他大学からの訪問とM2の神田君。

今日は、熊本保健科学大学の基礎セミナー「錯覚の不思議」の受講学生1年生13名が、
熊本大学心理学研究室の実験見学に訪れました。

まず、最初に、この学校の卒業生で、現在、大学院生M2在籍の神田君が、彼自身の作成VRを学生に体験させながら、
大学生活、また現在の大学院生活の話をすすめます。



理学療法士の資格を取得し、学生時代は、高齢者施設で実習を行い、筋肉のみならず、脳の働きに興味を持ち始めたこと、
そして、1年前の4月、熊本大学の大学院心理学研究室の門をたたき入学、現在、高齢者の認知機能にからめた研究を
行っていることを話していきます。

そして、<理学療法士の学校に入ったから> <資格を取ったから> すぐその道に入る選択肢がある一方で、
大学院の道に進むのも選択肢の一つであり、学生生活幅広い人と出会い、見識教養の幅を広げて欲しいと結びました。

その後、別の院生VRにて、自己運動の錯覚を感じたり、ラバーハンド錯覚で、身体所有感のズレを体験。
最後に安村先生のお話を聴講しました。


他大学との交流、そして、今春大学に入学した若い世代が見聞を深めることの出来た良い機会であったように思います。
M2の神田君の活躍にも、更なる高みに向かう姿をみた時間でした。

2018年05月31日