しゃべり場

卒業後も食の道へ

皆さんお久しぶりです。

20233月に卒業した水谷はつのです。

近況報告も兼ねて久々にしゃべり場に投稿しようと思います。

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私は昨年4月にフローズン食品専門の卸売会社に就職し、現在営業として勤務しています。

卒業論文では、フードロスに関する文化人類学的な研究を行いましたが、元々食品に関わる企業のみで就職活動を行っていたので、念願叶い食品関連の仕事に携わることになりました。

メインはアイスを小売店様に紹介し、企画書や陳列棚の棚割を作成する仕事で、冷凍食品も扱っています。

業務内容の1つとしてアイス・冷食の新商品を試食することがあることや、食への興味が一層湧いたことが要因となり、体重がどんどん増加しているので常に危機感を持っています....()

アイスは毎週どこかしらのメーカーから新商品が発売されます。商談会では発売前のたくさんの新商品を試食するため、食べきれずに捨てられるアイスもそこそこ生まれています。

そのたびに「もったいない...」という気持ちになり、私に提供された分は必ず食べきろう!と思うのは完全に大学時代の研究やアルバイトでの廃棄の光景が影響しています。あと何年か後にはそんなこと気にならなくなっているかもしれませんが、アイスを食べまくる(もちろん仕事上でです!)私自身の健康状態に不安を覚えます(汗)

 

今はまだ営業の上司の下で勉強中で、今年中の独り立ちを目指しているのですが、アイスも冷食も商品数が多すぎて、どうしたらお得意先様の売上がUPするか考えるのが難しいと感じています。お得意先様は全て九州内の企業なので、九州以外では売れていても九州では売れずに前年の売上を割ってしまったこともありました。

お得意先様の立地や利用客の属性などを考えて棚に入れる商品を決める必要があるので、プライベートで実際に買い物をして品揃えを見ることも、自社が卸していないスーパーやドラッグストアで棚割を見ることも多々あります。こうして私の食に対する好奇心がどんどん旺盛になり、同時に食欲も増し増しになっていきました()

 

もちろん利益率が少しでも上がったりお得意先の売上が前年を超えていると嬉しいです。アイスは気温と天候、冷凍食品は年中行事やお弁当用の需要が上がるタイミングなどに常に左右されるため、予測能力が培われたと思います。食品の中でもフローズンという限定的なカテゴリの面白さは、大学生の時には感じることがありませんでした。これからも沢山質問して学んでいきます。

 

アイスは特に、メディアの影響も大きいです。「マツコの知らない世界」の冬アイス特集がアイスが冬でも売れるようになった1つの要因ということをご存じでしょうか?暖かい部屋で食べるアイス、とても美味しいですよね!

熊本のスーパー、ドラッグストアにももちろん卸しています。皆さんが普段買い物する小売店様のアイスや冷食は、私が勤務する会社が納品しているかもしれません!