Interview

仲井 郁穂(4年生)

 

 学部一年生の時に心理学概論を受講してから心理学の幅広さと奥深さに興味を持ち心理学コースに進みました。無意識的な行動に規則性を見出す心理学の実験はどの分野の学問よりも面白いと感じます。3年生のガイダンスで実験室の見学をしましたが、今まで見たこともない実験器具を目にして心躍りました。こう言ったご時世なので対面での授業が少なく不安な部分もありますが、同じ研究室の友人と一緒に学びを深めていきたいと思います!
 

 




丸野 莉菜(4年生)



 1年とちょっと前まで法学部に所属しておりました。転部早々オンラインでの授業が中心になり、同じコースの方々とほとんど顔を合わせることのないまま、先月3年生のガイダンスを迎えました。未だに顔と名前が一致しておりません。
 そんな不安はございますが、先生や先輩方の下、心理学を学んでおります。心理学と一口にいっても内容は幅広く、研究内容・研究対象共にさまざまです。実際に実験の被験者も経験しましたが、「この実験はどんな研究目的で行われているのだろう」と考えながら実験するのも面白いです。
 以前のように気兼ねせず研究や娯楽を楽しめる世の中に戻ることを願いつつ、日々励んで参ります。






黒田 尚輝(博士後期課程)

 
 私は,学部のときから本研究室に所属し,熊大生として9年目(博士後期課程3年生)になりました.現在は,心の働き(特に,知覚)の加齢変化に着目し,日々の研究に励んでいます.これまでの研究では転倒の主な要因は筋力低下などが示されている一方で,加齢に伴うヒトの知覚の変容もその要因の一つである可能性があります.しかし,知覚と転倒リスクの関連性はほとんど解明されていません.私は,これらの関連性を明らかにすることで,高齢者の転倒予防に貢献できるように尽力しています.






矢野 幸治(博士後期課程)

 

 私は、主にこどもの注意機能と脳機能との関係性を研究しています。日常生活で「よく無くし物をする」「探し物をみつけだすことが苦手」など注意機能に関連する困りごとを抱いているこどもさんたちへのより良い支援方法を見つけていくための研究を行っていきたいと思っています。作業療法士として現場で働きながら本研究コースに通っていますが、先生や研究室の皆さんの支えもあって充実した日々を送ることが出来ています。(ご家族の支えあってとの常々のお言葉、七五三の家族写真で登場です)

 

 




趙 谷雨(博士前期課程)

 

 私は、中国からきた留学生で、今年で日本滞在8年目になります。学部から心理学履修モデルに所属しました。今は大学院博士課程前期1年生です。最初はうつ病に興味があったので心理学を選びましたが、先生の授業で心理学は想像以上に幅広い学問だと気づきました。現在は人のコミュニケーションについて研究しています。上手くコミュニケーションできる方法があればコミュニケーション障害やうつ病の人たちに役に立つと考えています。留学生としてよくわからないことがいっぱいありますが、優しい先生と先輩たちがいることで不安はありません。今は自分自身に足りないところがたくさんありますが、先生と研究室の皆さんと一緒に勉強したいと思っています。