当センター宛てに、新刊書のご恵投をいただきましたのでご紹介いたします。
■図書の家・編『文月今日子の世界』(立東舎)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784845639212
【公式紹介】
最新インタビュー2万字&図版300点以上!!「デビュー50周年記念 文月今日子展」開催記念衝撃のデビュー!そしてロマコメの第一人者へ。文月今日子、初の大特集本!
★9/16(土)~11/26(日)に北九州市漫画ミュージアムで開催の「デビュー50周年記念 文月今日子展」の企画にも協力している「図書の家」によるマンガ家・文月今日子のガイドブックです。センター兼務教員の日髙利泰准教授も論考「ロマンス・メイカー 文月今日子の本領」を寄稿しています。
北九州市漫画ミュージアム デビュー50周年記念 文月今日子展
https://www.ktqmm.jp/kikaku_info/84105
■エルド吉水『龍子 RYUKO』1巻(リイド社)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784845861644
【公式紹介】
謎の金印を巡り交錯する、国を超えた父娘の愛憎――。血と硝煙の匂いに満ちた、中東の王国・フルセーヤ。「黒龍会」組長の龍子は黒海へと勢力を拡大する中、幼い頃に亡くした母の死の真相を告げられる。深まる謎は因果の果てに。それぞれの善、それぞれの悪。修羅の舞台は日本・横浜へ――。オール・アナログ・プロセス。血墨飛び散る怒涛の筆致、「エルド吉水」という新表現。フランス、イタリア、ドイツ、イギリス、アメリカ、スペイン、アルゼンチン、台湾、セルビア、コロンビア、メキシコ…デビュー作にして世界各国で次々出版、新時代のハードボイルド・ノワール・アクション。今、満を持して日本凱旋!
★本作はリイド社の「トーチWeb」に隔週水曜に掲載されている『龍子』の1巻です。すでに11か国で単行本が発売されており、満を持しての日本語版発売とのことです。1巻は第六章までの収録で、第七章から最新章は「トーチWeb」で無料公開されています(2023年9月現在)
https://to-ti.in/product/ryuko
マンガ史を詳細に振り返る『文月今日子の世界』、最先端の媒体で公開され世界で販売されている『龍子 RYUKO』、いずれもマンガをとりまく環境の豊かさを示している単行本といえるでしょう。ご恵投ありがとうございました。