本エントリは、当機関が文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業として受託しております「マンガ刊本アーカイブセンター(MPAC)」についてのお知らせとなります。
*MPAC Manga Publications Archive Center
マンガ刊本(=雑誌・単行本)保存・利活用の相談お受けします
マンガ刊本アーカイブセンターは、マンガ刊本(雑誌・単行本)保存 ・活用に関する相談窓口です。
個人や自治体、出版社等の相談を受け、刊本の収蔵についてアドバイスや関係機関同士のネットワークづくり、刊本保存利活用のノウハウの提供などを行ってまいります。
※本事業は文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業の一環として行われるものです。
※刊本保存・利活用にお悩みの方の相談を受け付けておりますが、あくまで相談窓口であり、刊本のお預かり・保管等を確約するものではありませんので、 予めご了承ください。
*MPACのめざすもの
近年はマンガをオンラインで読むことの需要が高まっていますが、長きにわたり、マンガの「刊本」(=雑誌・単行本)は、作品が公表される最終形態でした。
MPACは、マンガ関連施設・団体・個人等の全国的なネットワークにより、「これまでに出版されたすべてのマンガ刊本(雑誌・単行本)を、少なくとも1冊ずつは後世に残す」ことをめざしています。
*業務内容
刊本相談窓口業務
関連施設ネットワーク化
人材育成プログラム
*全国関連施設のネットワーキング
後世に「少なくとも1冊ずつのマンガ刊本(雑誌・単行本)を残す」という目的のため、全国のマンガ関連施設や専門家(刊本ネットワーク構成メンバーに在籍している研究者や学芸員・司書等)とのネットワークを構築していきます。
【「刊本ネットワーク」の構成メンバー】
・横手市増田まんが美術館 |
・熊本大学文学部附属国際マンガ学教育研究センター ・高知まんがBASE |
*相談窓口 マンガ刊本アーカイブセンター(MPAC)
*相談受付の流れ
(STEP1)相談者による問い合わせフォームの入力、またはMPAC事務局との電話でのお問い合わせで最初の問診票をつくります 。
(STEP2)MPAC事務局がSTEP1の問診票を元に、より具体的なヒアリングを行い、現在の刊本の状態、物量、保管状況、活用の意思等、相談内容を記載したコンタクトシートを作成します。 コンタクトシート内容はこちら
(STEP3)コンタクトシートは、専門家(刊本ネットワーク構成メンバーに在籍している研究者や学芸員・司書等)からなる「MPAC運営協議会」で共有され、場合によっては、各関連施設や専門機関などにもアドバイスをもらいつつ、相談内容や意向に添った解決策を協議します(相談受付から2週間~最大2ヶ月を要します)。
このようなお悩みはありませんか?
コレクター・ご遺族等
自治体・図書館・出版社 |
解決法の紹介 (刊本の保存・寄贈・譲渡・売却・企画展ほか) ☑アーカイブ・利活用に関するノウハウの提供 ほか |
*受付窓口相談受付時間
平日10:00-17:00 TEL 0182-23-6915 FAX 0182-23-6916
※受付時間外や文章でのご相談はお問合わせフォームからお願いいたします。
【お問合せフォーム】マンガ刊本アーカイブセンター(MPAC)お問合わせフォーム
(2025/4/1より、電話・FAXの相談窓口がマンガ原画アーカイブセンターに統合されました)
2025年3月31日まで
〒860-8555 熊本県熊本市中央区黒髪2-40-1
熊本大学文学部附属国際マンガ学教育研究センター内
マンガ刊本アーカイブセンター(MPAC)