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【文化人類学会】「白山人類学研究会」​2015年度第2回定​例研究会 民俗学からフォークロア研究へ ―「人びとのヴァナキュラーな創造性」をめぐる問題を中心に /島村恭則

2015.05.28

人類学会経由でのお知らせです。


 

下記のとおり、「白山人類学研究会」の定例研究会をおこないます。
研究会への事前の参加登録は不要です。皆様のご参加を歓迎いたします。
 
日時:2015年6月15日(月)18:10~
場所:東洋大学白山キャンパス8号館3階 8305教室
http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html
 
*研究会終了後、懇親会をおこないます。
 
◇発表大題目
民俗学からフォークロア研究へ 
―「人びとのヴァナキュラーな創造性」をめぐる問題を中心に 
 
◇発表者
島村恭則さん(関西学院大学)
 
◇要旨
 わたしはこれまで、日本列島/南西諸島/朝鮮半島をフィールドに、宮古島の村落祭祀における民間巫者の問題、沖縄における新宗教の生成、韓国の現代伝説、喫茶店モーニング文化、アジールとしての別府と伊東、地方花柳界の盛衰と文化資源化、家船とかき船、在日朝鮮系住民の「生きる方法」、引揚者が生み出した戦後の社会空間と文化、などについて研究してきた。これらは、一見、そのときどきの興味に従った、脈絡がバラバラな研究の群れのように見えるかもしれないが、そうではない。これらの研究には、「人びとのヴァナキュラーな創造性」の追究という一貫した問題意識が存在している。

 ここでヴァナキュラーとは、「オーソリティとは異質の、もしくはオーソリティによるコントロールが困難な(場合によっては不可能な)創造性」をさす。日本でも、イリイチのシャドウ・ワーク論や、建築学における「ヴァナキュラー建築」を通して「ヴァナキュラー」は知られているが、現在、北米のフォークロア研究や文芸批評においては、さらに広い文脈で、社会・文化のあり方を批判的に捉え、再構想してゆく際の鍵概念としてヴァナキュラーがさかんに用いられるところとなっている。

 本報告では、わたし自身のこれまでの調査データを吟味しながら、「人びとのヴァナキュラーな創造性」について検討するとともに、近年、取り組んでいる民俗学の再文脈化=フォークロア研究の構想、について説き及ぶ予定である。


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++++白山人類学研究会+++++
 

112-8606 東京都文京区白山5-28-20
東洋大学社会学部松本誠一研究室内
白山人類学研究会
2015年度幹事: 箕曲在弘、鈴木佑記、間瀬朋子
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