センター長のご挨拶
漱石・八雲、これまでよりも「ちょっと自由に」語り合いませんか。
そういう場に私は、熊本大学文学部附属漱石・八雲教育研究センターをできればなあと考えています。日本文学の専門研究者が深く研究するのは間違いなく大事です。しかし、長く愛されてきた漱石・八雲についていえば、研究者とは名乗らないが一家言もった人たちがたくさんいらっしゃる。そのような方たちにもぜひ参加・協力していただけたらと思っています。
本センターには日本文学の研究者もいますが、その多くは英米文学だったり、独仏文学だったり、比較文学だったり、これまでとは少し違う、漱石・八雲を「グローバル文学」として見直そうとする人たちです。少し視点を変えると面白さが更に増す。それが漱石・八雲だと思います。そんな研究をどんどん発信もしていきたいです。
ホームページ全体を見ていただければわかるように、漱石・八雲について「あれこれ調べる」のを今後も大切にするとともに、幅広い漱石・八雲ファンの居場所の一つとなっていきたいと考えていますので、ご指導・ご支援いただけると幸いに存じます。