氏 名

木下 尚子

KINOSHITA Naoko
職 名 教授
所 属 歴史学科   歴史資料学コース
連絡先 TEL 096-342-2446 | FAX 
Email kinon*gpo.kumamoto-u.ac.jp(*を@に変更して送信してください)
サイト等

専門分野・研究分野

  考古学 南島考古学 貝製品の交易 装身具研究

研究内容

 1.琉球列島の先史時代から琉球王国成立まで歴史を、考古資料をもとにして復元し、その歴史的・文化的意味を探求しています。

 2.日本列島を中心にして、朝鮮半島、中国における貝製品や貝殻の使用と流通を明らかにし、東中国海をめぐる地域の貝交易の意味を追求しています。

 3.貝製腕輪や勾玉など日本文化に固有な装身具を通して、日本の精神文化の特質を研究しています。

主要な業績等

【著書】
  • 『南島貝文化の研究―貝の道の考古学』単著、1996年3月、法政大学出版局
  • 『古代史の論点』第2巻、共著、小学館、1999年
  • 『倭人をとりまく世界―2000年前の多様な暮らし』共著、山川出版社、2000年
  • 『先史琉球の生業と交易』編著、平成11~13年度科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書、2001年
  • 『種子島広田遺跡』、共著、広田遺跡学術調査研究会・鹿児島県歴史資料センター黎明館、2003年
  • 『熊本県歴史叢書2 古代下編 先人の暮らしと世界観』、共著、2003年
  • 『先史琉球の生業と交易2』編著、平成14~17年度科学研究費補助金基盤研究(A) (2)研究成果報告書、熊本大学文学部、2006年
  • 『13~14世紀の琉球と福建 13~14世紀の琉球と福建』編著、平成17~20年度科学研究費補助金基盤研究(A)(2)研究成果報告書、熊本大学文学部、2009年
  • 『ナガラ原東貝塚の研究-5世紀から7世紀前半の沖縄伊江島』編著、平成21~24年度科学研究費補助金基盤研究(A)(2)研究成果報告書、熊本大学文学部、pp.1~390、2013年
【論文】
  • 「弥生時代における南海産貝輪の系譜」『国分直一博士古稀記念論集 日本民族文化とその周辺』新日本教育図書、pp.311~358、1980年
  • 「貝輪と銅釧 付:弥生時代銅釧の出土地名表」『末盧国』、pp.424~445、六興出版、1982年
  • 「南海産貝輪はじまりへの予察」『日本民族・文化の生成』 所収、pp.519~546、1989年、六興出版
  • 「辟邪の貝―しゃこがい考」『比較民俗研究第』6号所収、pp.5~39、1992年、筑波大学比較民俗研究会
  • 「九州縄文時代の装身具」『九州の貝塚―貝塚が語る縄文人の生活―』所収、pp.59~65、1994年、北九州市考古博物館
  • 「鍬形石の誕生」『世界と日本の考古学』所収、pp.145~169、1995年、雄山閣
  • 「古墳時代南島交易考」『考古学雑誌』81巻1号所収、pp.1~81、1996年、日本考古学会
  • 「“白螺貝一口”考―空海請来品の一検討」pp.95~123、1996年、『文学部論叢第』53号史学篇所収、熊本大学文学会
  • 「日本列島の風習的抜歯―東アジアの視点から」『東アジアの文化構造』所収、pp.3~34、1997年、九州大学出版会
  • 日本列島の古代貝文化試論」『日本研究』第18号所収、pp.11~33、1998年、国際日本文化研究センター
  • 「東亜貝珠考」『先史学・考古学論究Ⅲ 白木原和美先生古稀記念献呈論文集』所収、pp.315~354、1999年、竜田考古会
  • 「銭貨からみた琉球列島の交流史」『古代文化―南島考古学研究の現状と課題』第52巻3号、古代学協会、2000年
  • 「開元通宝と夜光貝―7~9世紀の琉・中交易試論―」『琉球・東アジアの人と文化(上巻)』高宮廣衞先生古稀記念論集刊行会、pp.187~219、2000年
  • 「古代朝鮮・琉球交流試論―朝鮮半島における紀元1世紀から7世紀の大型巻貝使用製品の考古学的検討」単著( pp.5~54)、2001年、『青丘学術論集』第18集、財団法人韓国文化研究振興財団
  • 「古代中国からみた琉球列島のタカラガイ」pp.182~191、2002年、『世界に拓く沖縄研究 第4回沖縄研究国際シンポジウム』、第4回沖縄研究国際シンポジウム実行委員会
