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徹底的に日本語力を高めよう
――― Q1.学科を決めた『決め手』は?
芥川 :
熊大の文学部に決めた時点で、どういうこと学ぶのかを調べるためにインターネットで調べました。比較文学に興味をもって調べていたら、超域言語コースに属していたんです。そしてさらに調べると超域言語コースが文学科に属していたわけなんです。だから逆算的に、文学科になりましたね。
山崎 :
生活を送っている中で、自分の語彙や文法に足りないものがあるなと感じていました。実際、工学部とかにも興味はあったんですけど、本とかを読んでいたりしたらやっぱり語彙とかのことが気になって…。じゃあ文学科に入って徹底的に日本語力を高めようって思いました。
山下 :
外国語に興味があったというのが1番ですね。文学の観点から外国語を学べるというのは魅力的でした。
静かに物事を考えるのが得意かも
芥川さん
――― Q2.学科ではどんな人が多いですか?
山下 :
控え目っていうのが大まかなイメージですけど、みんながみんなそうではないですよ。
芥川 :
うん、個性的な人が多いかな。わりと静かに物事を考えるのが得意かもしれない。
山崎 :
僕は日本文学研究室なんですが、雰囲気などを考えると繊細な印象ですね。まぁ、周りに女性が多いからなんですけど(笑) 演習やレジュメの内容を見てみると、表現方法が細やかな人たちが多いですね。
みんなで研究して読めるようになるととても達成感がある
――― Q3.大学や学科ならではの面白い授業は?
山下さん
芥川 :
歌詞鑑賞をするっていう授業は面白かったですね。Jポップから海外のものまで、自分の好きな歌詞を選んでくるんです。そして歌詞について発表して意見しあうという形で授業が進んでいく。発表の最後には実際に曲を聴いたりして。こういう点って高校とは違いますよね。
山崎 :
大講堂に座って講義っていうのも大学ならではですが、演習もまた大学独自ですね。自分達でレジュメを作り、みんなに配って、前に立って話をする。先生からのダメ出しだったり、指摘だったりというレスポンスは大学ならではかな。
山下 :
ドイツ文学研究室では今、生徒4人に対して先生4人なんです。だから授業中よく当たるし、訳についてとても指摘されますね(笑)あと、変わったフォントの文献などが出てくると、解読するのにとても苦労するんですが、みんなで研究して、読めるようになるととても達成感がありますよ。
山崎さん
いかに相手にわかりやすく、より簡潔に伝えるか
――― Q4.学科で身についた能力は?
山崎 :
やっぱり自分の語力、日本語力が上がったなと感じますね。日常会話などでも文法や、単語の意味を意識しながら話すようになりました。あと、相手の話し方や文章構造などにも注意がいくように・・・(笑)いかに相手にわかりやすく、より簡潔に伝えるかを常に考えるようになったところが成長した点ですね。
山下 :
自分の置かれている状況や自分がどういう人間なのかというのを、論理的に組み立て説明する能力がついたなと思います。悪く言えば物事を疑ってみるようになったというか(笑)
芥川 : 僕は"読む力"がつくようになりました。書き手がどういう思いを隠したのかを追求したり、あるいは行間を読んだりだとかいう読み方が身につきましたね。あとは人にものを伝えるとか、レジュメを作るとか、自分の思いがどれだけ強くても、思いとか関係なくて、テクニックを身につけるしかないんですよね。面白いと思ったことがどう面白いのかを論理的に説明したり、論旨をつなげたりすることが重要だということに気づくこともできました。
“言葉”に携りたい
――― Q5.将来の夢は?
芥川 : そうですね、広告や出版関係など"言葉"に携りたいかなって考えています。
山下 :
私は教職をとっているので教員ですね。英語で採用を探して頑張っているところです。
山崎 :
文学科にいて、いわゆる理系会社に行けないかというとそうでもないんですよ。総合職としてね、事務方ですけど。そういった点では自由度は高いんですよね。でも文学科を出たからにはテレビや新聞社など"字"に携わる仕事をしたいです。学科で学んできたことを生かせたらベストですね。
山崎さん、山下さん、芥川さん、ありがとうございました。 山崎さん、山下さん、芥川さん
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