アイルランド国立大学ダブリン校からフックス教授とギャラハー教授が本センターを表敬訪問されました

アイルランド

ギャラハー教授(左から2人目)、フックス教授(左から3人目)と本センターのメンバー
ラフカディオ・ハーンの碑・レリーフの前で。ギャラハー教授(左)、本センターの永尾准教授(中央)と濱田教授(右)

2019年2月26日(火)に、アイルランド国立大学ダブリン校(University College Dublin:以下UCD)から、UCD人文学研究所長アンネ・フックス(Anne Fuchs)教授とハーン研究者メアリー・ギャラハー(Mary Gallagher)教授が本センターを表敬訪問されました。

両教授は本センターのメンバーとラフカディオ・ハーン研究における今後の連携に関する意見交換を行い、本格的な共同研究を推進していくことに合意し、ダブリンと熊本の両方の地で国際共同シンポジウムを開催することを検討していくことになりました。さらに、フックス教授からは、自身が所長を務めるUCD人文学研究所で行われている「トランスナショナル化していく人文学」(Transnationalising the Humanities)の研究プロジェクトにも、本センターのハーン研究が有益であるとの意見も頂きました。

初めて日本を訪れたフックス教授とギャラハー教授は、黒髪キャンパス内にあるラフカディオ・ハーンの碑・レリーフ前で記念撮影を行い、小峰墓地にあるハーン遺愛の石仏(鼻かけ地蔵)を見学したり、安政町の小泉八雲熊本旧居を2回も訪れるなどハーンに想いを寄せて過ごしておられました。現在、復旧工事中で熊本大学五高記念館を見学できなかったのは残念だが、またの来熊の楽しみにしたいとのギャラハー教授。これからの連携推進が期待されます。

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