歩 き 道

(1989/3/7)

詩・曲  大 野 龍 浩


  いつも心に抱いていたんだ きっと幸せが訪れると

  さりげない日々の積み重ねの後に突然

  だからどんなに辛い思いも 一人耐えて生きていたんだ

  信じられるものを求めて 光見つめて

  男は涙なんか見せられないから

  美しい夢を抱くものだから

  出会いと別れの繰り返しにいつか歳を重ねて

  生きることの喜びと悲しみを噛み締めながらも

  過ぎ去った時の重みを振り返るのは止めにして

  ありのままの自分を君に語ろう

 

  人は幸せになる為に生まれて来たんだという言葉が

  何故か哀しげに響いていた頃もあるけど

  君とこうして歩いている並木の風景を思う度に

  つまり幸せというのはこんなものなんだね

  男には愛より大切なものがある

  揺るぎない信念と泣かない誇りと

  ※ いつしか青春を振り返る歳になった自分の

    これまでの人生に思わず照れ笑いしながら

    歳月の重みに堪えて続く想いがあるのならば・・・

    永遠に変わらぬ想いがあるのならば・・・

 

  ※ 繰り返し


「私が作った歌」

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