  • A General View of Shell Exchange System in the Ryukyu Archipelago from 2000BC To Ad1500, Seventeenth Congress The Indo-Pacific Prehistory Association Abstracts, p.112、Academia Sinica, Taipei, TAIWAN, R.P.C.2002.9.
  • 「貝製装身具からみた広田遺跡」『種子島広田遺跡』、鹿児島県立歴史資料センター黎明館、広田遺跡学術調査研究会、pp.329~366、2003年
  • 「従古代中国看琉球列島的宝貝」『四川文物』2003年第1期、2003年、pp.29~34、中国人文社会科学確信期刊
  • hell Trade and Exchange in the Ryukyu Archipelago ,Bulletin of the Iido-Pacific Prehistory Association, vol.23,2003、pp.67-71
  • 「種子島の貝製品・貝文化」『考古資料大観12 貝塚後期文化』小学館、pp.242~249、2004年
  • 「土井ケ浜遺跡と東アジア」『地域文化研究』第20号、梅光学院大学地域文化研究所、pp.1~21、2005年
  • 「貝交易からみた異文化接触―温帯と亜熱帯の接触―」『考古学研究』第52巻第2号、考古学研究会、pp.25~41、2005年
  • 「ヤコウガイ大量出土遺跡の検討―6~8世紀奄美大島の4遺跡を対象に」『文学部論叢』第93号、pp.1~22、熊本大学文学部、2007年
  • Priceless Shell Bracelets and the Chiefs of Northern Kyushu, Japan (c.2,000 years ago),current world archaeology no.29, Vol.3,No.5,2008 June/July, pp.17-18
  • 「アツソデガイの腕輪―弥生時代の小型貝輪考―」『先史学・考古学論究Ⅴ』pp. 337~361、龍田考古会、2010年
  • 「装身具から威信財へ」『弥生時代の考古学4 古墳時代への胎動』同成社、pp.171~189、2011年
  • 「装身具」『日本の考古学6 弥生時代(下)』青木書店、pp.296~315、2011年
  • Marine environment and culture in the Prehistoric Ryūkyūs”『2011 馬祖研究 馬祖列島與海洋環境文化』、福建省連江県政府・中央研究院人文社会科学研究中心考古学研究専題中心、pp.155~160、2011年
  • 「琉球列島における先史文化の形成と人の移動―島嶼間の人文地理的関係に注目して―」『文学部論叢』第103号、熊本大学文学部、pp.13~27、2012年
  • 關於在13世紀後期~16世紀的琉球和台灣之間的貿易預測考察」第一屆臺灣研究世界大會、中華民国中央研究院社會學研究所、pp.1~10、2012年
  •  Relationship between Taiwan, the Ryūkyūs and Fujian during the 10th – 15/16th centuries as seen from trade porcelain,First Circular – 10th EATS conference, Lyon, pp.1~12、2013年
  • 「マガキガイの指輪-弥生時代の貝製指輪」『先史学・考古学論究Ⅵ』龍田考古会、pp.145~156、2014年
  • 土井ケ浜型貝輪の生成と展開」『土井ケ浜遺跡 第1次~第12次発掘調査報告書 第3分冊 特論・総括編』、土井ケ浜遺跡・人類学ミュージアム、下関市文化財調査報告書35、pp.33~44、2014年
  • 「繁根木型貝釧考」木下尚子『考古学雑誌』査読有、第98巻第4号、pp.1-31、2014年
  • 「日本学術会議史学委員会2014年度の提言(報告)」『日本考古学年報67』一般社団法人日本考古学協会、pp.109~128、2016年

社会的貢献・活動等

  • 文化審議会専門委員
  • 国立歴史民俗博物館運営会議委員
  • 鹿児島県文化財保護審議会委員
  • 長崎県文化財保護審議会委員
  • 山口県文化財保護審議会委員
  • 青谷上寺地遺跡発掘調査委員会委員
  • 吉野ヶ里遺跡弥生時代調査指導委員会委員

主要な所属学会

 日本考古学協会 九州考古学会 東南アジア考古学会 日本中国考古学会
 考古学研究会 古代学協会