「とりたて」関連研究文献目録(2020年代)

2020.03.31 公開
2023.03.31 データ最終更新

[表紙] / [〜2009年] / [〜2019年] / 2020年 / 2021年 / 2022年 / 2023年


2020年

馮 元 (2020-01)
中国語の列挙助詞から日本語の「など」と「(の)ような」の異同を見る,『筑波日本語研究』24,pp.1-10,筑波大学大学院博士課程人文社会系日本語学研究室.
[本文(つくばリポジトリ)]
宗正 佳啓 (2020-02)
日本語の係り結びの消失から見た修正カートグラフィーの意義,『福岡工業大学研究論集』52(2),pp.85-123,福岡工業大学.
[本文(福岡工業大学機関リポジトリ)]
再録: → 宗正(2020-11)
朴 恩珠 (2020-03)
韓国語の複合動詞に介入して出現する助詞「만」について,『大阪女学院大学紀要』16,pp.79-93,大阪女学院大学.
[本文(大阪女学院学術機関リポジトリ)]
星野 佳之 (2020-03)
岡山方言の副助詞ヤコ(ー)の使用に関する実態調査,『ノートルダム清心女子大学紀要(外国語・外国文学編/文化学編/日本語・日本文学編)』44(1),pp.96-112,ノートルダム清心女子大学.
[本文(ノートルダム清心女子大学学術機関リポジトリ)]
TANAKA, Hideharu(田中 秀治) (2020-03)
A Note on Japanese Mo 'Also': Against the Modifier Hypothesis,『新・阪大英文学会叢書2 英語学の深まり・英語学からの広がり』(南佑亮・本田隆裕・田中英理(編)),pp.168-181,英宝社.
呂 妍 (2020-03)
否定を含む程度修飾節の意味解釈,『早稲田大学大学院文学研究科紀要』65,pp.93-106,早稲田大学大学院文学研究科.
[本文(早稲田大学文学研究科)]
※「くらい」「まで」
呉 慶霞 (2020-03)
比較選択系のとりたて副詞の意味用法:「むしろ」を中心に,『早稲田大学大学院文学研究科紀要』65,pp.107-127,早稲田大学大学院文学研究科.
[本文(早稲田大学文学研究科)]
池間 里代子 (2020-03)
『紅楼夢』にみえるとりたて表現:(1)副詞「才」について,『東京紅学レポート』10,pp.1-6,日中文学文化研究学会紅楼夢研究会.
藪崎 淳子 (2020-03)
「極限」とは,『追手門学院大学国際教養学部紀要』13,pp.29-43,追手門学院大学国際教養学部.
[本文(追手門学院大学機関リポジトリ)]
※「さえ」「まで」
加藤 重広 (2020-03)
日本語副助詞と世界知識,『語用論研究』21,pp.19-37,日本語用論学会/開拓社.
[本文(日本語用論学会)]
髙谷 由貴 (2020-03)
現代日本語文学作品に見られる引用辞トテの用法,『東亜大学紀要』30,pp.15-25,東亜大学.
[本文(山口県大学共同リポジトリ)]
野田 尚史 (2020-03)
主題・とりたて表現とモダリティの呼応:日本語とスペイン語の対照研究,『データに基づく日本語のモダリティ研究』(田窪行則・野田尚史(編)),pp.179-197,くろしお出版.
山田 久就 (2020-03)
アバール語の「〜ぐらい」などを表す-ʕanについて,『人文研究』138/139,pp.93-107,小樽商科大学.
[本文(小樽商科大学学術成果コレクション)]
星野 佳之 (2020-03)
現代語の副助詞デモの各用法について:いわゆる「譲歩」「極端」と「例示」の関係について,『論究日本近代語 第1集』(日本近代語研究会(編)),pp.375-389,勉誠出版.
山森 良枝 (2020-03)
「Pかもしれない」における「も」「か」と前提の投射について,『統語構造と語彙の多角的研究:岸本秀樹教授還暦記念論文集』(于一楽・江口清子・木戸康人・眞野美穂(編)),pp.161-176,開拓社.
東寺 祐亮 (2020-03)
VバVダケの解釈と制限,『東アジア日本語教育・日本文化研究』23,pp.145-158,東アジア日本語教育・日本文化研究学会.
狩俣 繁久 (2020-03)
沖縄語那覇方言の焦点助詞と情報構造,『南島文化』42,pp.103-112,沖縄国際大学南島文化研究所.
[本文(沖縄国際大学学術成果リポジトリ)]
森田 耕司 (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]ポーランド語における情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.131-136,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
奥 真裕 (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]トルコ語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.189-194,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
