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私たちは文学や音楽に感動することがよくあります。そして時としてなぜ自分が感動してしまったのか不思議に思うことがあります。そこが芸術学の入り口です。そうして中にはいると、実に様々な事柄がその作品に関わっていることが見えてきます。その作品を成立せしめている理論、技法、美学、材質、作者の個性、民族性、時代、成立の経緯、そしてそれら全ての基底となる文化や社会、歴史などです。これらを学びかつその他の多くの作品に触れることによって、私たちはなぜ芸術が有史以来絶えることなく存在し続けてきたか、ということの一端を理解することができます。そして現在、芸術は新たに社会還元という方向を取り始めています。人間性が失われつつある現代、芸術の役割はますます重要なものとなるでしょう。
子飼サテライトで
コミュニティ音楽療法の打ち合わせ中
学年
授業内容
授業科目例
1年次
芸術作品や文化現象についての芸術学的考察の諸例を示します。
芸術学概論
2年次
文学、音楽、美術といった芸術の諸相に親しむと同時に、それらについて調査、研究、考察するための基礎理論を学ぶことによって、芸術学の全体像を把握してもらいます。
芸術学概論
、芸術基礎論
・
、人間科学基礎演習、芸術学演習
3・4
年次
芸術の現象や歴史についてのより専門的な知識を身につけると同時に、それらについて実証的に、あるいは理論的に考察するための具体的方法を学んでもらいます。
芸術学特殊講義、芸術学実習、芸術学演習、課題研究
・
卒業論文のテーマ例
三島由紀夫の『金閣寺』における〈美〉の研究/現代の企業文化における色彩の使用/芸術と共同体/コダーイの合唱作品研究/オペラの『ファウスト』におけるメフィストフェレス
木村 博子先生(芸術学)
有史以来芸術が絶えたことがない事実は、人間が本来美や感動を追求する生き物であることを示しています。芸術は人間を癒し、勇気づけ、精神をより高い次元に引き上げます。本教育研究領域では芸術の歴史や基礎理論も学びますが、芸術と人間、および芸術と社会との関係についても研究します。芸術について考えること、あるいは実践することは、自分自身に向き合い他者を理解する良い機会となるでしょう。
舛田 淑恵(4年)
「芸術」 を学ぶことは、その生産者であり受容者であり続けている 「人間」 を学ぶことだと思います。この分野では、知識・理論を学ぶことはもちろん、展覧会などに行ったり演奏会を催したりなど、実際に芸術と触れあう体験を通して、人間や人間社会について考えています。