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【社会連携】参加報告/慶田ゼミ社会連携セミナー共催:ニャンたる音楽~ ジャン=クロード・レーベンシュテイン『猫の音楽』をめぐって~

2015.03.16
にゃ~!!!
ニャンたる音楽.pngのサムネイル画像
 
2月27日(金)、ついに慶田ゼミ社会連携セミナー≪ニャンたる音楽~ジャン=クロード・レーベンシュテイン『猫の音楽』をめぐって≫が熊本大学くすの木会館にて行われました!
「ひとまずの話し手」である森元康介氏(東京大学非常勤講師)をお招きし、開催されたこのイベント。ニャンたる音楽とはいったいなんだったのでしょうか?
 
●ニャンたる音楽とは?
森元康介氏はフランス美術史家ジャン=クロード・レーベンシュテイン著『猫の音楽 半音階的幻想曲』(勁草書房 2014年)の日本語翻訳者です。今回は、森元氏によって猫の世界をちょっと覗かせてもらいました。
今わたしたちにとって猫は身近な存在ですが、昔西洋で猫は嫌われ者だったのです。講演は、そんな猫の鳴き声による音楽を聴くことからはじまり、さらに、「猫」という言葉が通じない存在を通して、わたしたちにとって「他文化理解とは何か」を考えさせるものでした。
そして、森元氏の講演後は、庄司祐子氏(詩人)と吉田優子氏(小説家)、そして河合拓始氏(ピアニスト)による猫をめぐる素敵な詩の朗読と鍵盤ハーモニカやカスタネットによる即興音楽のコラボレーション。さいごは河合氏が(当日急遽お願いをして承諾していただきました!)グランドピアノによる「猫の音楽」の演奏によって、素晴らしいフィナーレを飾ってくださいました。
 
IMGP8882.JPG  IMGP8897.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像
(左)庄司氏と森元氏
(右)河合氏「猫の音楽」演奏中
 
●文化人類学研究室学生の声
 
・猫同士の鳴き声から西洋の音楽、音楽を通じて西洋からみた東洋について、さらには異文化理解についてと話は広がっていきました。講演は、言葉を異にするもの同士の関係について考えさせられる大変興味深いものでありました。自分たちの文化のためにつくられたものではない他文化、自文化とは必ずしも協調するものではないにも関わらず、その不協和音に惹かれてしまう。文化人類学を専攻する者としても、今回の講演はとても学ぶべきところが大きかったです。(田口)
 
・不協和ともされる猫の鳴き声で歌われた音楽が印象的でした!「猫」と「人間」、そこにある同一性や他性から、わたしたちは「他者」とわかりあえるのか、またそのわかりあえなさを考えさせられました。また、庄司氏と河合氏による朗読と即興音楽は、会場を非日常的な空間にさせ、私自身とても不思議な感覚に陥りました。猫って面白い...。にゃん(野村)
 
 
イベントには県内外からさまざまな方がお越しくださり、講演内容にもぴったりの多種混同的でちょっぴり不思議な雰囲気が終始流れていました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!
 
(研究室 3年)
 
 
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