Last update: 2013/7/19

参考図書・資料リスト（国語学概論）

はじめに

• 授業で各テーマに興味を持ったら，読書で世界を広げましょう。
  
• 新書や文庫を中心に，できるだけ新しく手頃なものを選びました。帰省のお供にも。
  
• 随時，更新します。
  
  
• ［新書マップ］ マークは，「新書マップ」（NPO法人連想出版）へのリンクです。新書の写真，簡単な内容の情報が得られます。
  
• ［ 図 ］ マーク付きの本は 本学の図書館 にありますが，本の中身を確認してみたい，という方は茂木研究室までどうぞ。
  

◎ 夏休み推薦図書 ◎

• 『その一言が余計です。 − 日本語の「正しさ」を問う』（ちくま新書 1012）　（山田敏弘，筑摩書房，2013年，￥882）　［新書マップ］
  
• 『日本語は「空気」が決める − 社会言語学入門』（光文社新書 643）　（石黒　圭，光文社，2013年，￥882）　［新書マップ］
  
• 『出身地（イナカ）がわかる方言』（幻冬舎文庫）　（篠崎晃一＋毎日新聞社，幻冬舎，2011年，￥520）
  
• 『日本語の歴史』（岩波新書 1018）　（山口仲美，岩波書店，2006年，￥777）　［新書マップ］　［ 図 ］
  

○ 言語の特徴と日本語 ○

　世界の言語と日本語

• 『日本語は生き残れるか − 経済言語学の視点から』（PHP新書 167）　（井上史雄，PHP研究所，2001年，￥693）　［新書マップ］
  
• 『「ことば」の課外授業 −“ハダシの学者”の言語学1週間』（新書y 084）　（西江雅之，洋泉社，2003年，￥756）　［ 図 ］
  
• 『消滅する言語 − 人類の知的遺産をいかに守るか』（中公新書 1774）　（デイヴィッド・クリスタル（斎藤兆史・三谷裕美 訳），中央公論新社，2004年，￥924）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『言語世界地図』（新潮新書 266）　（町田　健，新潮社，2008年，￥735）　［新書マップ］
  
• 『世界の言語入門』（講談社現代新書 1959）　（黒田龍之助，講談社，2008年，￥756）
  
• 『ことばの力学 − 応用言語学への招待』（岩波新書 1419）　（白井恭弘，岩波書店，2013年，￥756）　［新書マップ］
  

　「日本語」

• 『標準語の成立事情 − 日本人の共通ことばはいかにして生まれたか』（PHP文庫）　（真田信治，PHP研究所，2001年，￥520）　［ 図 ］　（※ハードカバー版，書名『標準語はいかに成立したか』）
  
• 『「国語」の近代史 − 帝国日本と国語学者たち』（中公新書 1875）　（安田敏朗，中央公論新社，2006年，￥924）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
  

　方言

• 『日本の方言地図』（中公新書 533）　（徳川宗賢(編)，中央公論新社，1979年，￥756）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『全国アホ・バカ分布考 − はるかなる言葉の旅路』（新潮文庫）　（松本　修，新潮社，1996年，￥820）　［ 図 ］　（※ハードカバー版）
  
• 『方言は絶滅するのか − 自分のことばを失った日本人』（PHP新書 179）　（真田信治，PHP研究所，2001年，￥693）　［新書マップ］
  
• 『方言の日本地図 − ことばの旅』（講談社＋α新書 133-1C）　（真田信治，講談社，2002年，￥819）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『方言は気持ちを伝える』（岩波ジュニア新書 555）　（真田信治，岩波書店，2007年，￥819）　［新書マップ］
  
