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第51回マルチスピーシーズ人類学研究会(オンライン研究会)

【マタギと人類学者:自然と社会の<距離>を考える】 

主催:マルチスピーシーズ人類学研究会

開催日: 2021 年 2 月 14 日(日) 14時〜17時

【趣旨】

 北秋田市阿仁地区(秋田県)は、古くから阿仁マタギたちの狩猟が行われる山里であり、冬季には熊猟も盛んに行われている。また、一年を通じて様々な祭りが行われ、根子番楽をはじめとする芸能も盛んな地域である。このオープンディスカッションでは、打当集落と根子集落に住むマタギと、横手に暮らす絵画作家、そして世界各地の狩猟文化・牧畜文化や芸能・芸術を研究する人類学者たちがオンライン上で一堂に会し、最近生じている人間社会と自然界との<距離>の変化を踏まえて、狩猟と食、生活と思想、芸能・芸術等について意見を交換する。

【プログラム】

第一部 秋田からの発信     14:00~
   秋田県内の狩猟者4名による実践報告 
第二部 人類学者との対話  15:40~
   マタギと人類学者のオープンな意見交換
質疑応答 16:30~17:00
 
●登壇者
鈴木 英雄(打当マタギ・シカリ〔頭領〕)
船橋 陽馬(根子マタギ、フォトグラファー)
佐藤 歩 (根子マタギ、林業)
永沢 碧衣(絵画作家)
川瀬 慈 (人類学者・映像人類学研究/国立民族学博物館)
シンジルト(人類学者・牧畜民研究/熊本大学)
奥野 克巳(人類学者・狩猟民研究/立教大学)
 
●コーディネーター
石倉 敏明(人類学者・芸術・神話研究/秋田公立美術大学)
 
申し込みなどの詳細は以下をご確認ください。