上田 広美 (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]言語データ「情報標示の諸要素」:クメール語,『語学研究所論集』24,pp.247-251,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
チン ガイ リャン (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]現代ビルマ語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.317-324,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
鈴木 玲子 (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]ラオ語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.393-400,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
ファム・ティ・タイン・タオ (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]ベトナム語における情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.503-511,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
ウィッタヤーパンヤーノン(齋藤) スニサー (2020-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]タイ語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』24,pp.563-574,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
泉 大輔 (2020-03)
「X程度」の構造と意味・用法に関する考察,『東京外国語大学国際日本学研究』0,pp.150-161,東京外国語大学大学院国際日本学研究院.
[本文(東京外国語大学学術成果コレクション)]
片岡 恋惟・大野 公裕 (2020-04)
不定代名詞束縛ととりたて詞「も」の分析,『国際広報メディア・観光学ジャーナル』30,pp.61-72,北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院.
[本文(北海道大学学術成果コレクション)]
権 城 (2020-06)
韓国人日本語学習者のための類義語対照研究:「など」「なんか」「なんて」を対象に,『日本語文學』85,pp.3-21,韓國日本語文學會.
張 北林 (2020-08)
ニュースタイトルにおける逆接表現:「モ」を中心に,『研究会報告』46,pp.21-30,日本語文法研究会.
崔 小萍 (2020-08)
とりたて助詞「でも」の反復構文の特徴,『研究会報告』46,pp.41-50,日本語文法研究会.
中條 敦仁 (2020-09)
『国語科教材研究の起点:素材と向き合うことの意義と視点』,ナカニシヤ出版.
※3.5「「強意」の語句に注目した心情変化の読み取り:『伊勢物語』「東下り」の段について」
再録: ← 中條(2014-06)
杉崎 鉱司 (2020-09)
幼児日本語における作用域の反再構築化現象,『日本語研究から生成文法理論へ』(斎藤衛・高橋大厚・瀧田健介・髙橋真彦・村杉恵子(編)),pp.110-126,開拓社.
※「だけ」
船越 健志 (2020-09)
とりたて詞の分布とその省略への帰結,『日本語研究から生成文法理論へ』(斎藤衛・高橋大厚・瀧田健介・髙橋真彦・村杉恵子(編)),pp.197-211,開拓社.
権 城 (2020-09)
韓国人日本語学習者のための類義語対照研究:「など」「なんか」「なんて」と韓国語形式を中心に,『日本語文學』86,pp.81-98,韓國日本語文學會.
宮地 朝子 (2020-09)
副助詞類の史的展開をどうみるか:これからの文法史研究,『日本語文法』20(2),pp.57-73,日本語文法学会/くろしお出版.
沼田 善子 (2020-11)
〔第6章〕とりたて詞,『日本語ライブラリー 現代語文法概説』(井島正博(編)),pp.66-76,朝倉書店.
孫 宇雷 (2020-11)
中国語の副詞“也”の主観化についての研究:日本語の「モ」との対照を兼ねて,『日本語と中国語の副詞』(日中対照言語学会(編)),pp.195-211,白帝社.
宗正 佳啓 (2020-11)
『普遍文法と言語差異』,開拓社.
※第8章「係り結びの消失」
再録: ← 宗正(2020-02)
近藤 要司 (2020-11)
述部内部の係り結び:連体形ニアリに係助詞が介入する場合,『日本語文法史研究 5』(青木博史・小柳智一・吉田永弘(編)),pp.73-97,ひつじ書房.
澤田 美恵子 (2020-12)
詠嘆の「も」と挨拶語:日本語の共在感覚,『京都工芸繊維大学学術報告書』13,pp.29-44,京都工芸繊維大学.
[本文(KIT学術成果コレクション)]
陳 昭心 (2020-12)
「さえ〜ば」と「〜ば」の違いについて:どのように「最低条件」を表すのか,『台大日本語文研究』40,pp.77-105,台灣大学日本語文学系.
[本文(華藝線上圖書館)]


