センターの活動紹介
熊本大学は「国際的な研究拠点を志向する地域起点型大学」として、地域社会や国際社会と緊密に連携しつつ、高度なレベルで教育・研究・社会貢献に取り組むことを目的に掲げています。こうした取り組みを人文社会科学分野から発展させるための拠点の一つとして、2017年12月に新たな文学部附属センターである「漱石・八雲教育研究センター」は設置されました。
本センターは、熊本大学の前身である第五高等学校(第五高等中学校)ゆかりの夏目漱石及び小泉八雲に関して、その熊本時代のオリジナル資料等の調査研究を含めた総合的な研究を通じて当該資料に立脚した拠点的研究を組織するとともに、その研究成果を出版物刊行及び文化行政機関との連携により市民講座・セミナー・フォーラムを開催して定期的に発信することで地域の文化振興に貢献し、人文社会科学系分野の研究及び文化振興の発展に寄与する人材の育成に資することを目的としています。