
この本に関わった教員
及川 高
Takashi OIKAWA
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現代民俗学入門
身近な風習の秘密を解き明かす
ひとこと紹介
2024年刊行の民俗学の最新の入門書です。民俗学は年中行事や風俗習慣など、私たちの日常的な生活文化を研究する学問です。近代化した今日でもなお、迷信のような習慣が日本社会に根強く残っていることを不思議に思う人は多いのではないかと思います。こうした疑問に対して島村恭則先生(関西学院大学教授)を編者に、主に30~40代の研究者が分担して解説したのが本書です。
この紹介を書いている及川は「ネット怪談とネット美談」「『実話』とネットロア」の2節を寄稿しました。民俗学の入門書にこうしたテーマが載るのは本書が初めてになります。専門知識不要で、現代民俗学の最前線のところまで触れていますので、最初の一冊としてお勧めです。
主要目次
- 民俗学への招待
- 1章 日常のなぜ
- 2章 四季のなぜ
- 3章 人生のなぜ
- 4章 都市伝説のなぜ
- 民俗学を知るための基礎用語
※ 詳細な目次は出版社のページでご確認ください。