[表紙] / [〜2009年] / [〜2019年] / 2020年 / 2021年 / 2022年 / 2023年


2021年

畢 文涛・王 天予 (2021-01)
実例で説明する中国語文法指導テクニックの応用:“就”と“才”を例にして,『東アジア国際言語研究』2,pp.192-201,東アジア国際言語学会.
[本文(東アジア国際言語学会)]
デロワ 中村 弥生 (2021-01)
「とりたて」の作用から見えてくる品詞・表現間の連続性:フランス語との対照分析を通して,『国立国語研究所論集』20,pp.79-94,国立国語研究所.
[本文(国立国語研究所学術情報リポジトリ)]
井戸 美里 (2021-02)
日本語のとりたて表現と言語類型論,『日本語研究と言語理論から見た言語類型論』(窪薗晴夫・野田尚史・パルデシ,プラシャント・松本曜(編)),pp.98-124,開拓社.
田中 寛 (2021-02)
『日本語複文構文の機能論的研究』,ひつじ書房.
※「だけに」「だけあって」「ばかりに」「からこそ」「だけでも」「さえ〜ば」など
再録: ← 田中(2013-02)
YOSHIMURA, Keiko(吉村 敬子) (2021-02)
Japanese ONE-demo: Negative Polarity Item Accepted with Certain Factive Predicates,『群馬県立女子大学紀要』42,pp.179-190,群馬県立女子大学.
[本文(群馬県立女子大学学術機関リポジトリ)]
池間 里代子 (2021-03)
『紅楼夢』にみえるとりたて表現:(2)副詞「只」について,『東京紅学レポート』11,pp.10-16,日中文学文化研究学会紅楼夢研究会.
呉 慶霞 (2021-03)
排他的限定のとりたて副詞「ただ」とその重複形,『国文学研究』193,pp.179-162,早稲田大学国文学会.
[本文(早稲田大学リポジトリ)]
西田 隆政 (2021-03)
オンライン授業での日本語文法史:テクストベースでの「係り結び」の講義,『甲南国文』68,pp.292-275(左1-18),甲南女子大学国文学会.
[本文(甲南女子大学文学部日本語日本文化学科)]
胡 亜敏 (2021-03)
中国語“连……都”焦点構文と日本語「さえ/も」の対照研究:作用域の比較から,『国際日本研究』13,pp.81-94,筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院人文社会科学研究群国際日本研究学位プログラム.
[本文1(つくばリポジトリ)] [本文2(筑波大学大学院人文社会科学研究科国際日本研究学位プログラム)]
那日蘇 (2021-03)
モンゴル語の第3人称所属語尾niの「対比」について:日本語の「は」との対照を通して,『北方言語研究』11,pp.267-286,日本北方言語学会.
[本文(北海道大学学術成果コレクション)]
金田 章宏・周 玥 (2021-03)
「とりたて」としての名詞カラ形:南琉球諸語から日本語を考える,『対照言語学研究』28,pp.19-39,海山文化研究所.
陳 玉 (2021-03)
話し言葉における接続助詞「たり」の使用傾向についての一考察,『国際文化学』34,pp.26-43,神戸大学大学院国際文化学研究科.
[本文(神戸大学学術成果リポジトリ)]
茂木 俊伸 (2021-03)
ダケデナク文から見えてくること,『国語国文学研究』52,pp.左1-12,熊本大学文学部国語国文学会.
[本文(熊本大学学術リポジトリ)]
藪崎 淳子 (2021-03)
低程度評価を表す「だけだ」と「にすぎない」,『文学史研究』61,pp.13-25,大阪市立大学国語国文学研究室文学史研究会.
[本文(大阪市立大学機関リポジトリ)]
志澤 剛 (2021-03)
「Xが/もXならYもYだ」構文:その認可条件と「が」「も」の交替をめぐって,『目白大学人文学研究』17,pp.49-62,目白大学.
[本文(目白大学リポジトリ)]
高山 善行 (2021-03)
『日本語文法史の視界:継承と発展をめざして』,ひつじ書房.
※第5章第1節「とりたてとモダリティ」
仲渡 理恵子 (2021-03)
副詞「せめて」の意味と用法,『三重大学国際交流センター紀要』16,pp.17-32,三重大学国際交流センター.
[本文(三重大学学術機関リポジトリ研究教育成果コレクション)]
萬宮 健策 (2021-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]ウルドゥー語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』25,pp.201-206,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
細羽 洸希 (2021-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]フィリピン語の情報標示の諸要素,『語学研究所論集』25,pp.313-317,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
木村 公彦・中川 裕・大野 仁美 (2021-03)
[特集補遺「情報標示の諸要素」]グイ語資料:情報標示の諸要素,『語学研究所論集』25,pp.409-417,東京外国語大学語学研究所.
[本文1(東京外国語大学学術成果コレクション)] [本文2(東京外国語大学語学研究所)]
仲渡 理恵子 (2021-03)
