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【文化人類学会】京都人類学研究会6月例会 その2「バナバ人とは誰か―強制移住の記憶と怒りの集合的表出―」6.25

2013.06.17

文化人類学会経由で、京都人類学研究会6月例会(文化人類学講座20周年記念講演会第三回・第四回[全五回])のお知らせです。

京都大学HP: http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news4/2013/130625_3.htm


【タイトル】
「バナバ人とは誰か―強制移住の記憶と怒りの集合的表出―」

kyojinken4.jpg

【発表者】
風間計博氏(京都大学大学院人間・環境学研究科)

【コメンテーター】
西井凉子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【日時】
2013年6月25日(火)18時30分開演(18時開場)

【会場】
京都大学総合研究2号館4階会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
(構内マップの34番)

【発表要旨】
人類学にとって、文化および生物への還元論の超克を目指すことが重要な課題であると、私は考えている。この課題に向き合ううえで、記憶という人間の能力が手掛かりを与えてくれるだろう。ある種の記憶は、多様な装置を通じて人々の間に伝わり、世代を超えて継承される。記憶は静態的な情報ではなく、想起の都度作り変えられる。ときに、昂揚した感情として身体に立ち現れることもある。本発表では、第二次大戦中、強制的に故郷を追われ、現在フィジーに住むバナバ人ディアスポラをとりあげる。数奇な歴史経験を経て今を生きるバナバ人たちが、些細に見える出来事を契機として、怒りに打ち震えたという印象的な事例を紹介する。新たな環境のなかで バナバ人たちは、状況に応じて自らを変化させてきた一方、神話化された歴史的記憶を怒りとともに保持し続けている。

【共催】
科学研究費補助金基盤研究(A)「太平洋島嶼部におけるマイノリティと主流社会の共存に関する人類学的研究」(研究代表者:風間計博)

【備考】
* 京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
* 事前の参加予約は必要ありません。
* どなたでも自由に参加いただけます。
* 当日は資料代として200円いただきます。

【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局

京都人類学研究会2013年度学生幹事
伊村優里 川口博子 川本直美 康陽球 佐野文哉 西島薫 彭宇潔 増木優衣 松隈俊佑 宮木和 森下翔 山本健介 吉田祐貴 吉村美和 米田亮太 

京都人類学研究会2013年度代表
田中雅一

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