卒業論文と卒論発表会

卒論発表会の様子

 3年生から担当の教員ごとに分かれ、自分のテーマに基づき、ゼミでの発表を通して考えを深めていきます。特に4年生の後半からは、卒業論文提出(1月上旬)と卒論発表会(2月中旬)に向けて、分析や執筆に専念することになります。
 考えること、それを文章にするということ<卒論>、そして社会学だけでなく倫理学・文化人類学の教員や学生の前で、わかりやすく短時間で伝えるということ<卒論発表会>は難しくタフなことであると同時に 、終えた後の達成感はなにものにも変えがたいものがあります。

卒業論文テーマ

一部を掲載します。

2014年度

  • 家事労働の機械化に関する社会学的考察
  • 土産物の真正性
  • ハウステンボスの再興に見るテーマパークの可能性
  • ゆるキャラに見る地域文化の変容
  • 東京ディズニーランド―消費の国と夢の国―
  • 学校-家族関係の変容―新聞記事の分析から―
  • カナダ・トロントにおける日本人移住者の調査研究―女性へのインタビュー調査を中心として―
  • 若者論の現在

2013年度

  • 名付けの逸脱に関する社会学的考察-悪魔ちゃん事件から現在まで-
  • 「ボランティア」の変遷-自発性と動員のジレンマ-
  • 郊外の行方-ロードサイドに見た夢-
  • 地域プロサッカークラブをめぐるまなざしの社会学-ロアッソ熊本を事例として-
  • SNSにおける親密性についての社会学的考察-mixiとfacebookの事例から-
  • 日本の海外支援に関する社会学的一考察‐政府主導型援助の限界を現場のまなざしから探る−
  • 聖職者の体罰-体罰否定規範の強い現代社会はどう形成されたか-
  • 図書館の未来像
  • 生きづらい社会が意味すること-日本社会の公共性と貧困・格差

2012年度

  • 住宅の社会学―家族の個別化から新しい共同性へ―
  • 男性の育児参加についての社会学的考察―男性の稼ぎ手意識の変革と時間的余裕の確保―
  • フリーターという職業―ジェンダーから見た職業選択の考察―
  • 高身長女性の社会学―恋愛におけるスティグマ―
  • インターネット・コミュニティの排他性について
  • 読書と教養―現代人は読書に何を求めるか―
  • 自己開示に関する社会学的考察
  • 二次創作のコミュニティについて
  • 未婚女性にとっての結婚の意味
  • 音楽のデジタル化と聴取スタイルの変化

2011年度

  • 現代における自治会の機能 ―郊外における新住民と旧住民の関係性を例に―
  • 日本の労働市場において外国人労働者が必要とされるとき ―九州における外国人研修生・技能実習生の事例から―
  • 女子マネージャーの社会学的考察 ―スポーツにおける女性アイデンティティの構築―
  • 階層と教育」研究における専門学校の位置づけの再検討
  • 恋愛におけるリスクとリスクヘッジ
  • 「ライブ」の社会学

2010年度

  • 「かわいい」から「kawaii」へ ―グローバル化と日本文化の再構築―
  • お客様社会の構造
  • 異文化のエンコーディング/ディコーディング

2009年度

  • 働くことに関する社会学的一考察
  • アメリカにおける黒人差別と社会統合について
  • 現代社会における身体呈示 ―化粧行動を中心に―
  • 女性ファッション雑誌からみる現代の女性像 ―雑誌「an・an」の分析を通して―
  • しつけと虐待をめぐる考察 ―現代における育児についての社会学的一考察―