副詞「少なくとも」の意味と用法,『同志社大学日本語・日本文化研究』18,pp.29-49,同志社大学日本語・日本文化教育センター.
[本文(同志社大学学術リポジトリ)]
門脇 誠一 (2021-04)
日本語の「〜する外(ほか)ない」に対応する朝鮮語の表現について:通時論的視点からの考察,『韓国語学年報』17,pp.89-103,神田外語大学韓国語学会.
[本文(神田外語大学学術情報リポジトリ)]
星野 佳之 (2021-04)
現代語の副助詞アタリについて:名詞用法との区別,『國語國文(国語国文)』90(4),pp.44-60,京都大学文学部国語学国文学研究室/臨川書店.
滝 理江 (2021-04)
例示を表す助詞「ナド」「ナンカ」の意味分析,『日本認知言語学会論文集』21,pp.458-463,日本認知言語学会.
宮地 朝子 (2021-06)
副助詞のノ連体用法の史的展開,『日本語の歴史的対照文法』(野田尚史・小田勝(編)),pp.89-111,和泉書院.
野田 尚史 (2021-06)
現代語と古代語の「係り結び」:焦点表示機能と主題表示機能を視野に入れて,『日本語の歴史的対照文法』(野田尚史・小田勝(編)),pp.177-197,和泉書院.
富所 明秀 (2021-06)
〔第4部〕現代朝鮮語のいわゆる特殊助詞に関する研究:目録の確定の問題を中心に,『韓国語学研究:現代韓国語文法の記述的論文集』(浜之上幸・高地朋成・崔昌玉・富所明秀・江波戸文康),pp.459-586,三修社.
唐 彬 (2021-06)
取り立て助詞「さえ」の意味機能についての再考察:モダリティとのかかわりから,『日本学刊』24,pp.21-37,香港日本語教育研究会.
[本文(香港日本語教育研究会)]
多田 浩章 (2021-07)
〔第4章〕移動のコピー理論と焦点辞の解釈,『最新英語学・言語学シリーズ2 移動現象を巡る諸問題』(高野祐二・岡俊房・浦啓之・多田浩章),pp.211-259,開拓社.
服部 匡 (2021-07)
『服部匡日本語論考選集』,和泉書院.
再録: ← 服部(2005-12)/服部(2009-03)
賈 会君 (2021-08)
文学テキストにおける副助詞「くらい」と「ほど」:構文的および意味的な相違の比較を中心に,『研究会報告』47,pp.39-48,日本語文法研究会.
鄒 善軍・李 光赫 (2021-08)
「〜デモ〜デモ」構文における日中対訳の実証的研究:KH Coderを用いた考察,『研究会報告』47,pp.67-76,日本語文法研究会.
李 璠 (2021-08)
話し言葉における「とか」の意味分析:ぼかし表現に基づいての考察,『研究会報告』47,pp.127-135,日本語文法研究会.
山田 昌裕 (2021-09)
〔第5章2節〕とりたて,『日本語文法百科』(沖森卓也(編)),pp.291-302,朝倉書店.
阿部 二郎 (2021-09)
副詞「ただ」の使用条件:中国語母語学習者による作文コーパスの事例に基づいて,『日本語/日本語教育研究』12,pp.21-35,日本語/日本語教育研究会/ココ出版.
SAWADA, Osamu(澤田 治) (2021-09)
The Japanese Reactive Attitudinal Nani-mo: A New Class of Negative Polarity Items,『言語研究』160,pp.43-68,日本言語学会.
[本文(日本言語学会)]
IDO, Misato and Yusuke KUBOTA(井戸 美里・窪田 悠介) (2021-09)
The Hidden Side of Exclusive Focus Particles: An Analysis of dake and sika in Japanese,『言語研究』160,pp.183-213,日本言語学会.
[本文(日本言語学会)]
藤田 萌恵 (2021-09)
いわゆる軽視・謙遜のナドのdeontic用法とepistemic用法,『日本語文法』21(2),pp.69-85,日本語文法学会/くろしお出版.
坂田 一浩 (2021-09)
古典日本語にみられる係助詞の共起:その文構成上の機能を中心に,『北陸大学紀要』51,pp.199-213,北陸大学.
[本文(北陸大学機関リポジトリ)]
山田 潔 (2021-12)
『抄物の語彙と語法』,清文堂出版.
再録: ← 山田(2015-03)/山田(2015-12)/山田(2016-01)/山田(2016-09)/山田(2017-03)
崔 小萍 (2021-12)
日本語の反復形式「NP1もNP2も」構文の意味分析,『ことばの科学』35,pp.5-24,名古屋大学言語文化研究会.
[本文(名古屋大学学術機関リポジトリ)]
河野 武 (2021-**)
係り結びの情報構造表示,『人間生活文化研究』31,pp.104-123,大妻女子大学人間生活文化研究所.
[本文1(J-STAGE)] [本文2(大妻女子大学人間生活文化研究所)]
再録: → 河野(2022-12)
SANO, Masaki(佐野 まさき) (2021-**)
Book Review: Hisashi Noda (ed.).Nihongo to sekai no gengo no toritate-hyōgen [Focus expressions in Japanese and other languages in the world],Journal of Japanese Linguistics 37(2),pp.281-287,De Gruyter Mouton.
[本文(De Gruyter)] ※機関契約している場合は閲覧可


