大戦期ドイツの「選別」された戦争障害者
 窪田 俊介 37

ヴァイキングの生活と社会
 齋藤 大喜 38

中世ノルマン・シチリア王国における異文化共存
 佐伯悠 39

「ハーメルンの笛吹き男」伝説の変遷
 辰本 圭哉 40

ナポレオンはいかに英雄となったのか
 豊田 悠月 41

中世ヨーロッパにおける「聖なる王権」
 中次 祐介 42

ナチス・ドイツ期の男性像とその実際
 西村 美結 43

フランス革命期における女性たちの実態
 山口 春陽 44

2023年度授業・ゼミ報告

世界システム史演習D-I(3年生・前期・三瓶弘喜先生担当) 黒人奴隷の漕ぎ手たち
 窪田 俊介 45

世界システム史演習D(3年生・前後期・中川順子先生担当)
 山口 春陽 46

世界システム史特殊講義D-Ⅱ(3年生・後期・三瓶弘喜先生担当) キリスト教社会の再検討、モラル・エコノミー論
 辰本 圭哉 47

世界システム史基礎演習D(2、3年生・通年隔週・三瓶弘喜先生担当)
 岩隈 葉声・西村 美結・釣本七海 48

世界システム史購読D(2年生・前後期・中川順子先生担当) 西洋ジェンダー史と近世イングランドを生きたユダヤ人
 井上 優汰・西 萌花 50

世界システム史特殊講義D-I(集中講義・藤内哲也先生担当) 近世ヴェネツィア社会とユダヤ人
 西尾 佳奈 51

ワルシャワ大学(ポーランド)での留学生活
 山元 郁人 52

留学体験記
 藤井 太郎 54

歴史の勉強は誰のためにするもの?
 三瓶 弘喜 58

2023年度若手部会参加記
 磯邉 春佳・信川 勇輝 60

研究室の一年間 61

編集後記 66
                                                   
第24号(2022年度) 目次
はじめに
 三瓶 弘喜 1

2022年度卒業論文報告

宗教改革期イングランドにおける天使信仰の変遷と実態
 内田 紗耶香 2

ベースボールから見る再建期アメリカの人種分離
 大島 寿永 4

20世紀アメリカにおいて男女交際はどう変化したのか
 小柳 詩菜 6

19・20世紀転換期ニューヨークにおけるレストラン文化の誕生ーミドルクラスを中心に一
 竹田 華音 8

18・19世紀アメリカにおけるクリスマスの文化史一北東部地域を中心として一>
 永野 賢吾 10

18・19世紀アメリカにおける黒人理髪師
 馬場 祥一朗 12

大西洋革命期におけるカリプ海の商業・情報ネットワークースペイン植民地ヌエバ・グラナダ副王領を中心に一
 東島 光佑 14

19世紀~20世紀初頭スコットランドにみる大衆娯楽の多様性ーミュージックホール「プリタニア」の分析を中心に一
 松尾 渉 16

ジャズから見る戦間期フランス社会
 宮寄 綾 18

戦間期イギリスの中産階級とロードハウス
 山口 健太郎 20

2022年度課題研究報告

古代ローマにおける剣闘士競技
 磯邊 春佳 22

近世イングランドにおけるコーヒーハウスとその政治的空間>
 甲斐 健将 23

ユーゴスラヴィア解体の過程と内戦の経過
 貝島 琉之介 24

黄金時代における海賊と女性の関わり
 黒田 遼太郎 25

イギリス革命における「異端」論争一「異端のカタログ」から見る「異端」一
 志村 夏澄 26

自ら男装を選択した女性たち
 西尾 佳奈 27

南アフリカ戦争・連邦結成期から「アパルトヘイト」を探る
 信川 勇輝 28

17世紀から19世紀におけるフランス料理の発展
 宮田 真希 29

戦争と女性像ー第一次世界大戦期イギリスの事象を中心に一
 脇野 鈴花 30

紅茶と女性はいかに結びついたか
 渡邉 まどか 31

2022年度授業・ゼミ報告

世界システム史演習D(3年生・前後期・三瓶弘喜先生担当)  黒人奴隷の生活と商業活動の展開
 貝島 琉之介 32

世界システム史演習D(3年生・前後期・中川順子先生担当)  近世イギリスの「男らしさ」と近代イギリスにおけるユダヤ人の食文化
 志村 夏澄 33

世界システム史特殊講義D-III(3年生・前期・三瓶弘喜先生担当年生・前期・中川順子先生担当)  日本の移民問題・イギリスの自己表象と移民
 甲斐 健将 34

世界システム史基礎演習D(2、3年生・通年隔週・三瓶弘喜先生担当)
 磯逢 春佳・黒田 遼太郎・脇野 鈴花・辰本 圭哉・西村 美結・岩隈 葉声 35

世界システム史購読D(2年生・前後期・中川順子先生担当)  ジェンダー秩序の形成と近世イングランドにおける「男らしさ」
 山口 春陽 37

2022年度若手部会参加記
 永野 賢吾38

アメリカ合衆国(マサチューセッツ州ボストン)における留学体験記
