しゃべり場

散歩とモザイク

はじめまして。
シンジルトゼミ4年生の柳瀬達也と申します!
絶賛就活なのですがなかなかうまく行かずに宙ぶらりんな日々を送っております。
 
さて、そんな私ですが最近「世界の解像度」というテーマをぼんやり考えております。何かの知識を身に付けると世界が急に違った色で見えたり、今までモザイク状に見えていた場所がくっきり見えだしたり……。傲慢ですが、全知の存在になれば世界がどんなにくっきり見えることか!と思ったりもします。
 
そんなことぼんやり思いながら学校を歩いているときのことでした。
余談ですが……、個人的に熊大は緑が綺麗だと思っていて、桜のシーズンでも紅葉のシーズンでもなく、緑生い茂るシーズンがオススメだと思っています。とりわけこの梅雨時期は雨に濡れた緑にうっとりさせられます。
 
それを赤門から入ると特に実感します。枝葉がトンネルのように広がっていてそれはもう綺麗なんですよねぇ。そんなことを思いながら上を見上げていると、あっ!と意外なことに気が付きました。
 
「広葉樹だけじゃなくて針葉樹が混ざってる!」
 
街路樹って桜とか銀杏とか広葉樹が植えられることが多いと思うのですけれど、熊大の場合は不思議なことに針葉樹も多く植えられているみたいです。それどころか興味深く観察してみると合間を縫うように低木も沢山植えてあることにも気づかされました。
 
……そうして見ると熊大の植生は結構バラエティ豊かだなぁとぼんやり。冒頭に書いた緑のトンネルも低いところから高いところまで緑が覆っているからこそ生まれた空間なのかもしれません。
 
と、何を書いているか分からなくなったところで結びにしたいと思います。今回僕が見えた小さな「世界の解像度」ですが、ここに景観学とか加わればもっとモザイクが晴れていくんだろうなぁとも。……けどそれと同時にモザイクであるからこそ見えるものもあるんではなかろうかともうつらうつら考えております。
 
本当に何を書いているか分からなくなってきたのでここらでお別れにしたいと思います。
それでは。
柳瀬くんしゃべり場画像.jpg
M1の寺本さん、留学生の曽さんと一緒に立ち寄った五校記念館で見つけた落書き。
きっとこれはモザイクの粗さゆえに見つけられた何かだなとひとりほくそ笑んでおります。
 
年別一覧