[表紙] / [〜2009年] / [〜2019年] / 2020年 / 2021年 / 2022年 / 2023年


2022年

鈴木 靖代・布施 悠子 (2022-01)
対話場面における副詞「ただ」使用上の制約の分析:母語話者と学習者のコーパスデータを比較して,『国立国語研究所論集』22,pp.55-70,国立国語研究所.
[本文(国立国語研究所学術情報リポジトリ)]
陶 天龍 (2022-01)
宮古語久松方言における形容詞の動詞化接辞-kar:焦点助詞との共起と総記用法に注目して,『言語・地域文化研究』28,pp.197-214,東京外国語大学大学院総合国際学研究科.
[本文(東京外国語大学学術成果コレクション)]
李 哲 (2022-01)
日中語の限定を表すとりたて表現の対照研究,『東アジア国際言語研究』3,pp.90-100,東アジア国際言語学会.
[本文(東アジア国際言語学会)]
伊藤 晃 (2022-02)
『日英語における語法・文法研究』,大学教育出版.
※第7章「下限設定表現をめぐって」
再録: ← 伊藤(2005-03)
山岡 華菜子 (2022-02)
現代語における副助詞「くらい」のアクセント:日本語諸方言コーパス(COJADS)を用いた分析,『論集』17,pp.95-109,アクセント史資料研究会.
[本文(早稲田大学リポジトリ)]
池間 里代子 (2022-03)
『紅楼夢』にみえるとりたて表現:(3)副詞「都」について,『東京紅学レポート』12,pp.10-16,日中文学文化研究学会紅楼夢研究会.
蓮沼 昭子 (2022-03)
取り立て詞「だって」について:とりたて表現の体系における「も」「でも」との対照,『日本語日本文学』32,pp.18-35,創価大学日本語日本文学会.
[本文(創価大学・創価女子短期大学学術機関リポジトリ)]
小池 俊希 (2022-03)
意志・推量の助動詞と助詞モの共起:上代・中古における用例整理,『日本語学論集』18,pp.1-16,東京大学大学院人文社会系研究科国語研究室.
[本文(東京大学学術機関リポジトリ)]
宮地 朝子 (2022-03)
現代日本語「ならでは」の用法,『語彙論と文法論をつなぐ:言語研究の拡がりを見据えて』(斎藤倫明・修徳健(編)),pp.227-251,ひつじ書房.
岩田 美穂 (2022-03)
「キリ(ギリ)」の展開について:タ形接続を中心に,『語文』116/117,pp.98-109,大阪大学国語国文学会.
谷 由貴 (2022-03)
『日本語歴史コーパス明治・大正編Ⅰ雑誌』におけるトテとダッテ,『語文』116/117,pp.264-250(左29-43),大阪大学国語国文学会.
碁石 雅利 (2022-03)
慣用連語「さればこそ」の成立と係り結び,『文学研究』33,pp.51-68,聖徳大学短期大学部国語国文学会.
呉 慶霞 (2022-03)
特立のとりたて副詞「特に」の位置付けと意味用法:とりたて副詞と程度副詞・叙法副詞・とりたて助詞の関係も視野に入れて,『早稲田日本語研究』31,pp.49-60,早稲田大学日本語学会.
[本文(早稲田大学リポジトリ)]
仲渡 理恵子 (2022-03)
副詞「せいぜい」「たかだか」「たかが」の意味と用法,『同志社女子大学大学院文学研究科紀要』22,pp.127-151,同志社女子大学大学院文学研究科.
大竹 芳夫 (2022-03)
英語のX {is/are} just that: Y構文の意味と機能,『言語の普遍性と個別性』13,pp.51-76,新潟大学大学院現代社会文化研究科「言語の普遍性と個別性」プロジェクト.
[本文(新潟大学学術リポジトリ)]
李 哲 (2022-03)
日本語と中国語の限定とりたて表現の解釈曖昧性と焦点移動,『言語の普遍性と個別性』13,pp.177-196,新潟大学大学院現代社会文化研究科「言語の普遍性と個別性」プロジェクト.
[本文(新潟大学学術リポジトリ)]
陳 昭心 (2022-06)
「名詞+だけだ」から見た「量」と「質」の絡み合い:日中対照的視点を含めて,『台大日本語文研究』43,pp.87-116,台灣大学日本語文学系.
[本文(華藝線上圖書館)]
中村 幸弘(著)・碁石 雅利(編) (2022-09)
『文構造の観察と読解』,新典社.
再録: ← 中村(2004-07)/中村(2004-12)/中村(2019-09)
永山 紫風 (2022-09)
宮崎県諸県方言の「さみもさみ」構文について,『国文研究』67,pp.88-71(左1-18),熊本県立大学日本語日本文学会.
坂田 一浩 (2022-09)
古典日本語係助詞共起文の構文解析に関する覚え書き,『北陸大学紀要』53,pp.205-222,北陸大学.
[本文(北陸大学機関リポジトリ)]
西畑 宏紀 (2022-09)
いわゆる詠嘆のモをめぐって,『日本語文法』22(2),pp.3-19,日本語文法学会/くろしお出版.
田中 利砂子 (2022-12)
現代語の「は」構文・「も」構文とモダリティ形式,『解釈』68(11/12),pp.2-13,解釈学会.
河野 武 (2022-12)
『ことばと情動のあわい:日英語の関連性モダリティ』,開拓社.
※第9章「係り結びの情報構造表示」
再録: ← 河野(2021-**)
今田 水穂 (2022-12)
「3人も来なかった」の3つの解釈,『筑波応用言語学研究』29,pp.1-12,筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻応用言語学領域.
[本文(つくばリポジトリ)]
陳 玉 (2022-12)
連続テレビドラマの会話文に見られる助詞「たり」の使用:非例示用法を中心に,『ことば』43,pp.57-74,現代日本語研究会.
[本文(J-STAGE)]


