|
|
 |
他学科とは異なり、コミュニケーション情報学科では、学生の所属(コース)を学科内で細分化しない方針を採っています。言語運用能力や情報・メディア運用能力の両方を高めることが、先進的な役割を担える人材になるためには不可欠だからです。また、コミュニケーションや情報、メディアに関わる多様な分野において自らが設定したテーマを、多様な手法を動員して追求する学習スタイルを採るため、所属(専門分野)は学生の数だけ存在すると言うこともできるからです。
この学科では、可能な限り目標を具体的に定めて教育をおこなっています。英語運用能力については、3年次終了時までに英検準1級・TOEFL(iBT)90点・TOEIC850点に達することを目指しています。かなり高い目標で学生全員が達成できるわけではありませんが、授業以外の特別レッスンを用意するなどやる気の高い学生を支援する体制を整備しています。また、卒業論文のための個人研究では、それを各自の“プロジェクト”と位置づけ、自らがおこなった作業をもとに教員とディスカッションをおこない、その議事録を作成したうえで新たな作業を実施するといったサイクルで、継続的に学習していくことが求められます。 |
|
|
|
学年 |
授業内容 |
授業科目例 |
1年次 |
教養教育を通じて、幅広い視野と複眼的な視座の獲得を目指すほか、コミュニケーションやメディアに関する基礎知識と技能を身につけます。
高次の英語および日本語運用能力を養うための基礎が中心になります。 |
コミュニケーション情報学入門
コミュニケーション論
専門基礎英語
文書作成演習 |
2年次 |
自らの研究テーマを設定するための専門に関する基礎的な内容を学習します。
日本語や英語はもちろん、演習や実習、プレゼンテーションを通じて、自ら情報を編集・加工し、発信することを重視します。 |
情報社会論
メディア論
比較文化コミュニケーション論
国際コミュニケーション論
英会話
英作文
情報技術応用演習
情報処理
文書作成演習 |
3年次 |
学生各自がテーマを設定してプロジェクト型学習をおこないます。
設定したテーマに基づき、例えば、言語や異文化間のコミュニケーションに関する分析、新聞・出版・放送・広告といったマスメディアに関する研究、インターネットなどのITベースのコミュニケーションやビジネス、といった分野における高度な専門知識や技能を身につけます。 |
情報・ビジネス・コミュニケーション論
政策・行政コミュニケーション論
情報メディア倫理
広告コミュニケーション論
英語コミュニケーション論
メディア英語研究
スピーチ・コミュニケーション
メディア論実習
異文化コミュニケーション論実習 |
4年次 |
引き続き各自のテーマにしたがった高度な専門知識や技能を身につけながら、卒業論文の作成に本格的に取り組みます。 |
課題研究
卒業研究
文献購読 |
|
|
|
|
 |
理論だけではなく実践重視型であることが、この学科の授業の特徴です。英語でのスピーチやディスカッション、インターネットを通じた情報発信など、参加・体験型カリキュラムを重視しているほか、社会の一線で活躍するプロフェッショナルを外部講師として招き、まさに今の話題を取りあげた内容での授業を豊富に用意しています。これまで、新聞、放送、通信といったマスコミの方々のほか企画プランナーや経営コンサルタントなど、そうそうたるメンバーに講義をしていただいています。
学生にとっては卒業後が真の“実践”となります。この点ではキャリア教育にも力を入れています。大学は「就職予備校」になる必要はありませんし、またなってはいけないと考えますが、大学で“高等教育”を受けながら、実社会で通用しないと判断されているような状況も放置するべきではない、と私たちは考えます。「先進的な役割を担える」人材である以前に“社会人”として認められなければならないのです。
学科開設からまだ浅いものの、この学科の教育の成果は徐々に現れてきています。学科開設前の専門コースを履修した2学年分と09年度卒業の学生(約70名)の就職状況は好調で、就職率(内定率)は95%を超えています(平成19年11月現在)。就職先はマスコミ、IT関係、流通関係といったメディア、マーケティングに関連した分野が5割となっており、学科の育成目標とも合致しています。 |
 |
学生の就職・内定状況(平成21年3月現在) |
※対象は、本学科の教育内容と同様の専門コースを履修した学生(平成19年3月卒業・平成20年3月卒業)と平成21年3月卒業の学生
|
|
 |
学生個々の興味に応じて、情報・メディア分野と英語コミュニケーション分野のどちらかを重視する科目履修が可能で、それを履修モデルとして用意しています。ただし、両モデルで学ぶ専門領域はそれほど大きく異なるわけではありません。メディア運用能力と英語運用能力をプロフェッショナルに求められる“表裏”のスキルとの考えから、モデルを特別意識せずに、両分野の科目をバランス良く履修することが学生には推奨されています。 特定の専門分野の知識やスキルだけでは現代社会の課題は解決できなくなっており、多様な知識やスキルを自在に編集することが求められます。その基礎としてのメディア運用能力と英語運用能力を身につけるという考えであるため、他学科ほど履修モデルの違いは大きな意味をもたないのです。
|