 藤井 太郎39

「学び舎」としての熊大西洋史研究室
 法花津 晃 41

王様は外国人?ー「外」を受容した多様性社会イギリスー
 中川 順子 42

研究室の一年間 44

編集後記 48
                                                      
第23号(2021年度) 目次
はじめに
 三瓶 弘喜 1

2021年度卒業論文報告

近代イングランドにおけるきょうだい関係―遺産相続の観点から―
 江口 藍子 2

古代アテナイにおける外国人女性―前5世紀から4世紀を中心に―
 鬼塚 ももこ 4

アメリカの「美容文化」を作り上げた女性たち―20世紀初頭を中心に―
 最所 七海 6

ヴィクトリア朝の人々は動物といかに関わったか―所有、消費、ジェンダーの視点から―
 田口 亜香理 8

戦後東西ドイツにおける若者文化とジャズ―ドイツにおけるアメリカ文化をめぐる言説を中心に―
 田中 祥太 10

19世紀ポーランド王国におけるユダヤ人の居酒屋経営―キリスト教徒との関係を中心として―
 廣田 拳人 12

中世アラゴン連合王国における王権とユダヤ人―1391年の反ユダヤ暴動を巡って―

 三浦 聖斗 14

仏領セネガルにおける植民地教育―1850年代から1914年までを中心として―
 美淋 光哉 16

18・19世紀フランス領インド洋植民地における奴隷制―3つの革命を生き抜いたある奴隷家族の軌跡―<
 森 香蓮 18

ドイツで食料はどのように政治利用されてきたのか―第一次世界大戦から1960年代までを中心に―
 山吉 健太 20

帝国に抗う商人たち―18世紀イギリス・スペイン戦争期における両国商人のカリブ密貿易―
 若杉 薫樹 22

近世イングランドにおける食の象徴性―誰が、何を、どのように食べたか―
 渡辺 愛梨 24

2021年度課題研究報告

キリスト教徒の異教へのまなざし―近世ヨーロッパのキリスト教における悪魔という存在を中心に―
 内田 紗耶香 26

クリケットと帝国主義―植民地におけるスポーツの役割―
 大島 寿永 27

中世イギリスにおけるジェントリの暮らし
 小柳 詩菜 28

ピザから見るアメリカにおけるイタリア移民
 竹田 華音 29

中世ヨーロッパの旅芸人に対する差別とその背景
 永野 賢吾 30

17世紀前半ヨークシャーの毛織物貿易とその影響
 東島 光佑 31

ギロチンから見えてくるフランス革命―ブルジョワの意識を中心に―
 宮嵜 綾 32

19世紀イギリスにおける煤煙問題―労働者階級はなぜ煤煙対策に参画しなかったのか―
 松尾 渉 33

帝国主義時代におけるフランスの植民地拡張―共和主義と人類学―
 山口 健太郎 34

2021年度授業・ゼミ報告

世界システム史演習D(3年生・前後期・三瓶弘喜先生担当) 18世紀における黒人奴隷の実態
 宮嵜 綾 35

世界システム史演習D(3年生・前後期・中川順子先生担当) 近世以降のイギリスにおける難民流入の背景及びその影響
 永野 賢吾 36

世界システム史特殊講義D(3年生・後期・三瓶弘喜先生担当) 19世紀ニューヨークを豚・市場から見る
 松尾 渉 37

世界システム史基礎演習D(2、3年生・通年隔週・三瓶弘喜先生担当)
 小栁 詩菜・宮田 真希 38

世界システム史購読D(2年生・中川順子先生担当) ジェンダーとマテリアルカルチャー研究の可能性
 信川 勇輝 40

世界システム史特殊講義D(集中講義・山田雅彦先生担当) 中世ヨーロッパ貨幣史
 山口 健太郎 41

2021年度若手部会参加記
 最所 七海 42

アメリカ経済史学会での報告並びに討論に関する要旨
 藤井 太郎 43

主よ、われらを憐れみたまえ―サミュエル・ピープスが記すロンドン・ペスト―
 中川 順子 44

研究室の一年間 48

編集後記 52
                                              
第22号(2020年度) 目次
巻頭言
 中川 順子 1

2020年度修士論文報告

アメリカ独立革命の海事的側面―ニューイングランドのタラ漁を中心として―
 藤井 太郎 2

2020年度卒業論文報告

大西洋を越えたイタリア移民ネットワークー19-20世紀転換期のブエノスアイレスとニューヨークを中心として一
 佐保 明尚 6

オスマン朝から逃げてきた人々は過去をどのように振り返ったのかー19世紀後半アナトリア地方におけるギリシア正教徒とムスリム間の交流の記憶―
 庄崎 太郎 8

植民地アスリートとイギリス帝国―20世紀転換期における文化帝国主義の再検討―