• 『変わる方言 動く標準語』（ちくま新書 642）　（井上史雄，筑摩書房，2007年，￥735）　［新書マップ］
  
• 『とっさの方言』（ポプラ文庫）　（小路幸也・大崎善生ほか，ポプラ社，2012年，￥735）
  

　（さらに図書館で）

• 『多言語社会がやってきた − 世界の言語政策Q&A』　（河原俊昭・山本忠行(編)，くろしお出版，2004年）　［ 図 ］
  
• 『事典 日本の多言語社会』　（真田信治・庄司博史(編)，岩波書店，2005年）　［ 図 ］
  
• 『新「ことば」シリーズ 16　ことばの地域差 − 方言は今』　（国立国語研究所(編)，財務省印刷局，2003年）　［ 図 ］
  
• 『〈もっと知りたい！日本語〉 方言が明かす日本語の歴史』　（小林　隆，岩波書店，2006年）　［ 図 ］
  

○ 日本語の音声・音韻 ○

　（さらにインターネットで）

• IPA モジュール　（東京外国語大学 21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」）
  
• 日本語「音声言語」の基礎資料−日本人はどんなふうに、どんなキャラでしゃべっているの？　（神戸大学電子図書館／神戸大学国際文化学部定延研究室）
  

　（さらに図書館で）

• 『日本語の発音教室 − 理論と練習』　（窪薗晴夫(監修)，くろしお出版，1999年）　［ 図 ］
  
• 『シリーズ・日本語のしくみを探る 2　日本語音声学のしくみ』　（猪塚元・猪塚恵美子，研究社，2003年）　［ 図 ］
  
• 『声にだして読もう！ − 朗読を科学する』　（杉藤美代子，明治書院，1996/2003年）　［ 図 ］
  

○ 日本語の語彙 ○

　辞書

• 『辞書と日本語 − 国語辞典を解剖する』（光文社新書 076）　（倉島節尚，光文社，2002年，￥735）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『舟を編む』　（三浦しをん，光文社，2011年，￥1,575）　［ 図 ］
  

　新語・若者ことば

• 『（もっと知りたい！日本語）新語はこうして作られる』　（窪薗晴夫，岩波書店，2002年，￥1,575）　［ 図 ］
  
• 『現代若者ことば考』（丸善ライブラリー 210）　（米川明彦，丸善，1996年，￥754）
  
• 『ありえない日本語』（ちくま新書 524）　（秋月高太郎，筑摩書房，2005年，￥756）　［新書マップ］
  

　男ことば・女ことば

• 『〈性〉と日本語 − ことばがつくる女と男』（NHKブックス 1096）　（中村桃子，日本放送出版協会，2007年，￥1,019）

　役割語

• 『（もっと知りたい！日本語）ヴァーチャル日本語　役割語の謎』　（金水　敏，岩波書店，2003年，￥1,575）　［ 図 ］

　オノマトペ

• 『犬は「びよ」と鳴いていた − 日本語は擬音語と擬態語が面白い』（光文社新書 056）　（山口仲美，光文社，2002年，￥777）　　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『（もっと知りたい！日本語）オノマトペ　擬音・擬態語をたのしむ』　（田守育啓，岩波書店，2002年，￥1,575）　［ 図 ］
  
• 『オノマトペがあるから日本語は楽しい − 擬音語・擬態語の豊かな世界』（平凡社新書 474）　（小野正弘，平凡社，2009年，￥756）　　［新書マップ］　［ 図 ］
  
  

　方言

• ※ 方言に関する本については，「言語の特徴と日本語」の項を参照。
  

　（さらにインターネットで）

• 語彙数推定テスト　（NTTコミュニケーション科学基礎研究所）
  
• 「外来語」言い換え提案 − 分かりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫　（国立国語研究所）
  
