文学部案内2019年度
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文化史学4年間の学びヨーロッパと日本の近代思想について読み、話し、書くための基本的力量を養います蓄えてきた力量を最大限に活かし、みつけた研究テーマで卒業論文を作成します履修モデルカリキュラム例「文化」という言葉がもつ意味の重層性について学び、高校までの項目暗記型の文化史学習から、自分の頭で考える文化史研究への転換を図ります。文化史概説Ⅰ文化や思想に関する研究書を熟読しつつ、その内容のみならずこれまでの様々な解釈・研究史を重層的に理解します。各自の問題意識に根差した意見交換により、各自の考えを深めます。世界システム史演習Eまずは各自のテーマを確定し、その後はそのテーマに沿って報告します。演習参加者の間での質疑応答や議論の内容、教員の指導・助言を参考にしながら、卒業論文の制作に励みます。課題研究Ⅲ歴史をめぐる様々な問題を取り上げ、発題者の報告を基に演習参加者全員で討論します。さらに、自分の研究テーマを決め、参考文献を探し、本格的な学術レポートを完成させます。課題研究Ⅰ・Ⅱ社会思想史の意義と思考法を会得するために、近代啓蒙思想からポストモダン思想まで扱う入門書を精読します。世界システム史講読E2年次卒業世界システム史学コース歴史資料学コース1年次末に選択コースを選択履修モデルを選択歴史学科 基礎科目スタート基本的力量をさらに充実させ、各自の研究テーマをみつけます4年次3年次教室を飛び出し、研究室メンバー間の親睦を深めながら、それぞれの研究テーマの中間報告を行います。近年は主に七城の合宿研修施設を利用しています。課題研究夏合宿近代世界形成期におけるヨーロッパと日本の社会思想史に対する理解を深め、柔軟な思考態度と国際的視野を身につける卒業論文東アジア史研究の基本史料である漢文史料を読解するための基礎を学びます。多くの辞書・工具書を駆使して読んでいきます。アジア史学 …世界システム史講読CPick up!:他モデルの授業紹介西 洋 史 …自分の研究テーマを決めて、その成果を報告します。史料や文献を読み込み、プレゼンテーションを実施。研究成果をレポートにまとめます。課題研究Ⅰ・Ⅱ課題研究Ⅰ・Ⅱの成果をまとめた『課題研究報告集』を、学生が主体となって作成し、毎年3月に刊行します。文化史研究室・課題研究報告集1年次テーマ例▲「国技・相撲」の誕生/手塚治虫論/平塚らいてう研究/石川 木の社会思想/ナチズムと自由/ナショナリズムの現在/二本木遊郭研究/ハンセン病と宗教/戦争と音楽-山田耕筰を中心に-/「オリエンタリズム」 考 他2526

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