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【VAF】 Anthro-film Laboratory 11 ― 10月18日 杉田このみ監督+エラ・プリーセ監督

2013.10.18

VAFの田沼さんよりリマインダです。 本日大阪大学にて上映!

来日中のエラ・プリーゼ監督は山形国際ドキュメンタリー映画祭で「アジア千波万波」に選出され、「コミュニティ・シネマ賞」を受賞されたとのことです。  http://www.yidff.jp/2013/2013.html#award

Anthro-film Laboratory 11
Film screening with directors -- 監督と考える、映画のチカラ --
 
日時:10月18日(金)13:00~16:10
場所:大阪大学(吹田キャンパス)人間科学研究科1階インターナショナル・カフェ
 
※本会は、グローバル人間学実験実習Iの公開授業として行います。参加自由、無料ですが、その点、ご理解ください。
ある人々と深くかかわり合いながら映像を撮ってこられた二人の監督をお呼びして、その作品と試みについてのお話をうかがいます。
 
 
★3限(13:00~14:30)
アートプロジェクト「今日、この島に私がいます」 (30分、日本語)
 
 
本アートプロジェクトの紹介について:
 
「今日、この島に私がいます」とは、映像作家・杉田このみが展開するアートプロジェクト。
ある期間「私」がある「島」に滞在し「やりたいことをやり続けている状態」を作品とする試みである。
来島者とは「出演者」として、カメラで動画や静止画を撮影することや、twitterなどSNSへ出来事を投稿することの承諾書を交わしている。
現在は愛媛県の睦月島で展開。睦月島は、松山市郊外の港からフェリーで30分ほどに位置し、周囲13kmの小島で、人口300人に満たない上に、島民全員が50歳以上という過疎高齢の島である。
 
睦月島には杉田の父の本家がある。家族親戚や友人らと睦月島に2週間ほどここに滞在し、やりたいことを決める。
2013年9月までに4回実施し、出演者は約100人。これまでに海水浴、釣り、コスプレ、花火、鬼ごっこ、合宿、パフォーマンス、ツーリング、丸刈り、肝試し、猫探し、お絵描き、盆踊り…と、100人の「私」たちは島の人々と交流を深めながら、時には遠巻きに眺められながら島を楽しんだ。
 
 
※杉田このみ監督
略歴:映像作家。1979年愛媛県松山市生まれ。
2000年より故郷である愛媛県を舞台にした映画を自主制作する。
代表作に「こぎいでな」(2003年)、「日-hitsuki-月」(2007年)、「ふと木歩という名をおもう」(2008年)など。
2007年武蔵野美術大学大学院博士課程単位取得退学。
現在、一橋大学助手、専修大学非常勤講師など。
 
 
 
★4限(14:40~16:10)
映画 "We Want (U) to Know" (54 min., English subtitle)
(邦題:何があったのか、知りたい(知ってほしい)) 54分、クメール語、英語
 
 
 本作は、カンボジアの人々が、クメール・ルージュ裁判のあいだ、痛ましい記憶とどのように折り合いをつけようとしたかを明るみにする。これは参加型フィルムである。村人たち自身がカメラを持ち、クメール・ルージュの時代に何を経験したのかを記録した。その経験を若い世代と共有することで、生き残った人々は30年の沈黙を破り、現在なすべき挑戦に関して力強く語り始めた。木の下の大きなスクリーンは、立ち向かうための公共空間となり、この映画を超えた希望の標となった。
 
 
※エラ・プリーセ (Ella Pugliese) 監督
略歴:1974年ローマ生まれ。言語学学士、映像人類学にフォーカスした移民研究修士。現在はフリーランスの作家・映像作家としてベルリンに在住。移民に関する事象について、国際研究機関や映像学校、テレビ局と恊働してきた。NGOや小学校、高校などで若者に向けた参加型ワークショップ、大学では自身に関する民族誌(auto-ethnography)や映像制作に関するセミナーを行っている。
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