文学部案内2019年度
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倫理学4年間の学び社会現象に対する様々な考え方を知り、初めて倫理学の世界に触れます人間や社会、文化についての倫理学の理論と方法を学びます各自が関心をもつテーマに沿って、倫理学の応用的知識を獲得して研究を深め、倫理学研究の技術を磨きます教員の指導を受けながら、それまでの蓄積をもとに、卒業論文に取り組みます履修モデルカリキュラム例1年次3年次2年次卒業人間科学コース社会人間学コース地域科学コース1年次末に選択コースを選択総合人間学科 基礎科目スタート私たちはどんな時代に生きているのか現代社会の様々な現象・問題・出来事を研究する学術的な文章には固有のルールがあります。こうしたルールに則ってどのように文章を書くのか、つまりレポート・論文の書き方を習得します。文章作成演習課題研究Ⅰ・Ⅱ (3年次)に引き続き、教員の指導のもと、各自のテーマに沿って学習・研究を進めます。課題研究Ⅲ社会学、倫理学、文化人類学(社会人間学コースを構成する3つの履修モデル)に関する専門性の高い内容の講義です。自分の、または隣接する学問分野の「最先端」に触れ、これを学ぶ機会となります。社会人間学特殊講義毎年テーマを決めて、担当教員・受講生全員でインタビュー調査などの社会調査を企画し、実施します。1年間の調査の仕上げとして、調査報告書も作成。これらを通じて、倫理学と社会調査について「机上の知」に留まらない、実践知を習得します。社会調査実習Ⅰ・Ⅱ4年次卒業論文の口頭試問も兼ねています。当日は、3年生が運営(2年生は聴講)。大教室を借り切り丸2日にわたって行われます。社会人間学コース最大のイベントです。卒業論文発表会(2月中旬)社会調査実習Ⅰ・Ⅱ(3年次必修授業)は、昨年は九州の狩猟文化調査、本年は外国語への意識や進学・就職をめぐる文化装置についての調査を実施。学外の関心も高く、授業内容がマスメディアで報道されています。現地での調査文献講読と研究報告からなる演習形式の授業です。文献や報告内容について、皆で検討することを通じて、社会をどのように認識するかを学びます。社 会 学 …社会学演習 Pick up!:他モデルの授業紹介文化人類学 …国内外のフィールドワーク、博物館訪問、熊大人類学通信(KAT)の企画・編集などを学生主体のエスノグラフィーの実践に位置づけています。文化人類学応用演習卒業卒業論文テーマ例▲わが国の子どもの自尊感情に関する考察/より健全な美容実践とはー美容整形のもつ「よからなさ」を中心にー/家事労働における男女平等/演技性パーソナリティ障害について/倫理的に認められる安楽死の条件/日本人にとっての「神」とは何か 他履修モデルを決定卒業論文指導開始専門書・論文をどのように読むのか、演習形式の授業(ゼミナール)ではどのように資料を準備し、発表をするのか、またどのように議論を行うのかなど、3年次からの学習・研究に必要な技法を習得します。社会人間学演習1920

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