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【文化人類学会】白山人類学研究会 10/19 2015年度第4回定例研究会のお知らせ/故郷と居住地をつなぐ―在日台湾人社会における媽祖廟建立活動―

2015.10.08
文化人類学会経由でのお知らせです。

 
下記のとおり、「白山人類学研究会」の定例研究会をおこないます。
研究会への事前の参加登録は不要です。皆様のご参加を歓迎いたします。

 

◇日時:10月19日(月)18時15分~

◇場所:東洋大学白山キャンパス8号館3階 8305教室
http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html
 
*研究会終了後、懇親会をおこないます。
 
 
◇発表題目
故郷と居住地をつなぐ―在日台湾人社会における媽祖廟建立活動―
 
◇発表者
鈴木洋平(東京都市大学)
 
 
◇要旨
 2013年に新宿区大久保に開かれた東京媽祖廟では、台湾や中国の人々を中心としながら、広く日本に暮らす人々を対象とした活動が進められている。日本に媽祖廟を作ろうとした試みは、東京媽祖廟が作られる以前より行われてきた。その活動の中心となってきたのが日本媽祖会であった。
 本発表では、日本媽祖会による媽祖信仰普及活動と、日本での媽祖廟建立を目指した活動の推移について、初代会長であるI氏の動きを中心に紹介する。I氏の個人的な経験を活動開始の契機としながらも、廟建立を目指す活動は北港・台湾出身者/台湾在住者/華人系移民/日本人引揚者/廟候補地に関わる各地域住民といった、様々な人々を巻き込みながら展開していった。
 I氏は、日本に暮らす台僑としての自分と、出身地である雲林県北港鎮との結びつきを非常に重視している。媽祖廟建立以外にも、北港に暮らす親族や地域住民とのつながる活動を積極的に進めてきた。自分の故郷である北港・台湾と、自分が暮らす場所としての日本。両者の結びつきを深めることへの意志が、I氏の媽祖廟建立活動推進の背景となっている。
 媽祖廟建立活動は関係者の地域・世代を広げながら、故郷を離れて暮らす人々が、今の居住地である日本にあって故郷と繋がることを可能にする結節点として機能してきた。今後も担い手の変化の中で、彼らの活動は形態を変えながら進んでいくだろう。以上の検討を通し、複数世代にわたって活動する日本台僑研究の可能性を検討したい。
 
※本研究は鈴木洋平(東京都市大学非常勤講師)と前野清太朗(東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程)による
 

++++白山人類学研究会+++++

112-8606 東京都文京区白山5-28-20
東洋大学社会学部松本誠一研究室内
白山人類学研究会
2015年度幹事: 箕曲在弘、鈴木佑記
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