• 擬音語・擬態語 − 日本語を楽しもう！　（国立国語研究所）
  

　（さらに図書館で）

• 『新「ことば」シリーズ 19　外来語と現代社会』　（国立国語研究所(編)，国立印刷局，2006年）　［ 図 ］
  
• 『擬音語・擬態語4500　日本語オノマトペ辞典』　（小野正弘(編)，小学館，2007年）　［ 図 ］
  
• 『よくわかる比喩 − ことばの根っこをもっと知ろう』　（瀬戸賢一，研究社，2005年）　［ 図 ］
  

○ 日本語の文法 ○

• 『まちがいだらけの日本語文法』（講談社現代新書 1618）　（町田　健，講談社，2002年，￥735）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『国語教師が知っておきたい日本語文法』　（山田敏弘，くろしお出版，2004年，￥1,680）　［ 図 ］
  
• 『ら抜き言葉殺人事件』（光文社文庫）　（島田荘司，光文社，1994年，￥480）
  

　（さらに図書館で）

• 『学校文法概説（新訂版）』　（永野　賢，共文社，1986年）　［ 図 ］
  
• 『学校で教えてきている現代日本語の文法』　（会田貞夫・中野博之・中村幸弘，右文書院，2004年）　［ 図 ］
  
• 『（シリーズ・日本語のしくみを探る）日本語文法のしくみ』　（井上　優，研究社，2002年）　［ 図 ］
  
• 『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』　（松岡　弘(監修)，スリーエーネットワーク，2000年）　［ 図 ］
  
• 『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』　（白川博之(監修)，スリーエーネットワーク，2001年）　［ 図 ］
  

○ 日本語の文字・表記 ○

　日本語の表記

• 『新しい国語表記ハンドブック（第5版）』　（三省堂編修所，三省堂，2005年，￥588）　［ 図 ］
  
• 『ことばの表記の教科書』　（佐竹秀雄・佐竹久仁子，ベレ出版，2005年，￥1,365）　［ 図 ］
  
• 『横書き登場 − 日本語表記の近代』（岩波新書 863）　（屋名池誠，岩波書店，2003年，￥777）　［新書マップ］　［ 図 ］
  

　漢字

• 『漢字伝来』（岩波新書 1031）　（大島正二，岩波書店，2006年，￥777）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『日本の漢字』（岩波新書 991）　（笹原宏之，岩波書店，2006年，￥777）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『人名用漢字の戦後史』（岩波新書 957）　（円満字二郎，岩波書店，2005年，￥777）　［新書マップ］　［ 図 ］
  
• 『訓読みのはなし − 漢字文化圏の中の日本語』（光文社新書 352）　（笹原宏之，光文社，2008年，￥861）　［新書マップ］
  
• 『漢和辞典に訊け！』（ちくま新書 756）　（円満字二郎，筑摩書房，2008年，￥756）　［新書マップ］
  

　仮名

• 『かなづかい入門 − 歴史的仮名遣 vs 現代仮名遣』（平凡社新書 426）　（白石良夫，平凡社，2008年，￥777）　［新書マップ］
  

　世界の文字

• 『ハングルの誕生 − 音から文字を創る』（平凡社新書 523）　（野間秀樹，平凡社，2010年，￥1,029）　［新書マップ］
  

　（さらに図書館で）

• 『国語政策の戦後史』　（野村敏夫，大修館書店，2006年）　［ 図 ］
  

　（さらにインターネットで）

• 好奇字展 − 漢字と東アジアの文字周遊　（東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所）
  
• 「漢字テストのふしぎ」　（TVF 2007（第29回東京ビデオフェスティバル）大賞作品）　（JVCケンウッド）
  

○ 日本語の運用 ○

• 『コミュニケーションの日本語』（岩波ジュニア新書 490）　（森山卓郎，岩波書店，2004年，￥777）　［新書マップ］
  
• 『敬語』（講談社学術文庫 1268）　（菊地康人，講談社，1997年，￥1,470）　［ 図 ］
  
• 『ちびまる子ちゃんの敬語教室』　（関根健一，集英社，2007年，￥893）
  

　（さらにインターネットで）

• 敬語おもしろ相談室　（文化庁）
  
• 文化審議会答申「敬語の指針」（2007年2月）　（文化庁）