 竹隈 雅人 10

プエルトリコにおけるオリンピックとナショナリズム
 野口 和真 12

2020年度課題研究報告

古代ギリシア社会と女性の実態
 鬼塚 ももこ 14

西ドイツの歴史教育―1950年代から1980年代の教科書を中心に―
 最所 七海 15

ヴィクトリア朝後期における対外国恐怖
 田口 亜香理 16

ナチス政権における青年政策とそれに対する反抗とその意義
 田中 祥太 17

女性はいつからズボンを履く習慣が生まれたのか
 馬場 祥一朗 18

15―18世紀におけるロンドンでのエールハウスの発展とその背景
 廣田 拳人 19

近世フランスにおける清潔観の変遷
 森 香蓮 20

ヴィシー政権期フランスの帝国
 山吉 健太 21

イギリスにおける茶の流行と女性
 渡辺 愛梨 22

2020年度授業・ゼミ報告

世界システム史演習D(3年生・前後期・三瓶弘喜先生担当) 黒人奴隷たちの自由獲得に向けた動きに関して
 田中 祥太 23

世界システム史演習D(3年生・前期・中川順子先生担当) 近世ロンドンのギルドにおけるジェンダーとマテリアルカルチャー
 最所 七海 24

世界システム史演習D(3年生・後期・中川順子先生担当) ビールのイングランド流入と移民の関係
 鬼塚 ももこ 25

世界システム史基礎演習D(2、3年生・通年隔週・三瓶弘喜先生担当)
 馬場 祥一朗・大島 寿永 26

世界システム史講読D(2年生・中川順子先生担当) 近世イングランド社会における家父長制
 永野 賢吾 28

世界システム史特殊講義D(3年生・後期・中川順子先生担当) イギリス移民社会を考える
 渡辺 愛梨 29

楽しむことinコロナ生活
 三瓶 弘喜 30

九州西洋史学会若手部会に参加して
 藤井 太郎 32

研究室の一年間 33

編集後記 36
                                                   
第21号(2019年度) 目次
はじめに―1年間の教育活動をふり返って―
 三瓶 弘喜 1

2019年度修士論文報告

中世ヨーロッパの言説にみるイスラーム観の変遷―シチリア王とムスリム臣民に関する言説を中心に―
 中島 駿介 2

2019年度卒業論文報告

売春婦と呼ばれた女性たちの実態―1885年から1939年のロンドンにおける売春の犯罪化をめぐって―
 穴見 優佳 6

なぜサッカークラプが、ユダヤ系移民のアイデンテイティ形成の場となったのか?―プエノス・アイレスにおけるクラブ・アトレテイコ・アトランタを中心に―
 井上 湧太 8

ゴールドラッシュ期カリフォルニアにおける多文化社会―結婚・人種・ジェンダーをめぐる社会関係を中心に―
 久保 郁乃 10

19・20世紀転換期ニューヨークにおける階級文化とレストラン 久保田 航 12

フランス共和暦による習俗の革命―暦は人々の生活をどう変えたのか―
 小林 日向子 14

なぜ逃亡奴隷はフロリダを目指したのか?―植民地期から南北戦争期にかけてのペンサコーラを舞台として―
 三田村 翔梧 16

植民地期・独立革命期アメリカにおけるファッションの政治文化
 吉田 美空 18

2019年度課題研究報告

中世ヨーロッパ社会における色彩的価値観
 江口 藍子 20

19世紀後半から20世紀初頭のイタリア人移民
 佐保 明尚 21

インド支配から見るイギリス帝国主義
 竹隈 雅人 22

ナチス・ドイツにおける同性愛
 長崎 瑛子 23

第一次大戦期ドイツにおける食糧
 野口 和真 24

1391年のカスティーリャ王国におけるポグロムの発生過程と影響
 三浦 聖斗 25

ルワンダ・ジェノサイドとは何なのか
 美淋 光哉 26

私掠事業に経済的重要性はあったのか
 若杉 薫樹 27

2019年度授業・ゼミ報告

世界システム史演習D (3年生・前後期・三瓶弘喜先生担当) ニューヨークにおける奴隷反乱を読み解く
 若杉 薫樹 28

世界システム史演習D(3年生・前期・中川順子先生担当) 近世ロンドンにおける宗教的少数派の信仰
江口 藍子 29

世界システム史基礎演習D (2、3年生・前期・三瓶弘喜先生)
 長崎 瑛子・渡辺 愛梨 30

世界システム史講読D (2年生・中川順子先生担当) ジェンダー史とマテリアル・カルチャー史との関係性
 馬場 祥一朗 32

世界システム史特殊講義D (集中講義・中谷惣先生担当 中世ヨーロッパ都市史?イタリアを中心として― 藤井 太郎 33

そのCMは・・・
 中川 順子 34

九州西洋史学会・若手部会に参加して
 三田村 翔梧 36

研究室の一年間 37

編集後記 41