しゃべり場

My Summer Memories

拝啓

秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私はクーラーの効いた研究室で、卒業論文と格闘したり、就職に向けた勉強をしたりしています。

そんな私の夏休み(8月)の思い出を、皆さまに共有させていただきたいと思います。

最後までご覧いただけますと幸いです。

尚、以下記載している感想はあくまで個人の感想であり、宣伝ではございません。

 

思い出その1:ガラスの器と静物画 @熊本市現代美術館

 

私の趣味の一つに美術館・博物館(以下博物館とまとめます)巡りがあります。

熊本城や熊本博物館、御船恐竜博物館など、熊本県内には私の大好きな博物館がたくさんあるのですが、熊本市現代美術館は、熊本県民が「まち」と呼ぶ上通・下通アーケード街に位置している、アクセスしやすい美術館なので、私の出没頻度は高めです。

そんな現代美術館では、2024/07/13~2024/09/23で、「ガラスの器と静物画-山野アンダーソン陽子と18人の画家-」という会が開催されています。

私はガラスや石といったキラキラしたものが大好きなので、「これは行くしかない!」と、行ってきました。

 

「ガラス作品を本にする」というプロジェクトに関係するガラス作品と絵画が展覧会では展示されていました。(詳細はプレスリリースを参照ください)

ガラスの器(グラス)はキラキラしていて、曲線が美しい。絵画は、グラスが直接的に描かれているものと、線や色で表現しているもの、様々あって面白い。

…、と本当に最高の空間だったのですが、私が1番魅了されたのは、グラスの作る「影」でした。

グラスに吹き付けられた模様が影として現れていて、とても幻想的でした。

1つ1つの照明に、細心の注意が払われているのだろう、と感動しました。

 

皆さまにも写真で共有したい気持ちはやまやまですが、著作権等の兼ね合いで割愛させていただきます。ご了承ください。(プレスリリースに一部作品が載っています。)

ガラス展①.jpg

ガラス展②.jpg

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思い出その2:江津湖花火大会 @花岡山

 

夏の風物詩の一つ、花火大会。

八代花火大会は知名度がある(と信じています)のですが、全国的にはそこまで知られていないであろう江津湖の花火大会も、江津湖に花火が反射して(鏡富士のような感じ)なかなか風流だと思います。

 

ただ、私は人混みがたいへん苦手です。江津湖の花火大会を江津湖で観るには、覚悟が必要です。(満員電車レベルで人が殺到します)

まだ一緒に行く人がいればよかったのですが、1週間前くらいに一緒に行く予定だった人と関係を解消してしまったので、仕方なくぼっち花火観覧という新たなジャンルを開拓してきました。

友だちがいない訳ではないことは強調したいです。

(1週間前だと、一緒に行くメンバーが決まっている方がほとんどですよね、、)

人混みには行きたくないけれど、熊本で過ごす最後の夏だから花火は観たい、という葛藤の末、花岡山という江津湖から6-7kmくらい離れた所から観覧することにしました。

花岡山は夜景スポットとして有名です。

 

花岡山で観覧する人は、思っていたよりは多かったですが、電車で例えれば、2席くらい空席があるかな、という感じでした。(わかりにくくてすみません)

そのため、移動過程でのストレスはほとんどありませんでした。(20分くらいの急斜面の山登りができる、もしくは車が運転できるなら、です。)

江津湖の方で観覧していた友人は、人が多すぎて歩いて帰った(公共交通機関に人が殺到)とのことで、たいへんな人混みだったようです。

 

花火の感想としては、絵画を見ているみたいだな、と思いました。

美しい夜景と花火というコンビネーションで、綺麗だなと思う反面、花火の音がしないため、臨場感はあまりないかなと思いました。

あとは、場所取りが難しいですね。どの方向に打ち上がるかわからないので、皆さん花火が上がりはじめてから席を調整するという感じでした。

臨場感という欠点はありますが、花火はしっかりと見えましたし、夜景は綺麗ですし、何より人混みはなかったので、私としては大満足の花火観覧でした。

人混みは絶対嫌という方や、運動不足を解消したいという方、おすすめの観覧スポットです。

 

花火大会①.jpg

花火大会②.jpg
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花火大会⑤.jpg

 

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

今年で熊本も最後か、と思うとなんだか寂しく感じます。

夏休み後半も、卒業論文と闘いながら、行ってみたい場所には積極的に行きたいと思います。

 

季節の変わり目ですので、皆様体調を崩されませんようご留意ください。

 

敬 具

 2024年9月7日

文化人類学研究室

4年 隈元祐羽