氏 名 |
米島 万有子YONEJIMA Mayuko
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職 名 | 准教授 |
所 属 | 総合人間学科 地域科学コース |
連絡先 |
TEL | FAX |
サイト等 | https://researchmap.jp/yonejima/ |
専門分野・研究分野
医学・健康地理学、環境地理学、地理情報科学
研究内容
日本では、蚊が伝播する病気(蚊媒介性感染症)として、2014年に首都圏で流行したデング熱や日本脳炎が知られています。蚊媒介性感染症は、日本国内で大規模な流行がみられず、過去の病気あるいは発展途上国の病気として考えられがちです。しかし、温暖化や飛行機などの輸送機器の発達、都市化による環境変化、予防接種の低下などによって、日本国内でも蚊媒介性感染症の流行する危険性(リスク)が増しています。このような状況に置かれている今、どのような場所が流行するリスクが高いのか、そのリスクをどのように把握し、対策を考えておくことが重要な課題の1つです。
これまで、フィールドワークやアンケート調査、地理情報システム(GIS)をはじめとする地理情報処理技術など様々な手法を組み合わせて、①病気を媒介する蚊は「どこ」に生息しているのか? ②人は「どこ」で蚊に刺されているのか? ③人は「どのように」蚊や病気を対処するのか? といった視点から課題に取り組んできました。現在は、蚊が媒介する病気のリスクマップ研究を行うとともに、文化財(主に社寺)の人為的災害や獣害についても研究に取り組んでいます。
主要な業績等
【著書】 |
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【論文】 |
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社会的貢献・活動等
- 夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト(立命館大学歴史都市防災研究所主催)など、小学生や地域住民を対象とした安全安心マップ講習会やワークショップの実施。
主要な所属学会
日本地理学会
地理情報システム学会
立命館地理学会
日本衛生動物学会
日本公衆衛生学会