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【文化人類学会】5/29 京都人類学研究会5月例会:贈与のモラル・エージェンシー:北インド巡礼地におけるビクシャー(施し)と女性の美学/ 発表者:濱谷 真理子

2015.05.21
文化人類学会経由でのお知らせです。

 
【日時】
2015年529() 18:00開場 1830開演
 
【会場】
京都大学 総合研究2号館4階会議室(AA447)
懇親会場:AA437(同棟4階 談話室)
地図詳細:校内マップ34番
(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/)
 
【タイトル】
贈与のモラル・エージェンシー:北インド巡礼地におけるビクシャー(施し)と女性の美学
Moral Agency of the Gift:Women’s Aesthetics of bhikā in a Pilgrimage Place, North India
 
【発表者】
濱谷 真理子(日本学術振興会特別研究員PD/京都大学東南アジア研究所)
 
【コメンテーター】
蔵本 龍介(准教授/南山大学人類学研究所)
 
【発表要旨 】
「アティティデーヴォー・バヴァ(客を神とせよ)」と言われるように、インドでは一般に訪れる者を神の顕現として、修行者であろうとみすぼらしい乞食であろうと分け隔てなく食事や金品を施すべきであると考えられている。本発表でとりあげる乞食する女性行者は、実際には施しを受けるにふさわしい「修行者」であるかどうか疑いのまなざしを向けられ、しばしば男性行者よりも劣位の者として扱われる。疑わしい他者である彼女たちは、いかに施しを獲得し、かつ施しにふさわしい受け手になりうるのだろうか。本発表では、北インド・ハリドワール郊外で暮らす女性行者のビクシャー(施し)を乞うための実践を事例として考察する。組織の序列に応じて一定の施しを確保できる男性行者とちがって、女性行者はさまざまなネットワークに依拠してビクシャーを乞う。そして、いかにビクシャーを乞うか−−−情報を集める、手段を確保する、ビクシャーを受け取る、それを他者とやりとりする、それについて語る−−−という一連のプロセスにおけるふるまい方は、女性たちのあいだで修行者としての正統性やモラリティを評価する基準としてはたらく。本発表では特に、御食事会の招待券をめぐって形成される名声と悪評に焦点を当て、ビクシャーを乞うプロセスを通じて女性たちがどのように施しにふさわしい受け手となるのかを議論する。
 
【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*事前の参加予約は必要ありません。どなたでも自由に参加いただけます。
*当日は資料代として200円いただきます。
*講演会後に懇親会を予定しております。
 
【問い合わせ先
京都人類学研究会事務局:kyojinken2015[at]gmail.com
([at]を@に変えて送信してください)
 
京都人類学研究会2015年度運営委員
* 代表:片岡 樹
* 学生幹事:
一戸恒人、角田彩佑里、金澤大、顧平原、久保田和之、向楠、島田有紗、関口慶太郎、高橋歩唯、張詩雋、Te Monyrotha長井優希乃、藤井萌子、彭宇潔山崎暢子、山崎暁、善積実希

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