しゃべり場

世界の食卓:異文化交流とともに歩んだ6年間

みなさん、こんにちは!修士2年のダウランです。

 

思い返してみれば、前回投稿したのは学部を卒業する頃でした。今回の投稿は、修士課程を卒業する時期と重なりました。熊大で過ごした学生の6年間はあっという間に過ぎってしまったなと実感しています。

 

この6年間の中で、異なる国籍や文化を持つ仲間たちとの出会いは、私の人生に深い影響を与えました。最初の頃は、留学生仲間との交流において言葉や文化の壁に苦しみました。徐々にその壁を打破することで、心の通じあった友情を気づくことができました。

 

そのような壁を打破したのは食事を通じての異文化理解でした。友人たちとの集まりでは、インドのスパイスが効いた料理や、中東のハラルフードなどなど、様々な国の味覚に触れ、食卓がまるで地球の縮図のようでした。これらの食事の共有は、言葉や文化を超えた絆を生み、異なる文化との交流をより豊かものにしてくれました。

 

これらのパーティーでは、言葉や文化の壁を越えて笑顔と笑い声が響き渡りました。誰かが持ってきた料理について語り合い、その国の文化や伝統について学ぶことで、異なるバックグラウンドを持つ友達とより深い交流ができました。

 

食卓を囲みながら、私たちは自分たちの国の料理や習慣について語り、同時に相手の国についても理解を深めていきました。これが、素晴らしい異文化交流の場になり、お互いの違いを尊重し合いながら共に成長する機会となりました。これらの経験は私にとって非常に貴重であり、この6年間で出会った友達は一生忘れることのできない宝物です。

 

 

ダウランしゃべり場1.jpg

カザフスタンの国民食とも呼ばれる「Beshbarmak」(ベシバルマック)

幅広い麺を入れて煮るのが特徴

 

ダウランしゃべり場2.jpg

チュニジアのスイーツ ナッツがたくさん入っていてとても美味しい

 

ダウランしゃべり場3.jpg

みんなで料理を持ち寄ってパーティーしている時の様子

インドのカレーやスイーツ、イランの雑穀やいろんな種類の豆が入った料理、スペインのオムレツ、メキシコのタコス

 

ダウランしゃべり場4.1.jpg

インド南部の本場カレーを初挑戦、思っていたより辛さはなく、とてもうまい!

 

ダウランしゃべり場5.jpg

ウクライナ料理:Borscht(ボルシチ) ビートが入った色鮮やかな野菜スープ 締めにマヨネーズやサワークリームを入れて食べるそうだ

 

 ダウランしゃべり場6.jpg

もちろん、友達にもウイグルの料理をシェアしました。

ウイグルのナンを初めて自分で作ってみました!故郷の家の味がするので、ホームシックになった時にはいつもこれを作っています

 

ダウランしゃべり場7.jpg

そして、ウイグル料理といえばこのPolo(ポロ 地域によってはPlov・プロフとも書くが)

羊の肉と玉ねぎ、にんじんの炊き込みご飯 レーズンなども入れたりしますが、今回は入っていませんでした