慶田研究室ニュース

【日本文化人類学】「人骨問題を考える連続学習会@京都大学」開催のお知らせ

日本文化人類学会経由でのお知らせです。
詳細は以下の通りです。(今林)

【人骨問題を考える連続学習会@京都大学】
 
日本文化人類学会会員のみなさま
「人骨問題を考える連続学習会@京都大学」を下記のとおり開催します。
関心をお持ちの方々はぜひご参加ください。
 
松田素二(京都大学教員)
板垣竜太(同志社大学教員)
 
◎人骨問題を考える連続学習会@京都大学
 
【趣旨説明】
戦前、京都帝国大学の人類学者が沖縄県今帰仁村の有力者の墓から遺骨を持ち去りました。2018年12月、その返還を求めて、松島泰勝龍谷大教授や墓の祭祀継承者らが京都大学を相手取って訴訟をおこしました。そこで一体何が問われているのでしょうか?子孫や地域住民にとって豊かな意味を持っていた「遺骨」は、どのような経 緯で冷たい収蔵室の「人骨コレクション」となったのでしょうか?
人骨が「収集」されたのは沖縄だけではありません。その地域はどのような広がりと特徴を持ち、各地でどのような問題を引き起こしてきたのでしょうか?欧米諸国では、人骨問題についてどのような対応がなされているのでしょうか?
事実関係を学び、認識を共有しながら、一連の事態が持つ問題の在処と射程を考え、議論する場をつくりたいと思います。たくさんの方のご来場をお待ちしています。
 
【第1回公開学習会のご案内】
タイトル:
琉球併合140年の今、学知の植民地主義を問う―琉球人遺骨は誰のものか
講師:松島泰勝(龍谷大学教授)
日時:5月9日(木)18:30-20:30
場所:京都大学文学部校舎2階第3 講義室
応答:松田素二(京都大学教授)
   冨山一郎(同志社大学教授)
司会:駒込武(京都大学教授)
入場無料・事前登録不要
〈報告趣旨〉
1879年に日本政府が琉球国を暴力的に消滅させて今年は140年目となる。その後の植民地支配下において琉球人遺骨が京都帝国大学の金関丈夫助教授によって奪われた。本報告では、2017年初旬より展開された、琉球人の自己決定権に基づく脱植民地化としての遺骨返還運動の社会的、歴史的背景に焦点を当てて、「骨を奪われた」当事者の視点から学知の植民地主義を批判したい。
〈松島泰勝氏プロフィール〉
1963年琉球・石垣島生まれ、南大東島、与那国島、沖縄島那覇で育つ。現在、龍谷大学経済学部教授、琉球民族遺骨返還研究会代表、琉球 民族遺骨返還請求訴訟原告団長。単著として『琉球 奪われた骨―遺骨に刻まれた植民地主義』岩波書店、2018年、編著として『大学による盗骨ー研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨』耕文社、2019年等がある。
 
○第2回学習会
日時:6月13日(木) 19:00-21:00
場所:京都大学文学部校舎(教室未定)
講師:板垣竜太(同志社大学教授)
タイトル(仮題):
収集と権力:京都帝大人類学研究室の「南島」調査
○第3回学習会
日時:7月19日(金) 18:30-20:30
場所:京都大学文学部校舎(教室未定)
講師:永原陽子(京都大学教授)
タイトル(仮題):
略奪と返還:ドイツ=アフリカ間の場合
※第2回・第3回の会場は未定です。最新の情報についてはWEBページをご確認ください。
主催:「人骨問題を考える連続学習会@京都大学」実行委員会(板垣竜太・駒込武・冨山一郎・松田素二)
 
E-mail: honetori★gmail.com(メール送信時には★を@に変換してお送りください。)
Web: https://honetori.exblog.jp/
Tel & Fax:075-753-3034(京都大学駒込研究室)
(協賛:自由と平和のための京大有志の会)

 

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