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【アフリカ学会】アフリカで出版された絵本の展示会

2015.12.03

アフリカ学会経由でのお知らせです。

富山県在住の村田はるせ(アフリカ文学)さんによる、富山市内で開催中の絵本の展示会「アフリカの絵本ってどんなの?」のご案内です。


村田さんがアフリカ児童文学について調べながら、西アフリカの書店や出版社などで集めた40冊の絵本が展示されています。会期中の土・日(11時からと2時半から)には村田さんによる解説と読み聞かせが予定されています。「鮮やかで、不思議で、真剣で、楽しい絵本を見に、どうぞ富山に足を運んでください」とのことです。

会期:2015年11月19日~12月8日 11~17時 水曜は休み
場所:子どもの本の古本屋デフォーの2階ギャラリー「もるげん」
   〒930-0083富山県富山市総曲輪2丁目7−12
連絡先:デフォー  TEL:090-6273-8370  Email:defoe[@]dragon.zaq.jp

 

[以下、村田さんのお言葉]

**************

 

展示されてているのはおもに西アフリカのフランス語公用語圏(とくにコートジボワール、ブルキナファソ、ベナン)で出版された絵本です。
手がけたのはアフリカ人の作者、挿絵画家(
パッチワーク作家も含む)です。
この地域での児童書出版数は1990年代以降にようやく徐々に増
加してきました。
しかし流通している本の大多数はおもにフランスからの輸入本です

展示絵本は、
子どもの身の回りの世界を描いた本が必要だという思いから出版されました。

展示しているのは、
●アフリカの絵本(フランス語ですが)
の発展に貢献してきた作家、絵本作家、挿絵画家のヴェロニク・タジョ(Veronique Tadjo)
ブルキナファソで児童書の出版促進活動にも携わるアンソムウィン・イニャス・イエン(Ansomwin Ignace Hien)
●ベナンで児童書専門出版社を営み、
共同出版によって100冊以上の絵本の出版を実現してきた作家ベアトリス・ラリノン・バド(Beatrice Lalinon Gbado)
など先駆者たちの作品、
●「パーニュ(服地)」のモチーフを説明した写真絵本
●伝承
●命と性に関する絵本
●衛生と感染症について教える絵本
●紛争を取り上げた絵本 などです。

アフリカ大陸は日本から遠く、
固定されたイメージで見られることが多いようです。
展示会場を訪れた方々には、
アフリカとの多様な出会いをしてほしいと願っています。
アフリカを研究の場とされている方々にもご覧いただき、
アフリカの大人たちが子どもにどんな絵本を手渡そうとしているの
かを感じ取っていただければ幸いです。

2015年11月26日(木)
村田はるせ

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