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【石井美保先生 集中講義】「宗教人類学のフロンティア」2012.12.25-28

2013.01.16

年をまたいでの更新になってしまいましたが、昨年12月、京都大学の石井美保先生をお招きした集中講義が本学にて開講されました。石井先生、寒い時期のご来熊誠にありがとうございました。

講義を受けて: 人類学3年生 I さん
石井先生の研究を中心に、呪術および宗教実践の角度から人類学の手法や理論を学びました。聴講するだけでなく、受講生は5~6人に分かれてグループワークを行い、最終日にグループごとの発表を行いました。また、27日には石井先生と慶田先生のコラボレーションとして、慶田先生の研究紹介や座談会形式のディスカッションが行われ、人類学という学問についての理解を深めました。それとともに、夜には研究室にて懇親会を開催し、先生たちとの交流をより深めました。宗教人類学を通じて人類学の面白さや奥深さを学ぶことができた、充実した4日間でした。石井先生、慶田先生、本当にありがとうございました。


タイトル: 「宗教人類学のフロンティア―モノ、行為、関係性の人類学へ」(科目名:社会人間学特殊講義)
期間: 2012年12月25-28日

シラバス: 
≪授業の目標≫
1.宗教人類学の主要なテーマを学び、その内容を理解する。
2.自分にとって未知の実践や行為を理解するために有効な思考のあり方を身につける。(学習成果3「創造的な知性」の習得を目標とする)
 
≪授業の内容≫
宗教人類学における新旧の重要なテーマについて、その理論的展開を概説し、西アフリカと南インドの事例から、人々の実践のありようを紹介する。以下のそれぞれのテーマを1-2回の授業で取り上げる。

授業スケジュール.xls

1 導入:宗教人類学的フィールドワークへの誘い
2 呪術・儀礼と行為遂行性
3 ものがたり論:卜占と語り、ものがたりと時間
4 憑依論:表象から身体へ
5 トラウマ、儀礼、癒し:「反・語り」の人類学
6 フェティッシュ論
7 呪術の作動をどのように理解するか:エイジェンシーとネクサス
8 境界、差異、「ケガレ」とネットワーク
9 アニミズムとパースペクティヴ性

≪キーワード≫   宗教人類学、呪術、憑依、語り、行為遂行性、ネットワーク、身体

≪参考文献≫  石井美保著『精霊たちのフロンティア』2007年、世界思想社/吉田匡興・石井美保・花渕馨也編『宗教の人類学』2010年、春風社/西井涼子編『時間の人類学』2011年、世界思想社/春日直樹編『現実批判の人類学』2011年、世界思想社。

IMGP7745.JPG   IMGP7744.JPG

① 講義中の石井先生             ②石井&慶田先生によるコラボ

 IMGP7755.JPG    IMGP7768.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像

 ③人類学研究室にて懇親会、2年生も多く参加してくれました  ④懇親会での集合写真

 

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