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【水俣病】3.15 水俣病の最高裁弁論を見届けよう!

2013.02.18

熊本大学水俣病学術資料調査研究推進室よりお知らせです。よろしくお願い致します。

チラシはこちら→ 3.15最高裁弁論.pdf


2013. 3. 15 (金)

水俣病認定義務付け Fさん訴訟13:30~ 溝口訴訟15:30~ 傍聴歓迎

水俣病の最高裁弁論を見届けよう!

水俣病は、57年前の公式確認以来、幾度も「解決」をやり直しながら現在に至っています。国・熊本県は現在、約7万人の未認定被害者を対象に二度目の政治決着を強行していますが、その「特別措置法による救済」からも、少なからずの人々が切り捨てられようとしています。

そのような状況下、最高裁判所は、係属中の<関西訴訟で勝訴しながら熊本県認定審査会では棄却されたFさんの処分取消と認定を求める訴訟>、<水俣で検診未了のまま死亡した母・チエさん棄却処分の取消と認定を求める溝口訴訟>、2件の水俣病認定義務付け訴訟について、口頭弁論を3月15日に開くことを決定しました。

Fさん訴訟は一審(大阪地裁)勝訴を経て控訴審(大阪高裁)で敗訴、溝口訴訟は一審(熊本地裁)患者側敗訴を経て控訴審(福岡高裁)で勝訴と展開は異なりますが、最高裁判所はいったい、いずれも高齢の原告に対し、どんな判決を出そうというのでしょうか。国が患者切捨ての道具としてきた認定基準(1977・昭和52 環境庁策定の「後天性水俣病の判断条件」)について、医学的妥当性・法的正当性の欠落を厳しく断じることこそが最高裁の責務です。

国・環境省や熊本県は、現下の「特措法救済」や10月「水俣水銀条約調印」をもって水俣病の幕引きを図ろうとしていますが、法の趣旨・目的に反した「水俣病判断条件」を改め、これまですべての棄却処分を見直すことなしに未認定問題の解決などあり得ません。

認定基準という水俣病最大の焦点に挑んできた二つの訴訟の正念場です。最高裁における水俣病の弁論は、2004関西訴訟上告審以来のことですが、多数の原告を拍手で法廷に送り出した9年前と異なり、今回は両訴訟とも原告1名と少人数の弁護団です。対峙する被告行政側には、多数の国県官僚と訟務検事らが陣取ります。

ついては、心ある多くの市民皆様が傍聴席をぎっしり埋めることをもって、原告を励まし、被告行政と司法への無言の圧力を形成して下さるよう、お願いします。法曹を目指す学生や研究者の方々、反原発をはじめ課題を共有する運動関係の皆様の傍聴参加も歓迎です。

法廷後、近くの「砂防会館」で報告集会を行ないます。合わせて、皆様のご参加を呼びかけます。

■Fさん訴訟・溝口訴訟 最高裁弁論 (第三小法廷) 傍聴

13:30―14:30 Fさん訴訟弁論 15:30―16:30 溝口訴訟弁論

* 12時40分でFさん訴訟の整理券交付が締切られ、抽選を経て傍聴券交付・入廷となりますので、なるべく正午12時に最高裁南門にお集まり下さい。

* 溝口訴訟の整理券の交付締切は、Fさん弁論終了後の14時40分です。

最高裁(東京都千代田区隼町4―2) 南門へのアクセス

.永田町駅【地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線】4番出口から青山通りを三宅坂交差点(東)方向へ徒歩約5分,2番出口も同程度

半蔵門駅【同 半蔵門線】1番出口から半蔵門駅前通りを国立劇場(南)方向へ徒歩約10分

.国会議事堂前駅 【同 丸ノ内線・千代田線】、赤坂見附駅【丸ノ内線・銀座線】、桜田門駅【有楽町線】からは徒歩約15分

■水俣病Fさん訴訟・溝口訴訟 最高裁弁論報告集会

18:00 開場 18:30~21:00

東京都千代田区平河町2―7―5 砂防会館 3F 会議室「六甲」

砂防会館へのアクセス .永田町駅【地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線】4番出口から徒歩1分 (最高裁から徒歩5分)

  

<傍聴呼びかけ・集会主催>

F氏認定義務付け訴訟弁護団 (代表 弁護士 田中泰雄)

〒530-0047 大阪市北区西天満1-2-5 大阪JAビル13F 大阪法律センター

溝口訴訟弁護団 溝口訴訟上告取下げ実行委員会 (代表 弁護士 山口紀洋)

〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-3-61 吉勝法律事務所 連絡先090-7816-4974(鈴村)

<協力>

東京・水俣病を告発する会 チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム実行委員会

〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21―7 静和ビル1A

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