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2023年

李 貞愛 (2023-02)
『現代中国語潜在的否定表現の研究』,朝日出版社.
※「限定と排除:範囲副詞“只”“光”と“净”」
再録: ← 李(2002-10)
川瀬 卓 (2023-02)
『副詞から見た日本語文法史』,ひつじ書房.
※第2章「叙法副詞「なにも」の成立」
再録: ← 川瀬(2011-04)
小林 隆 (2023-02)
『語用論的方言学の方法』,ひつじ書房.
※第22章「擬似的文法表現の地理的傾向:とりたての発想法をめぐって」
再録: ← 小林(2018-11)
井戸 美里 (2023-02)
『現代日本語における否定的評価を表すとりたて詞の研究』,くろしお出版.
※「など」「なんか」「まで」「は」など
再録: ← 井戸(2016-09)
平山 仁美 (2023-02)
〔第7章〕焦点,『手話言語学のトピック:基礎から最前線へ』(松岡和美・内堀朝子(編)),pp.169-195,くろしお出版.
小池 俊希 (2023-03)
上代における「ダニモ」の「モ」,『日本語学論集』19,pp.1-17,東京大学大学院人文社会系研究科国語研究室.
小柳 智一 (2023-04)
中古の副助詞「さへ」:〈添加〉の意味,『国語と国文学』100(4),pp.3-16,東京大学国語国文学会/明治書院.
野本 東生 (2023-04)
発心集と語り:冒頭話、および副助詞「なんど」,『国語と国文学』100(4),pp.33-49,東京大学国語国文学会/明治書院.


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