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【観光】観光学術学会第3回研究集会 2016.2.20

2015.11.19

学術大会のお知らせです。

http://jsts.sc/event/symposium/sympo2016/


第3回研究集会は、下記の通り開催いたします。

  • テーマ: 現代社会における聖地とツーリズムの動態―比較の視点から―(仮)
  • 日程: 2016年 2月 20日(土)
  • 場所: 法政大学 市ヶ谷キャンパス・市ヶ谷田町校舎
    最寄り駅:市ヶ谷駅
  • 参加費: 無料

■内容

 
  • 筑波大学人文系 山中弘
    巡礼と市場 ―イアン・リーダーの問題提起を巡って(仮題)

リーダー氏は、日本の四国遍路を中心として世界各地の巡礼を研究しているイギリスの人類学者である。近年、彼は、巡礼の盛衰を考える場合に、経済的市場の問題が決定的な意味を持っていることを明らかにした著作を発表した。この見解を踏まえて、聖地、巡礼、ツーリズムを考える枠組みを考えてみようと思っている。

  • 帝京大学経済学部  安田慎
    セルフィーが生み出すイスラーム巡礼―ハッジにおける空間と時間のバーチャル/リアルをめぐって(仮題)

ハッジ(イスラームの巡礼)における個々の巡礼者によるセルフィー(自撮り)のパフォーマンスによって生み出された、バーチャル空間を通じたリアルな空間の差 異を超えた「時間の共有」に基づく巡礼経験の形成について論じようと考えています。

  • 広島大学大学院国際協力研究科 別所裕介
    巡礼―インフラ―電子網:現代チベットの聖地と辺境市場経済システムの連環(仮題)

現代チベットでは、15年に及ぶ「西部大開発」(現在第二期)の継続により、巨大パワープラントと道路/鉄道網、および3Gのブロードバンド回線が高原全域を広くカバーしつつあります。発表では、こうしたインフラと電子ネットワークに支えられた辺境特有の市場経済システムが伝統的なチベット仏教の聖地の存立に直接的な影響を及ぼす中で、その場を訪れる巡礼者にどのような宗教経験の変容が生じているのかを、最新のフィールド調査の成果に基づいて検討してみたいと思います。

  • 立教大学観光学部 門田岳久
    公共聖地論―沖縄南部聖域における空間管理の技術と〈秩序〉生成をめぐって(仮題)

”聖地としての雰囲気”の維持が多方面から求められている沖縄の聖地、斎場御嶽とその周辺においては、様々な技術が用いられて空間の管理が行われています。聖地としての〈秩序〉を生み出そうとするそれらの技術は、基本的に伝統的な信仰と観光地化との両立を目指すものではありますが、時にある種の排除を生 み出す空間統治術にもなり得ることがあります。発表では、「聖地の公共性」の生成/阻害を同時的に遂行する管理技術について分析します。

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