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【VAF】 (イベント終了)3月2日フリーディレクター・土江真樹子さん公開講演会

2013.03.06

VAF経由、同志社大学社会学部メディア学研究会よりお知らせでした。既に終了してしまったイベントですが、土江さん作品の紹介の意味でUPしておきます。


 土江さんは「外務省機密漏洩事件」で不当に逮捕起訴され有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉氏を初めてテレビでインタビューされました。一度は闇へ葬り去られてしまった沖縄返還にかかわる日米密約問題を、30年ぶりに表舞台へとあげ、現在へと引き継いでこられたジャーナリストたちの先駆者です。
 講演会はメディア関係に就職を希望されている学生の方だけでなくメディアを受容する側の方々へも意義深い内容となっております。
 また講演会の前に同会場で土江さんのドキュメンタリー『メディアの敗北~沖縄返還を巡る密約と12日間の闘い~』の上映会を行います。是非こちらの上映会もご参加ください。

■日時:2012年3月2日(土)18:00~20:00
上映会は同会場にて17:00から『メディアの敗北~沖縄返還を巡る密約と12日間の闘い~』(55分間)の上映会を行います。
■会場:同志社大学新町キャンパス・臨光館207番教室
【アクセス】交通案内:京都市営地下鉄「今出川」駅から徒歩7分
新町校舎へのアクセス:http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/shinmachi.html
■講師:土江真樹子氏
■主催:同志社大学社会学部メディア学研究会(杉山瑛華会長)
■参加費:無料、直接会場へお越しください。

【土江真樹子(つちえ・まきこ)さん略歴】
  テレビ朝日那覇支局記者。琉球朝日放送開局に伴い、同社の報道部に移籍。2006年からフリーディレクター。沖縄県立博物館・美術館で企画担当を経て、2008年から2011年まで滋賀大学経済学部特任准教授(サービスイノベーションでジャーナリズム、映像制作担当)沖縄国際大学、法政研究所特別研究員。
*主な受賞作品
「あの日を忘れたくて」、「告発」、「メディアの敗北」(琉球朝日放送)
「沖縄返還40年特別企画 米軍は沖縄で枯れ葉剤を使用した!?」(テレビ朝日)など
*著書
共著「ジャーナリズムの条件」岩波書店

『告発~外務省機密漏洩事件から30年今語られる真実~』は民間放送連盟(九州・沖縄)で最優秀賞、全国審査で優秀賞を受賞。『メディアの敗北~沖縄返還を巡る密約と12日間の闘い~』はPROGRESS賞、地方の時代映像祭コンクール
審査委員会推奨、日本ジャーナリスト会議JCJ賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞、ギャラクシー奨励賞を受賞。

第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞(2002年)~受賞者・団体のプロフィール~(敬称略)から;http://www.pcjf.net/8.html
[ ★奨励賞◇琉球朝日放送報道部 土江真樹子
「告発~外務省機密漏洩事件から30年・今語られる真実~」
<企画書>
  1972年5月15日、沖縄はアメリカから施政権が日本に返還された。沖縄の人たちにとっては待ち望んだ「日本への復帰」だった。それから今年で30年。「核抜き・本土並み」と嘔われた返還には核兵器をめぐる密約、基地の自由使用という裏取引、つまり「密約」が存在したことが明らかになった。
  そしてここにもう一つ、殆ど振り向かれず歴史の中に取り残されていった「密約」があった。アメリカ軍が使用した土地などに関わる補償費、4万ドルを日本政府が肩代わりしたという日米政府の秘密合意である。
  この密約が埋もれていった背景には「外務省機密漏洩事件」と呼ばれる事件があった。元毎日新聞記者の西山太吉記者が外務省の事務官から機密文書を入手、事件は2人の男女間スキャンダルへとすり替えられ肝心の密約は追及されずに幕が下りた。
  その西山記者がはじめてテレビカメラの前で思いを語る。まだまだ語れないことは多い。しかし彼が沖縄返還30年にやっと重い沈黙を破る。
  沖縄返還の密約は過去のことではない。現在も沖縄と日米関係を映し出す問題である。歴史に葬り去られようとした西山氏から学ぶことは多い。沖縄返還とは何だったのかを西山氏の30年とともに検証する。(琉球朝日放送報道部 土江真樹子)

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