氏 名

鈴木 啓孝

SUZUKI Hirotaka
職 名 准教授
所 属 歴史学科   世界システム史学コース
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専門分野・研究分野

近代日本思想史・明治期の日本ナショナリズム

研究内容

明治20年代に興隆した日本ナショナリズムの研究をしています。

新聞『日本』の主筆であった陸羯南が主張した「国民主義」を素材に、ヨーロッパに由来するNationalismが日本という現場でどのように活用されたのかについて考えてきました。その際、明治期の日本に特殊な条件である「旧藩」という概念に着目しつつ、近代以後の日本人が抱くことになる「故郷」に対する複雑な感覚の理解に努めています。

これまでは陸の故郷である東北地方・旧津軽藩をフィールドとした調査と考察を行ってきましたが、新聞『日本』には数多くの九州人・熊本人たちも関係しています。東北と九州、そして青森と熊本という2つの地域性に目を配りながら、現代の我々のあり方をも強く規定している日本ナショナリズムに対する理解をさらに深めてゆくことが当面の研究課題です。

主要な業績等

【著書】
  • 『原敬と陸羯南――明治青年の思想形成と日本ナショナリズム』(東北大学出版会、2015年)[単著]
  • 『カミと人と死者』(岩田書院、2015年)[共著]
  • 『グローバル化のなかの日本史像――「長期の一九世紀」を生きた地域』(岩田書院、2013年)[共著] など
【論文】
  • 「韓国の大学における歴史素材を活用した日本文化講義の意義」『日本近代学研究』41号、273-294頁、2013年8月
  • 「近代日本の政体構想と漢学的思考様式――福沢諭吉と原敬を中心に」『日語日文学』50号、319-335頁、2011年5月
  • 「「旧藩」の超越――明治10年代の陸羯南を題材として」『歴史』106輯、97-121頁、2006年4月 など

社会的貢献・活動等

  • 韓国大学生日本語ディベート大会運営委員(2011~2016年)※現在はサポーター
 

主要な所属学会

日本思想史学会
日本思想史研究会
日本史研究会
メディア史学会
日本文芸研究会