比較文学比較文化ハンドブック

この本に関わった教員

西槇 偉

Isamu NISHIMAKI

教員の情報についてはリンク先の
「researchmap」をご覧ください

比較文学比較文化ハンドブック

著者・編者
今橋映子・井上健(監修・編)
出版社
東京大学出版会
発行年月
2024年8月
ISBN
978-4-13-082047-9
本学所蔵
あり
  • 文学
  • 比較文学

ひとこと紹介

 比較文学はどんな学問なのか。本書はこの問いに答えるものです。

 比較文化をも視野に収め、「国境や言語、ジャンルなど既存のボーダーラインを問う、文学・芸術・文化の研究」(本書)と定義される比較文学は、幅広さを特色とします。それだけに、概説的な入門の良書はなかなか現れませんでした。比較文学の理論や重要概念(88項目)を1つずつ平易な文章で紹介する本書によって、この学問の輪郭が掴めます。

 私は「留学(体験)」を担当しました。留学は文化の変革をもたらすものとして、比較研究のテーマの1つとなっています。

 本書には充実した「読書案内」と「専門研究への道しるべ」があり、特設ウェブページと連動して、学習・授業・専門研究に役立ちます。

主要目次

  • 第Ⅰ部 比較研究の理論、重要概念
    • [歴史・概念]
    • [方法]
    • [翻訳]
    • [ジャンル別比較文学]
    • [比較芸術]
    • [比較文化]
    • [東アジアにおける比較文学比較文化]
  • 第Ⅱ部 比較研究の読書案内——比較文学・比較芸術・比較文化を深く知るために
  • 第Ⅲ部 専門研究への道しるべ

※ 詳細な目次は出版社のページでご確認ください。