この本に関わった教員
西槇 偉
Isamu NISHIMAKI
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比較文学論集 日本・中国・ロシア
金原理先生と清水孝純先生を偲んで
ひとこと紹介
九州で活躍した二人の比較文学者——金原理と清水孝純の両先生を記念して編まれた本書は、お二人の専門分野に関わる後進による「論考篇」と、お二人の人となりを偲ぶ「随想篇」、そしてお二人の著作目録からなる「資料篇」の三部構成となっております。
金原先生は和漢比較文学の大家で、1982年に文学部で比較文学研究室を創設されました。清水先生は九州大学などで比較文学を講じられ、ロシア文学・比較文学の碩学でいらっしゃいました。
中国古典と日本、朝鮮の関わり、日本近現代文学と植民地、翻訳の問題、日本文学とフランス、ロシアなどについての論文をじっくり読むのもいいし、お二人の先生を偲ぶ随想から九州に根付いた比較文学を感じてみるのもいいと思います。
主要目次
- 〔論考篇〕
- 芥川龍之介「桃太郎」の〈南〉表象(藤原まみ)
- 憂国の夢——夏目漱石『夢十夜』「第七夜」を中国語訳から読む(西槇偉)
- 『先哲叢談』等に見える朝鮮通信使記事について―江戸文人のまなざし(石川泰成)
- 越境する演劇―小山内薫の新劇運動とロシア(溝渕園子)
- 『魔の山』のサタニズムをめぐる一考察——ベルジャーエフを手掛かりに(大谷幸太郎)
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〔随想篇〕
- 比較文学研究の未来に向けて(西成彦)
- 金原先生のおおらかさ(森田直子)
- 二人の恩師(野田康文)
※ 詳細な目次は出版社のページでご確認ください。
